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2012年5月

2012年5月30日 (水)

即やる!

 今朝の朝刊に『ステッキ☆かわいく』(愛用の女性 デコって販売)って大きな記事が載った。

 モデルさんみたいに綺麗な写真の女性は、交通事故による大怪我でステッキユーザーになられた楓友子(ふゆこ)さん。

 自分で持ちたいと思える可愛らしいステッキを手作りしたのが評判になり、今はステッキアーティストと呼ぶそうな。

 いくつかのオリジナルステッキの写真もカラーで掲載されてた。

 おぉぉーーーーーー☆

 私としたことが、なんで今までこれに気付かなかったんだろう!

 キーホルダーを付けるくらいしかしてこなかった。

 シールを貼ろうかなと思った事もあったけど「色がはげるしなぁ…」と 実行には至らなかった。

 彼女の作品は、スプレー塗料で色づけしたり、デコパッチなるものを使用したりと かなり凝ってる。

 さて、朝刊を読み終えた私は、早速 作業開始したわよ。洗濯物を干すのも後回し(汗)

 数年前、携帯をデコレーションした時の残りのスワロフスキー風の何か(?)を ちゃぁんととってあったもんね~♪

 手っ取り早く持ち手の側に並べた。

 いくつ残ってるのか、何周できるのか…こういう時の私の「行き当たりばったり度」は 半端ない。

 数えてみればいいのに、それすらしないで、とにかく貼り付けていく。

 老眼鏡の奥で眉間にしわを寄せながら…汗。

 20分くらいかかって、4周貼って2粒残った。ちゃんと数えてやれば、きっちり貼れただろうに。二色の配置も4周目はいい加減。

 どうせ、こんなところ、誰もじっと見ないし、当の私も老眼鏡かけないと よく見えないしネ^^

 以前、デコった携帯を使ってるうちに、スワロフスキー風の何かが何個か、とれてしまったのよね。

 記事にも「ニスを塗る」とあったので、これもお道具箱から探し出す。

 これは それこそ十年以上前に和紙でお正月飾りを作った時に購入したニス。

 よくぞとってあったもんだわ。

 そして これも 昔 お習字で使ってた筆でぬりぬり。

 30分足らずで完成~~~☆

Image495
 ニスの塗り方がいい加減だから、せっかくの輝きがちょっとぼやけたけど、これもまあ、誰もそんなとこ じっと見ないから♪

 うふっふっふ~♪

 たったこれだけだけど、なぁんかいいじゃ~~~ん♪

 あ~こうなるとね、もっと色々やってみたくなるのよ。

 今回はあり合わせの材料でやったけど、手芸品店へ行けば、デコレーション素材はいっぱいあるもんね。

 でも…スプレーを使う技量は無いな(苦笑)

 色違いのステッキを買って、違う素材を また別のデザインで貼り貼りしてみたくなってきた!

 …ステッキは不必要になる予定なんだけどな(笑

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2012年5月29日 (火)

ちょっとずつ…ちょっとずつ…

 退院してから まだ2週間…もう2週間。

 入院グッズは、けっこう早く片付きました。

 動きにくさも、少しずつ慣れて来てる気がする。

 依然、手術前よりも動けないのは変わりないけど、コツがつかめて来てるのもあるし、左足への荷重も少しずつ増えてきてるんだと思う。

 こうして近い将来「あ、ステッキ どこへ置いたっけ?」って 室内でなるんだよね。(希望的観測)

 でも…左足の爪切りは できるんだろうか?

