退院の日
今日は鼾おばあちゃんが退院。
しっかりしてて可愛いくて気配りのできるおばあちゃんとのお別れは、ちょっぴり寂しい。
この部屋で…(今までの長い入院の歴史の中でも)たくさんの退院を見送ってきた。
みんな、退院の日を指折り数えて待ってるから、退院が決まると無意識にハイテンションになる。
二泊か三泊の入院で「早く退院できて嬉しいわー!よかったー!」と大騒ぎして退院していった50代後半の人もいたなぁ…。
私は最初の入院の時から『退院が決まると寂しいモード突入』だったから、退院が嬉しくてたまらないという気持ちを味わっていない。
発病前の体に戻り、完治しての退院じゃないしね。
だから…なのか、でも…なのか、自分が退院する時は、実は気を遣う。
数日(数週間・数ヶ月の人もあった)一緒に過ごした人達も退院の目通しがついてれば良いけど、そうじゃない時は「早く退院できるといいですね。お大事に」なんて月並みな無責任な事は言いたくないの。言えないよ。
自分が退院する時は、さりげなくさりげなく…だわ。
でも、この『さりげなく』が、かえって気を遣い過ぎて嫌味に感じるかなぁ。
鼾おばあちゃんは、やはり朝から支度を整えて、午後3時にお迎え来るまで、時間を持て余してた。
明日はAさんの退院。
二人とも、ここ数日はハイテンションだった。元々明るい人達だけど、まだ辛い治療中の目覚まし時計さんは、どんな気持ちだろう…と、また変に気を遣う私。
目覚まし時計さんが、この部屋に来た翌日あたり、退院する人がいた。
目覚まし時計さんのカーテンの向こうから鼻をすする音がして、後で「退院できていいね…」と、呟いたの知ってるし。
でも、目覚まし時計さんも最近は明るくなったし、少しずつ快方に向かってるからね。
8月3日 火曜日 【86日目】
ゆうべ、消灯直前にPL顆粒をのんだ…。
ん〜いつまで薬に頼るのよ。
横になり、頭を動かすと顎が痛むの…。
今のところ、本日はロキソニンもPL顆粒ものんでない。
今夜はのまずに眠れるかな。
鼾おばあちゃんのスペースには、目覚まし時計さんが移動してきた。
今夜からは、頭と足の位置を戻しても良さそうね。
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