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2010年5月30日 (日)

至れり尽くせり病院レポート その1

至れり尽くせり病院レポート その1
写真は 平日の朝7時20分頃
まだ外来患者さんも無く、お掃除の人だけが動く静かな正面玄関。
鳥のさえずりのBGMがずっと流れてるの。
いいよ〜♪
各病室にも7時になると鳥のBGMが流れる「皆さん、そろそろおめざめの時刻よ」心地良い朝のひととき。
平日のこんな早くに なぜ正面玄関へ行ったかと言うと…混雑する前に売店へ行きたかったから。
なんと売店は、朝7時半から夜8時までよ!すごいでしょう?!

私の『入院の原点』は二十歳の国立病院。
古い建物で、患者の尊厳なんて無く、それが当たり前だと思ってた。
仕切りカーテンもない4人部屋で体を拭き、着替え、冷たい食事、夕飯は4時半。
ステロイドで食欲増進の私は 夕食後から朝食までの長い長い時間、料理の本を見たり、自分でクッキーの絵を描いたりして空腹を紛らせてたなぁ。
尿瓶を持って廊下を歩き、棚にむきだしの畜尿瓶に入れてくる。
二十歳…花も恥じらう乙女は、そんな事してました。汗
同室だったのは入院のベテランの清水さん58歳。お孫さんがいたから『おばあちゃん』と思ってたけど 今思えば まだまだお若かったね。
もう一人は名前忘れちゃったけど60代。
この二人と私の3人が長期で あと一人は次々に代わった。
二人には、すごく可愛がってもらった。
私の入院生活の基本は、みんな清水さん仕込み。
カーテンも談話室も無いから、友達の面会は全部見えてて、男性が来ると 二人して
「ゆうこちゃん彼氏?」と。
違う男性が来るたびに
「今日のが彼氏?」
『今は彼氏いません。みんなボーイフレンド』宣言をしたっけ。
でもある日 遠方から来てくれた○君が帰ると清水さんが言った。
「ゆうこちゃん、あの子にしや〜。私、あの子一番好きだわ」
…元カレでした。
清水さんは、私の事 よくわかってくれてたんだよね。
もう一人のおばあちゃんは
「ゆうこちゃんが健康だったら、うちのお嫁さんに欲しいけど、私の面倒みてもらわんといかんでねぇ…(病気では駄目って事ね)」
そしてまたある日、私の女友達が帰ると
「あんな娘がいいねぇ、どこの学校?」と身上調査。
何人も友達は来てたのに 初めて目をつけたのがTちゃんと言うのも お目が高い。
そんな二人も もう空の彼方。

懐かしい記憶と共に、悲惨な入院生活環境も蘇る。
時代の流れもあるけど 今は本当に至れり尽くせりのホテルみたい。
花桃の病院自慢レポートは また書きますね。

5月30日 日曜日 【21日目】
S先生の回診。
昨日聞いたステロイドの減らし方を、イマイチ理解できてなかったので確認。8錠期間も含めて4週間で減らす。
って事は私が考えたより1週間少ないわ…。
ただ4錠になってからの事は状況に応じて…でしょうね。

実家の母に顔を見せ、家に必要なものを取りに行く。
ゆうべ、名古屋から「顔見に行っていい?」と駆け付けてくれたTが、近所の自慢のシュークリームとマフィンを買って来てくれた。
「お菓子食べない!」宣言は案外届いてないのね。
みんな、私が甘い物大好きだから、美味しい物食べさせたいと思ってくれるのよね。
外科で入院の時は、喜んで食べてた。入院してる方が珍しいお菓子いっぱい食べられるなぁと思うくらいに。
でも今回は内科、胃潰瘍防止や、自分の縛り(Tが甘味断ちと言った)の意味もあり、食べないようにしてる。
ゆうべのTの差し入れを母と夫に食べさせ、私も一口ずつ貰う。ただし、最初に口をつけるのは私。
だって何か感染すると困るもん(雑菌扱いの夫と母って…)
めちゃくちゃ美味しかったよ〜泣。
今後、良い展開があり、自分を褒めたい時が来たら、お腹いっぱい食べさせてね!
4時間の許可をもらっていったけど3時間で済ませて戻る。
病院に着いた瞬間『ああ、安全地帯に入った!』と安堵する。

荷物を片付けてると 研修医Y先生登場。
なぜ医者になろうと思ったのか…など 色々おしゃべり。
来月からは整形外科の研修で、私とはお別れだけど「また雑談にきます」と爽やかに笑う。
頑張れ☆真面目で美人で一生懸命な新米ドクター!
Iさんが「あんたんとこは、毎日たくさん先生が来てええねぇ」はい、ほんとに。

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