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2011年8月 9日 (火)

ねじ伏せるテクニック♪

 昨日は市役所「声の広報」の録音の日。

 今回の私の担当は「図書館だよりのコーナー」

 うちの班では、一番人気の高いコーナーで、私も ここの担当が一番好き。

 「声の広報」は、市の発行する広報誌を 視覚に障碍のある方たちに向けて音訳するボランティア。

 広報誌の中から記事を選択し、それぞれに割り当てられる。

 書かれた記事を耳で理解できるようにリライトするのも私達の役目。

 例えば…

 【夏のコンサート】

 とき:8月20日(土) 午後1時~3時

 ところ:市民会館

 とあれば

 『8月20日 土曜日 午後1時から3時まで、市民会館において、夏のコンサートが開催されます』と作文するわけ。

 中にはグラフや表を文章にリライトしなければいけない時もあり、それが割り当てられた時は「うへぇ~~」と 気が重くなる。

 その中で、デイジー図書(デジタル録音図書)や点字図書を紹介するのは、原稿がすでにできているので、リライトの必要なし。

 それに加えて、他の記事は アナウンサーのように感情を殺して淡々と読まなければいけないのに対して、本の内容の説明は、多少感情を込められる。

 だから みんなが「図書館便りをやりたい」と言う^^

 私は自分の班の中で、アナウンサーのように読めて、アクセント・イントネーションも正しく、声もいいOさんをお手本にしている。

 そして図書館たよりに関しては「へぇ~面白そうな本だな。読んでみたいな」と思わせるMさんのように読みたい。

 昨日は、先のOさんと組んで、リライトの確認や読みの練習をしたので、アクセントチェックは事前に「厳しくやってください」とお願いした。

(それでも本番に間違えるんだけどね…)

 で、本番の録音ブース。

 ガラス越しの部屋には「図書館たよりのエースMさん」も 次の録音に備えて入ってる。

 リライトしなくてもいいんだけれど、自分で読みやすいように改行した原稿を私は作る。

 おまけにOさんチェックを赤いペンで書き込んである。

「よーし、素敵な図書館たよりにするぞ…」と密かに意気込む。

 前半はまあまあの出来で、Oさんにチェックされてた所も無事にこなした(つもり)。

 不安な時、私はガラス越しに皆の様子をちらっと見る。

 何か問題があると、すぐに皆が顔を見合わせて ざわめくからわかるの。

 その審議で「まずいよね」となると、すぐに録音担当のおじ様がストップをかける。

 こうなると、少し前の句点まで戻って読み直し。録音担当のおじ様にも余計な手間をかける事になる。

 前半の難所を越えてホッとしたせいか、何でも無いところで、ちょっと曖昧な発音をしてしまった。

 ちらっと皆を見る…平然と控え原稿を見ている…大丈夫だ、ねじ伏せちゃえ!

 自分に厳しい人は、こういう時 自らストップかけるんだけどね。

 そして、あとちょっとってところで、ねじ伏せようも無く噛んでしまった。

「あ~~~ん、すみませ~ん!…あ~ ここ長いなぁ~~~」

 前の句点まで戻るとすごく長い文章。

 すると録音担当のおじ様が「繋いでみるから、○○○からでいいよ」と 読点の所を指示してくれた。

「すみませ~~~ん」

 会心の出来ではなかったけれど、一応終えて録音室を出ると、お姉さま方が拍手で迎えてくださる。

「花桃さん、よかったよ~」

「真ん中あたりで、私 ねじ伏せたんですけど…」

「あら、そうだった? 全然 気付かなかったわ」

「ちらっと 皆さんを見たら、普通にしてたから、いっかな~と思って」

『録音中に よくこっちを見る余裕あるわねぇ~』と 変な感心をされ

『ねじ伏せ方を花桃さんに指導してもらわなきゃ』と 変な尊敬をされました。

 月曜日は、このボランティアの後、公文のお手伝いがあるので、私としては かなりハード。

 午前中の原稿チェックや読み合わせを終えて、皆でランチをする。

 その後、それぞれが最後の読みの練習をする中、「ちょっとだけ寝ます」と宣言した私は部屋の隅の椅子にもたれた。

 気づいたら、壁にもたれてずる~っと下がっていた。どんだけ本気で寝てたか…汗。

 こんなマイペースが許される やさしいこの場所は『たまに ちょっと無理して頑張らないといけない時』もあるけれど やっぱり『居心地の良い、私らしく居られるところ』なんだ。

 …でも ちょっと「しまった!」事がある。

  雑談してる中で「この頃、私 表やグラフのリライトが来なくて楽ちん」と 言ってしまった。

「まあ! 花桃さん お得意のリライトなんだから、もったいないじゃない」とお姉さま方。(いや、全然 お得意じゃないし…)

 別の班が私達の録音原稿の割り振りをするんだけど、今回はその班から録音の助っ人として一人 参加してくれてた。

 あ~次の原稿割り振りの時「そう言えば、4組の花桃さんが最近、グラフや表のリライトをしてないって言ってたわよ」ってなりそう…。

 でもね、去年は入院で長期欠席もさせてもらったし、その後、本当に楽ちんなリライトしかしてないからね、それくらいは喜んでやらせてもらわなきゃね!

 と今は謙虚に受け止める覚悟してるけど、いざ そういう原稿が来たら

「げぇ~~~~~ こんな面倒臭いとこ やるの~? ひぃ…」って 絶対に思うね。

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