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2011年10月10日 (月)

劇団四季「ミュージカル・ウィキッド」で泣く

 『誰も知らない、もう一つのオズの物語』

 オズの魔法使いは大好きな物語。

 緑色の肌の少女なんて そこには出てこなかったけどなぁ。

 とにかく劇団四季の舞台は仕掛けがすごい。

 イリュージョンを見てるみたいで、それだけで楽しめる。

 魔法使いの物語なら、さぞやすごい仕掛けを見せてくれるだろうな。

 車椅子で出かけたので、一度席に座ったら、幕間も立たない覚悟。

 開演ぎりぎりでトイレに行って着席する。

 ステージに目を凝らす。

「あそこから何か出てくるかも~」「あれが動くかも~~」

 何一つ見落とすまい!

 

 いつものように、オープニングから度肝を抜かれる。

 そしてどんどん引き込まれる。

 男性アンサンブルの中に槙野(ケルン・元サンフレッチェ広島)を見つける^^

 フィエロは、生田斗真に似てるなぁ。素敵☆

 冴えない女の子だと思ってたエルファバが「悪い魔女」として宣言する一幕のラストは総毛だった。

 この女優さん『アィーダ』の人かも。

 会場が明るくなった瞬間、泣き顔で笑いながら「すごいねぇ~!」と夫に。

 すると前の席でも二人の女性が「すごかったねぇ」「すごいね~」

 ほんと「すごいね」としか言いようがないんだよね。

 そして第二幕。

 愛の場面に また涙。

 よくタモリさんが「ミュージカルは、普通にしゃべれば30秒で済むところを延々と歌うのが嫌」みたいな事を言うよね。

 うん、確かにそう。

 でもね、その歌が上手いと、声がいいと、もっと聞いていたくなるのよ。

 二人のハモリも引き込まれる。

 そして物語はエンディングへと突き進んでいく。

 「オズの魔法使い」に通じる いくつもの秘密が明らかになる。

 ひぇ~~そういう事だったのか~~~~~!!

 ジグソーパズルがどんどん埋まって行くような快感。

 フィナーレには、会場がスタンディングオベーション。こういう時、私は立ちそびれちゃうのよ。ちょっとくらいなら立ってても大丈夫なんだけどね…。

 帰宅して『ラ・アルプ』を引っ張り出す。毎月届く会報誌なんだけど、舞台を見てから読むと さらに面白い。

 こういう舞台を見るといつも思う。

「ミュージカル俳優っていいなぁ!」

 生まれ変わったら私もやってみたい。

 …でも そこそこ才能があったとしても、その後は血のにじむような努力を続けないといけないんだよね。

 それだけ努力してもスポットライトを浴びる主役になれるのは ほんの一握りの人。

 今回のエルファバやグリンダを見てても「やっぱり違うな」って思う。

 正義感が強く真っすぐな故に「悪い魔女」にならざるを得なかったエルファバ。

 ちゃっかりしてるのに憎めない人気者のグリンダ。

 二人ともが魅力的で「良い魔女」「悪い魔女」と 簡単に割り切れない。

 それが狙いのキャスティングだよね。

 もうほんとに「すごい」としか言えない。じわじわと ずっと泣いてたような気がする。

 

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