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2011年8月23日 (火)

懐かしい場所

 今日は市民会館で水谷修さんの講演(要約筆記付き)がある。

 数年前、一緒に市のサークルで要約筆記ボランティアをしていたJちゃんに 参加メンバーを聞いた。

 Jちゃんは欠席だけれど、同時期に在籍した人ばかりが書くという事を確認。

 市の講演会での要約筆記は準備から大変だったんだよねぇ。

 駐車場が満員で やっと入場できた時は、すでに始まっていた。

 ステージのスクリーンに映る前ロール。

「あ~私がやってた時と同じように、スクリーンを見ながらちゃんと引いてるなぁ^^」

「…ちょっとシートがずれるなぁ」

「あ、ちゃんと直したじゃん!」

 いよいよ水谷修さんの講演の生書き。

 もうね、ステージ真ん中の水谷氏じゃなく、左端のスクリーンしか見てない。

 水谷氏の話は、内容も興味深く、話術も巧みで、ただ聞いてる分には飽きさせない。

 でも…これを要約筆記するとなると別問題。

 言い淀みや溜めや無駄な言葉が無いから、要約しようがない。

 おまけに かなりの早口。

 普通に聞いてるだけなら、心地よく聞きとれるレベルの早口よ。

 でも 要約筆記するには難敵!

 無意識に私も要約しながら聞いてしまう。

 スクリーンを見ながら…そう書くか…ほぉ、なるほど! そう書けばいい…。

 昔 一緒に書いた人達と また一緒にやってるつもりになってしまう。

 そのうちに「もう無理!」ってなる。

 スクリーンから目を離して、水谷氏を見る。

 あ~楽ちん。

 ちょっと楽をして、またスクリーンに戻って、心の中で一緒に要約する。

 膝の上で両手でタイピングして、PC要約筆記もしてみる。

 でもついていけない。

 ふぅ~~~要約筆記者達は頑張ってるなぁ。

 講演終了後、舞台袖の要約筆記者のところへ行った。

「お疲れ様でした~!」

「きゃ~花桃さん!!」

 書いたロールを巻き取り、OHPを片づける。

 この瞬間は、書いた内容の反省をする時間も心の余裕も無かったなぁ…。

 挫折して要約筆記を辞めてから もう6年になる。

 最初の数年は「もう一度やらない?」「戻って来てよ」と言ってくれる人も大勢居た。

 さすがに最近は無くなったなぁ。

 Jちゃんだけは「しつこく まだ諦めてないんだよ」と言ってくれるけど。

 『希にみる名コンビ』だったJちゃんと私。

 性格は対照的だったけれど、それがかえって良かったんだろうな。

 要約筆記をすれば 私には『最強の相棒』だった。

 二人書きの時、阿吽の呼吸で文章を完成させる快感。

 「漢字忘れた!」 ささっと書いてもらえた時の安ど感。

 「こんな振り方(二人書きはメインが続きの文を口で指示し、サブがそれを書いてる間に メインは次の行を書く)じゃ、分かりにくいだろうな」と思いながら指示したのを 私が望む通りに受けてくれた瞬間に大きくなる信頼感。

 サークルの過渡期を共に過ごし、新しいサークルを二人で創って来たと自負している。

 挫折して辞めてしまった私と違って、今もコツコツと努力を続け、要約筆記者として成長し続けるJちゃんと、他のメンバー達。

 私もそこに居たんだなぁ…充実した時間だったなぁ。

 しばし感慨に浸ったけれど、やっぱりもう一度やるのは無理!

 漢字もどんどん忘れてるし、聴力も集中力も落ちてる。

 私よりも年長のNさんやHさんが 一生懸命に書かれてる姿は尊かったです。

 

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