自称「通院のベテラン」も電子カルテに苦戦
5月から電子カルテに変わり、私は今月初の診察。
「ひと月近くたったから、職員さん達も少しは慣れたかな~」なんて上から目線で出かけた。
いつものように2階の検査受付へ診察券を出すと
「入口の受付 済まされましたか?」 え? なんですかそれ?
窓口のお姉さんは「電子カルテに移行し、玄関横で診察券を機械に通してから 検査も診察もされる」事を丁寧に説明してくれた。
そして「次回からは、1階の機械に通してからこちらにお越しくださいね。今日は私がやっておきます(にっこり)」
私はてっきり手元のPC操作でお姉さんがやってくれるんだと思ってたら、受付から出て行こうとする様子。
「あ、もしかして1階まで行ってくださるの?」
「はい^^」
「ええ~大丈夫です。私 行きます」
「いいですよ。私行って来ますから」
窓口の人が一人席をはずすと待ってる患者さんにも影響ありそうだもん。車椅子だから気を遣ってくれたんだろうな。
でも滑らかな床を車椅子で疾走(…いえ院内は安全走行)するのは全然苦にならないのよ。
で、お姉さんの厚意を振り切って自分で行ってきた。
なんだかどこもかしこも人がいっぱいよ。
「今週はよその病院で研修中で花桃さんに会いに行けません」と連絡くれたR子先生も 電子カルテ導入のてんやわんやを時々 聞かせてくれる。
診察室の外に番号が表示されるのを見ながら『おぉ~電子カルテ!』と思って、長椅子で待ってると 予約時刻を30分ほど過ぎた頃にW先生が出てらして
「あれ?花桃さん、もしかして受付通してない?」
「通しました」
カウンターのお姉さんにも「花桃さん ちゃんと通してある?」と確認。
他にも予定してる患者さんを探して
「○○さんは?」「あ、△△さん、受付済んでる?」と。
先生が中に戻られた後、私の側に座ってらした上品なおば様が 私にこっそり
「失礼ですけど…さっきの先生って、院長先生ですよね?」
「はい、そうです」と お互いに含み笑いをする。
「そうよねぇ…あんなにマメに動かれる先生ってみえないわよねぇ。普通 偉くなるともっとこんなに(腹を突き出し胸を張って鼻の上に拳をあてる)なるわよ」
「ですよね~^^ ほんとに親しみ易くてありがたいです」
「患者も全然 萎縮してないものねぇ」
診察室で、ここ3週間ほどの体調不良と薬物濫用(プレドニン増量・ロキソニン・睡眠剤・抗アレルギー薬)の報告メモを見せる。
「やっぱりこの季節はいかんか…」
「母の事がストレスになってるかも…これこれしかじか」と手短かに。
「健康な者でも大変だから、そりゃ花桃さんがやったら大変だなぁ」
こういう言葉が私にはすごく効果的♪
今日の検尿は±だったし、血液検査もいい感じ。
さて、会計。
今までと請求書もちょっと違う。
カウンターで受け取って移動し、留守になってた薬局受付の呼び鈴を押した。
すると背後で「花桃さん!花桃さ~ん」と処方箋のお姉さまが呼ぶ。(今日はT嬢はお休み)
『後で行きま~す』と合図して、薬局の人に紙を出すと
「まず会計をなさってくださいね。そして、直接 院外処方箋コーナーへ行くように変わったんですよ」
えええ~~! あ、それでお姉さま達が「そっち行かなくていいのよ」って呼んでくれたんだ。
おまけに会計をすっ飛ばしてたなんて!! これは電子カルテとは無関係。
来月はちゃんとするわよ。「通院のベテラン」の名がすたるもん。
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