 右足だって ずっと苦労してきた。

 左足は長くなった分、余計に難しい。

 ソックスは、ソックスエイドを使用してはくけれど、脱ぐ時は、新技を編み出した。

 左足を『マイッチングマチコ先生(知ってるかなぁ?)』みたいに、後ろに曲げて、靴下を踵まで下し、そこからは地面に左足をついて、右足でソックスの先っぽを押さえて引っ張る。

 まあ、人様にお見せできる技ではありませんが…笑。

 寿人ゴールのパワーで、日曜の午後にやっつけた和室の隅の荷物達…。

 その後のお片づけで、古着などの袋が3つできて、とりあえずまた「荷物置き場」になってしまってるけど、これは来週の月曜日には居なくなる奴ら。

 この角にスペースができたのは、本当に清々しい。

 昨日は、玄関に置きっぱなしだったブーツを4足 磨いて片づけた。

 これもね、両手が使えれば、玄関で箱に入れて、せめてふた箱くらいは持って部屋へ移動させられるのに、ステッキを持つから使えるのは左手だけ。

 それだと長い箱は持てない。

 よって、ブーツを一足ずつ部屋へ持って行って、そこで箱に入れる。

 4往復よ…玄関から部屋までは およそ800メートルくらい(嘘)

 距離の問題じゃなくて、こんな軽い物を一度に運べないのが じれったい。

 磨くのだって、以前はリビングの床に新聞紙を置いて、その上でやってたけど、今は椅子に座らないといけない。

 何をするにも いちいちひと手間余分にかかる。

 普通にやれる人達、それって素敵だよ~。

 箪笥の上に箱を置くのは夫にお願いしましたけどネ。

 これも以前は、ちゃんと脚立を出して、右足を庇いながらも自分で上って箱を上げたものよ…。

 あぁ…それでも私 頑張ってるじゃん。

 と思う心の片隅に「本当はもっとやれるんじゃないの? 自由に動けないのを免罪符に 怠けてるんじゃないの?」とつぶやく私もおり…。

 小・中学校に、右腕が義手の友達が居ました。

 中学では卓球部で一緒になったけど、彼女は何でも普通にできたから、手助けした事は一度も無かった。

 

 卓球部でもレギュラー選手だった。

 大人になってから、花屋さんで働いてる彼女に再会した。

 綺麗に花束を作ってくれた。

 義手の指先は動かないのに、何の問題も違和感も無かった。

 …私は「今は、手術前よりも動けない」「これができない」「あれもできない」なんて言って 自分を甘やかしてるんだろうな。

 と言いながら「いや、色々工夫して頑張ってるよ!」とも思う。

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2012年5月27日 (日)

寿人☆ありがとう

5月26日(土)

【広島 対 札幌】札幌厚別公園競技場

(スカパー観戦)

soccer3-1 広島勝利shine

soccerゴール 寿人(9年連続二桁達成)shine・山岸・浩司

 

 この日も、左足は膝小僧の外側が神経痛。

 座ってても寝てても痛い。

 よってメモをする気力も無くテレビ観戦。

 寿人の9年連続二桁ゴールにリーチがかかってから、リーグ戦は2試合ゴール無し。

 J1・100ゴールの時「先輩達から生みの苦しみがあると聞いてる」と本人も言ってたし、私も「そうかもね…」と思ってたら、あららら・・・するするっととれちゃった。

 そっかぁ…生みの苦しみは、9年連続二桁ゴールの方だったか…。

 今日もお預けだと、またぐだぐだの早寝になりそうだなぁ…と ネガティブ全開の私。

 試合が始まると、寿人は楽しそうにプレーしてる。

 私が、チャンスらしき場面に つい「寿人寿人寿人~~~」と前のめりになると、隣で夫も「おおぅっ!」と叫ぶ。

 「ふぅ…ダメか」

 ゴールシーンは、不思議に覚えてる。

 ピッチの真ん中あたり(自陣だったかも)で寿人がボールを奪った。

「おぉ、寿人 頑張っとる(こういう時は名古屋弁)」

 次の瞬間、洋次郎とアオちゃんと誰か(直樹?)が ボールを持って猛然と相手ゴールへ向かって行く。

「寿人~ 何しとるの~ 早く行かんと~」

 ゴール前で、直樹(アオちゃん?)から正面の洋次郎に。

「あん、寿人~」

 と、思ったら左からしゅるしゅるしゅる~っと寿人が現れた。

 洋次郎がサラリと左へ出す。

 洋次郎~憎いね~~~~!

