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2012年3月29日 (木)

惚れるわ…

 早乙女太一「GOEMON」~孤高の戦士~良かった☆期待通り!

 今回の席は運よく花道の隣。せり上がりの2列くらい後ろ。

 暗転した時、せり上がりの床が下がってると「何か出てくる…」と凝視。

 母には指をさして注目させる。

 そこから役者さんが上がってくる時の興奮ときたら…^^

 ベテランの役者さんが大勢出てるのは知ってたけど、すぐに解ったのは波乃久里子さんくらい。

 途中でプログラムを購入して、役と役者を確認して、やっと松村雄基さん・堤大二郎さんが認識できた。

 桜木健一さんには気付かずに終わってしまった…汗。

 殺陣のシーンは迫力満点。

 スピーカーが近くにあるので音響もすごい。

 母は肩をすくめ、両手で鼻と口を覆って「…怖い」と照れ笑い。

 案の定 母にはセリフは全然聞こえてなくて、ストーリーは理解できてなさそうだった。

 そして第一部の一幕が終わった時

「早乙女太一は まだ出てないねぇ」と・・・!

 母の中では女形の早乙女太一なんだよね。

 
 

 軽~い感じで大泥棒をやってのける石川五右衛門を 彼らしく魅力的に演じてた。

 でも戦いが始まると さっきまでの軽さはどこへ…。

 殺陣と効果音とセリフのタイミングが一秒でもずれたら怪我もするし、舞台も台無しになる。

 複雑な動きを あのスピードと一糸乱れぬ団体技でこなす。素晴らしい完成度の高さ。

 よく間違えずに動けるなぁ…と 至近距離で見てると なおさら感じる。

 そして2幕の終盤。

「大切なものを守る為に戦う!」などと 臭いセリフの連続なんだけど…私 震え泣き。

 会場のあちこちでも鼻をすする音。

 彼の迫真の演技に感動しちゃうんだよね。

 ただ…「お付き合い宣言」したせいなのか、空席がけっこうあったのが残念。

 以前は若い綺麗なお嬢さんがいっぱい来てたけど、今回は そういう人は少なかったような気がする。

 第一部、母が途中で寝ちゃうんじゃないかと思ったけど、刀がぶつかる音や切る音、その他の大音響だけは母にも聞こえるので、その度に背筋が伸びてた。

 そして母お待ちかねの第二部「舞踊/剣舞・影絵」

 すぐ斜め前のせり上がりから女形姿の太一が上がって来ると、母も乗り出して見る。

 ほんとに手を伸ばせば着物の裾に触れる距離。

 舞台役者さんお得意の「流し眼」は、意識して客の目を見てると知ってるけど

「今 目が合った!」と確信できる程の近さ。

 おまけに母と私は 彼を照らすスポットライトの端っこに すっぽりはまっている(笑

 母はまぶしくて 手をおでこにかざして見てたわ。

 去年は女形で踊る彼を「悲しみをたたえた舞い」と表現した。

 …こんな綺麗な格好で踊るのは本当は好きじゃないの…でも 家には病気の母と幼い弟達がお腹をすかせて待っているの…私が踊ってお金を貰わなきゃ 家族を死なせてしまうの…って感じ。(こういう想像力は あまりに普通で乏しい私)

 今回も そんな風情を楽しみにしてたんだけど、あら不思議。

 今回の太一には「悲しみ」がどこにも無い。

 それどころか「どう?綺麗でしょ?ほら もっと見ていいのよ」って感じに見える。

 一年で成長して座長としての自信をつけたのかしら。

 
 

 そして去年 私が一番感動した「影絵と戦う」演出が 今回もあった。

 去年と同じものでも見たいくらいだったのに、ちゃんと違う趣向。

 これから観る人の為に詳細は書けないけど、まーーーほんとに見事!

 背景が変化する度に口がぽかーん…次の場面に息を飲む時 口が開きっぱなしだった事に気づく。

 会場からも「はぁ~!」「ほおぉ~~」と ため息がもれる。

 ああいう演出は誰が考えるのかなぁ。

 座席の後方でパソコンを操ってたのは若いお嬢さん3人だったように思うけど…。

 影絵と太一の動きだって、少しでもずれたら何の意味も無くなる。

 綿密に計算され、一ミリもずれないように練習したんだよねぇ。

 テレビでちらっとやってくれないかしら。

 早乙女太一に興味の無い人でも「これは生で見てみたい」って思うはず。


 そんなわけで、プログラムのほかにクリアファイルを買ってしまいました(汗

Image424

 どこで使うの…? いや きっと使えない。

 …去年買ったうちわは、どこへしまったんだっけ?

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