« 新ユニフォーム | トップページ | スタートラインに立った »

2011年2月22日 (火)

宮沢賢治の良さを今頃知る

 昨日の朗読教室の題材は「どんぐりと山猫・宮沢賢治」

 この教室に入会して12年。

 何度か宮沢賢治の作品を朗読した。

 そのたびに「こんな作品を私はどうして子供の頃に読まなかったんだろう」と考えた。

 内容に感動するとかじゃないんだ。

 景色の美しさとか、彼独特の世界観が好きなの。

 子供の頃の私に、それらはどう映っただろうか?

 …本当に一つも読んでないのよね。

 おそらく…ぱっと見た感じの土臭さで「読む気にならなかった」んだろうなぁ。

 子供時代の私は洋風の舞踏会とかドレスが出てくるお話が大好きだったから。

 若草物語・小公女・母の曲…。

 そんな頃の私がこれを読んでも やっぱり「田舎の話」としか思わなかったかも。

『山猫のにゃあとした顔』

『栗の木はだまってまた実をばらばらと落としました』

『たくさんの白いきのこが、どってこどってこどってこと、変な楽隊をやっていました』

『よくみると、みんなそれは赤いずぼんをはいたどんぐりで』

『一郎は黄金のどんぐりを見、やまねこは とぼけたかおつきで、遠くをみていました』

 その姿が鮮明に浮かぶし、なんと言っても面白い。

 以前に朗読した【水仙月の四日】は、特に好き!

 雪童子も赤いケットのこどもも、可愛くて切なくて、なんか泣けちゃう。

 子供の頃は読書が好きで、たくさん読んだつもりだったけど、私の知らない名作はまだまだたくさんあるね。

 そういうのに出会えたのも朗読教室のお陰。

 

|

« 新ユニフォーム | トップページ | スタートラインに立った »

おばさんの独り言」カテゴリの記事