 …って、私が『寿人ゴール』以外の事を考えて見てると決めるのよねぇ。

 入った!!

 アウェイだし、サポーター席からは逆のゴールだし「うぉーーーーー!」な歓声が無いし、スタジアムDJの「只今のゴールは~さとーひぃーさぁーとぉー! さと~!ひぃーさぁーとぉー」も無いから

「…入ったんだよね?」

 寿人が駆けだすから やっぱり入ったんだ!

 やったーーーーやったーーーーーやったーーーーー♪

 拳を突き上げてソファーの上でお尻で跳び跳びする。

 『Jリーグ史上初の9年連続二桁ゴール』だよ!

 どうか無失点で勝利して☆

 ギシさんのゴールで勢いがつく。

 まさかの寿人ハットトリックまで やっちゃったりして…むふふ。

 直樹がすごい☆

 サッカー無知な私だけど「直樹すごいなぁ」と何度も思う。

 体は大きくないし、気の強そうな顔もしてないのに、体をぶつける事をいとわない。

 ぶつけられても倒れないし、奪われるとすぐに取り返しに行くし、根性がすわってる。

 見た目のイメージと全然違うよ。

 いい感じで前半を終えて、後半開始もワクワクしてた。

 ところが…失点。

 うぅ~~~~~。

 でも、途中出場の浩司のFKで3点目が決まった!

 浩司~~~~~~~☆

 よかったよーーーーー!

 あんなに頑張り続けた直樹にも決めさせてあげたかったけど、神様はきっと直樹のポイントシールをたくさん貼ってくれてるはず。

 いっぱい溜めた時に、すごいご褒美をくれるよね。

 さて、夜のスポーツニュース、どれ一つとして見逃すものか…と 録画予約までして全チャンネルを見たのに…え~『9年連続二桁ゴール』って、割とさらっと流されるのね。

 今朝の朝刊、日経も地元紙も 広島勝利を数行で書いてあるだけ。

 ちょっと時間をかけて特集記事を書いてくれるのかしらん。

 夫は「情熱大陸が ちょっと前から追ってるかも」と。バカ夫婦でしょ~^^

 得点ランキングのトップに寿人の名前がずっとあるのは嬉しい。そして今日は『10』だもんね。

 去年は、たまに後ろの方に登場するくらいだったもん。「他○名」だった時も。

 今夜の「やべっちFC」に期待するよ~♪

 「ハーイ やべっち」に出してよ。

 ロンドンチャレンジもやらせてよ。(大久保選手の時のように、番外でちらっとお子さんにも蹴らしてね)

 

 ここまで来るのには、相当な努力をしてるんだよね。

 誰だってプロとして活躍する為に、日々の努力をしてるんだろうけど、寿人は その中でも特に努力家。

 私もファンとして「寿人頑張って」だけじゃなく、一緒に頑張らなくちゃ。

 って事で、今日は ずっと見ないふりしてきた片付けをやりました~♪ ずっと気になってた部屋の隅っこが すっきりしたー♪

 ふふふ・・・寿人パワーすごいね。

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2012年5月25日 (金)

