« イイもの見た~♪ | トップページ | 慣れるものね^^ »

2012年1月30日 (月)

病院友達の快挙☆

 15年前、右股関節の骨切り回転術を受けた名大病院で『楽しい合宿生活』を過ごした仲間の中にKちゃんがいる。

 当時 22歳。(私37歳)

 腕の骨の腫瘍で、足のひ骨を移植する大手術を受けた。たしか48時間かかったと記憶してる。 

 手術室へ向かったきり、ちっとも戻って来ないKちゃんを みんなで心配した。

 個室・面会謝絶を経て、私達の前に再び現れたKちゃんは、壮絶な闘いを物語るようにやつれてはいたけれど、ケロッと笑ってた。

 抗がん剤治療で髪も抜け、黄色いバンダナを巻いてた。

 それが「似合う!」と みんなで笑い合った。

 整形外科なので、それぞれが手術経験者。みんなで傷の見せ合いっこもした。

 Kちゃんの傷が一番豪華だった。

 退院後、髪がのび初めて、ベリーショートが これまたよく似合ってた。

 Kちゃんは、いつもケロッとしてた。

 『病気に負けるもんか!』って風でもなく『こんな大変な思いをしてるのよ~』でもなく、とにかく自然体で笑ってた。

 その後、パティシエになる為に勉強もし、お勤めもし、その矢先「家族の介護の為に仕事を辞めた」と聞いて 神様はどこまでKちゃんに試練を与えるんだろう…と私が歯がみした。

 そのKちゃんが「結婚します」と連絡をくれたのが一昨年。

 写真でしか見てないけれど、素敵な男性と巡り会えたの。

 22歳の頃と全然変わりない笑顔のKちゃんと 誠実そうでかっこいいご主人とのツーショット写真…ちょっと涙出た。

 今年の年賀状には「母になる予定です」と。

 おぉーーーー! ☆

 

 
 そして、昨日「ほんとに怖かったー」と珍しくケロッとしてないKちゃんのメールで 大変なお産だった事を知った。

 添えられた赤ちゃんの写真…それはそれは整ったお顔のハンサムBOY☆

 Kちゃん、よくやったねーーー!

 神様は やっぱりちゃんと見ててくれたんだね。

 「いいお母さん」になるに決まってるKちゃん。

 すごくすごく嬉しいよ♪

 私の病気友達は「幸せ」になってる子が多い。

 ①離婚して再婚して、無事出産した子。

 ②不妊治療の末、妊娠→流産2回。3回目に見事出産。その後は二人目も産んだ。

  「白血病になりました」と連絡があり「えええーーー!」と思ったけど、これも治療がうまくいって、今は仕事も少ししてる不死鳥のような子。

 ③私が紹介された時は『病気に絶望』してたけど、その後 結婚・出産もし、そのお子さんが小学生になったから、保母さんの仕事も再開した子。


 気がつけば、私は「当時よりもしんどい」事になってるかな。

 でも…多分、私も幸せなんだろうな。

 骨頭壊死になって「松葉杖をつきなさい」と言われた時、普通に歩いてる人すべてが輝いて見えた。

見知らぬ人を見てふと「この人と代わりたい」と思った。

 …北野武さんが、交通事故で顔が変わってしまった時の事を振り返って「病室の窓から見知らぬおっさんを見て『こいつと代わりてぇ』と思った」って言ってたのを聞いた時

「あ、こういう事なんだ」って。

 そういう時期を経て、今 私は こんな体でも誰かと代わりたいと思わないのよね。

 身近には健康で仕事もばりばりして、子ども達も優秀で、幸せの見本みたいな友達もたくさんいる。

 でも不思議に その○ちゃんや△ちゃんと代わりたいとは思わない。

 今の自分がいい。

 これが私独自の「幸せの判定基準」かな。

|

« イイもの見た~♪ | トップページ | 慣れるものね^^ »

病気(SLE・骨頭壊死など)」カテゴリの記事