「はなちゃんのみそ汁」ぅぅぅ~

 ちょっと前の事、日経新聞の新刊紹介で「はなちゃんのみそ汁」を見つけた。

 表紙の写真に心を惹かれた。

 ちゃんと左の掌に豆腐をのせて、包丁で切ってる女の子。

 ぷっくりした おしゃまな おてて。

 真剣、でもちょっぴり得意気な顔。ちゃぁんと、お母さんから「豆腐は掌にのせて切るのよ」って教わったんだろうな。

 それを嬉しそうな顔で見つめるお父さんらしき人の姿。

 『がんで逝った33歳の母が、5歳の娘に遺したもの…』

 『はな、毎朝のみそ汁つくり、がんばってるよ。天国のママとの約束だからね。』

 帯に書かれたこのフレーズを見た瞬間に もう泣けた。

 記事を赤いサインペンで囲んで 朝食時に読む夫にアピール。

 その数日後、夫は、その本を買って来てくれた。

Image425

 夕飯の支度中だったのに、どうしても見たくてパラパラッとめくった。

『・・・・・・・・・・・・・

はみがき

ぴあの

といれ

ほいくえん

これが、はなのしごと』

 と、目に飛び込んできた。これは泣く。

「はなちゃんのみそ汁~~~。ひぃ~ん、はなちゃんのみそ汁~~~」と 洟をすすりながら、夕飯を作り終えた。

 夕飯後、洗い物を後回しにして読みだした。

 一気に読み終えた。

 ママの闘病中、幼かったはなちゃんの 子どもらしく可愛い言動に 泣き顔で笑う。

 途中からは壮絶な闘病記になっていた。

 そしてママが空へ上って行ってからの、パパとはなちゃんと二人だけの日々。

 時折、大人顔負けの思慮深さを見せるはなちゃん。

『たった六歳の子がお母さん役と娘役を演じています。ひとえにお父さんを喜ばせるためにです』と。

 泣ける。

 泣けるよ。

 パパが『毅然と父親らしく男らしく』してないところも かえっていい。

 時々、情けない姿を晒しながら、ちっちゃなはなちゃんと支え合って生きてるのがいい。

 はなちゃんは「はなは結婚しない。パパと二人でカフェをする」と言ってるって。

 うん、きっと実現する。(結婚はしてネ)

 ママそっくりの笑顔で、パパと二人で音楽カフェを切り盛りしてる姿が想像できる。


 私が言うのもなんだけど…はなちゃん、ずっと素敵な笑顔で居てね。

 パパを幸せにしてあげてね。

 ママも空から見ていてね。

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2012年5月23日 (水)

何よりのお薬♪

 久々のデ○ーズランチ♪

 家にこもってると「足が痛いなぁ」「眠いなぁ…」なのに、楽しいお出掛けだと お化粧もるんるん♪ お気に入りの服を着る。

 やっぱり大好きな人と会ってお喋りするのは、私にとって一番のお薬。

 今日は、以前 一緒に公文のお手伝いをしてたSさんとのランチ。

 一回り年下なんだけど、考え方が似てるとこがあって、話してて心地いい。

 さて、今日の私のメニューは…。

 どうしても石窯ブールははずせない。

 ラザニアに洋風セット(石窯ブールとコーンスープ)をつけた。

 で、テーブルに届いたのがコレ。

Image492

 ひと匙食べた時「あれ? ご飯入ってるなぁ…」とは思った。

 これに石窯ブールって…とも思った。

 三口ほど食べた時、ウエイトレスさんが飛んできて

「すみません。先ほどのドリアでした。お客様のご注文はラザニアでしたね」

 ぎゃー! だからご飯入ってたんだ~。

 もうこれでいいよ…とも思ったんだけど「作り直します」との言葉に甘える事にした。

 …そしたらね、すぐ来た。

 って事は…待たされるのは、こっちのドリアを頼んだ人だ。

 ごめんよ~私が食べる前だったら、このまま交換して終わりだったのに。

 そんなハプニングあり~の、お喋りは尽きず。

 案の定、フリードリンクに突入。

 そして やっぱりデザートも。

 私はすでに決めていた抹茶アイスと白玉のミニパルフェ。

Image494

「私、人の意見を聞くのが好きなんです~最後は自分で決めるけど」と言うSさんに

「私の友達は このアイスとソースを選べるフレンチトーストをよく頼むよ。迷って注文して、テーブルに届いてから、色合いが悪いとか言うんだよ」とおススメした。

「じゃあ、これにしてみます。アイスはチョコにするけど、それに合うソースは どれがいいですか?」

「私は黒蜜がいいな。合うかどうかは分からないけど」と無責任な個人的嗜好。

 そしてチョコアイスと黒蜜のフレンチトーストが届き、色合いはグッドでした♪

 食べて飲んでしゃべって…子ども達の下校に合わせてSさんは帰る予定だったのに、気づいたら3時半。

 実は入院中、面会に来てくれた日も「子ども達が帰って来るまでに帰ります」と言ってて、けっこう長く喋ってた。

 今日 聞いたら「あの日、雨の中、子ども達待ってたんです~。でも花桃先生(一応、公文で『先生』と呼ばれてるので)のとこへ行って来たと言ったら、元気だった? 痛そうだった?って、話が変わって…大丈夫でした~」だって。

 今日もそれで許してくれるかな。

 さて、デ○ーズのメニューにはカロリーも表記されてて、私の本日のランチは、ざっと計算して1300Kカロリー越えてました。

 後悔も反省もしてません。

 おまけに、このタイミングでTから『ストレスが溜まってるので解消のランチや飲み会にご協力を』とメールが来た♪

 またまたデ○ーズロングステイブラックリストに返り咲きね^^

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2012年5月22日 (火)

便利グッズ☆自慢

 股関節の可動域が狭くなってるから、靴下をはく時、膝を引きつける事ができない。

 こんな時のお助けグッズがコレ☆ソックスエイド。

 私が持ってるのは、16年前、初めて骨切り回転術を受けた時、私についてくれた看護学生さんが作ってくれたもの。

 久しぶりの登場です。

 当時はインターネットなんて まだ一般的じゃなかったから、彼女がどうやって調べて作ってくれたのか、今となっては知る由もありませんが…。

 最初の作品は、不要になったレントゲンフィルムに紐をつけたものだった。

 でも それだと足がフィルムにくっつき易くて スムーズに履けない。

 その反省を踏まえて、次は布を貼ってくれた。

 ところが、布を貼った事で、今度は靴下の方が滑ってしまう。

 次のは…足を載せる側は滑る生地、反対側は靴下が引っかかり易いタオル地。

Aide1

 


 

Aide2_4

この三作目が完成品となりました。

 さて、どうやって使うかと言うと…。

Aide3_2

丸めた先っぽに 靴下(今回はパンスト)をはかせる。

Aide4_2

両側の紐を引っ張りながら、筒の中へ足を入れる。

Aide5

そのまま、紐を引っ張って、踵まで通す。

手の届くところまで来たら、ソックスエイドを引きぬく。

 これ、短いソックスで使うと、手を使う事なく履けちゃいます♪

 ネット検索したら、今は手作り用の型紙なんかもあるのね。

 そして、それだけ必要としてる人も居るって事だね。

 

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2012年5月21日 (月)

リフレッシュ~♪

 週末から やたらと寝てた。

 起きてると左足の全体が痛くて何もしたくなくて。

 ちょっと立って家事してると 土ふまずがじんじん痛み出すし。

 布団の中で温まると、神経痛が和らぐ気もするから…もう寝る!!…って現実逃避ね。


 今日は 朗読教室。

 3月の教室で 秋のミニ発表会に向けた朗読劇の台本が配られ、4月の入院中に ダブルキャストで配役も決まった。

 今日は 二ヶ月ぶりの出席。

 初見だけど(家で練習しなさいよ・・・)感情をこめて読む(演じる)のは面白い。

 大きな声を出すのも、特定の人物になりきるのも 普段の生活ではできない事。

 芸達者なお姉さま方が複数みえるので、練習からすでに大笑い。(喜劇なのです)

 今日は私だけ特別ヴァージョンで『立たなくていい』だったけれど、来月はもっと…10月の発表会には、絶対に ちゃんと立って動いて出演するわ!

 いつもは月曜は 午後から公文のお手伝いがあるので、早々に帰ってくるけれど、今日は先生やお姉さま達と一緒にランチ。

 気合いを入れてお洒落して行ったのを褒めてもらえて、まず元気メーターが上昇。

 朗読教室でも、音訳ボランティアでも 60歳以上の人が多く、私はまだ「若手」扱い。

 それなのに、どちらに居る時も私は大事にしてもらってる。

 朗読も人生も先輩であるお姉さま方が「花桃さんは座ってて」と お茶を運んだり、椅子を置いてくれたりする。

 今日は自分で車椅子を下すのが大変だから ちょっと頑張って片松葉で行ったんだけど

「次回は電話くれたら駐車場まで行くから」とまで言ってくれた。

 本当ならお茶の支度だって 私がやるべき事なのにね。

 もしも、私の病気に無関心な人ばかりだったら、私は無理してでもやってると思う。

 …そう、やってやれない事は無いの。(そりゃ、今 舞台上で走れと言われたら無理だけど)

 でも…私は周りの厚意に甘えてる。

 どこまで甘えていいのかな…って 時々思う。


 人にやさしくしてもらうって、とっても幸せだね。

 家にこもってると、ずっと痛い足も、教室に居る間は痛く無かったのよねぇ。

 冷房がきつかったんだけど、隣の席のお姉さまがスカーフを貸してくださったから、膝にかけてたし。(お姉さま、ご自分の冷房避けに持ってらしたのに)

 次回はちゃんと膝かけを持っていくわ。

 そうそう!

 以前、教室の教材にした「永遠の0(ゼロ)」が 岡田准一主演で映画化されるのね。

 あれ朗読した時、泣けたんだわ~。

 映画かドラマにするといいのにと思ってた。

 あれをあのタイミングで教材にした先生、すごいわ。

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2012年5月18日 (金)

にこにこファミリー♪

 昨日は退院後 初の実家参り。

 友達んちへも ちょっと寄る。

 実家へ一ヶ月ぶりに行ってみたら…母の薬が変な事になってるぅ~(泣)

 一包化して、それぞれに日付を書いて戸棚に貼っておく作戦が功を奏していたのに、5月11日(金)が一つだけ残ってる。

 そして母は「ちゃんと毎日飲んでるでしょ」と胸を張る。

 「その最後の一つを飲んだら、もう薬は要らないから」とも。

 はぁ…まただよ。

 「うんうん」といい加減に返事をしておいて、診察券を確認し、S医院へ直行。

 食事に行くつもりだった母は だまし討ちに激怒。

 『先生にお母さんと私の元気な姿を見せるの』と書いて 納得させる。

 待ってる間には『そのブラウスいいね。髪染めたんだね。いいよ!』と いつものファッション褒め褒め作戦。

 これがまだよく効く^^

 …でもね、やっぱり疲れた。心が疲れた。

 

 以前のように「泣いて帰る」程では無かったけど、これからは同居する弟にも頼れるからいいわ…と 自分を納得させながらの帰宅。

 実家の帰りにいつも寄るスーパーでは、片松葉で買い物した。

 車椅子を上げ下しするのが一番負担になると実感したから。

 でもね…ちょっと長く歩くと、両足がだるくてだるくてたまらなくなる。

 何時間も歩いた後みたいに、じんじんと痛くなる。

 なんとかして家にたどり着こう。そしてすぐに寝よう。 

 マンション駐車場でカートに荷物を載せて よろよろと左手で引く。

 あぁ…駐輪場の入り口は自転車がいっぱいで、正面の階段を3段上るしかない…ふぅ…頑張って上るしかないな…と 思い体と心に鞭打って 体勢を整えていると、後ろから

「こんにちは~」「コンニチハ~(×3)」と元気な声。

 振りむくと、ブログに時々登場するYさん親子。

 長男・次男・長女が三人ともおんなじ顔なの。そして普通にしてても「笑ってる顔」なの。

 次男君は 真新しい黄色い帽子とランドセル。

「R君、一年生になったんだねぇ」

「うん」(笑った顔)

 ママが「私が荷物 上げますよ」と。

「ありがとう~! 助かったわ~!」

 カートごと 階段を上げてくれてるうちに、お兄ちゃん二人は重いガラスの扉を両方から開けて押さえててくれる。

「お兄ちゃん達 気が利く~! ありがとうね~!」

 妹も 跳び跳びしてる♪

 ほんと癒されるわ。

 人工関節置換手術をした事を話すと

「それって、はずれやすいんですよね?」と。

 お、知ってるな☆

 さてさて、Yさんは今年、マンションの「町内会担当」

 20日のマンション総会で赤十字の募金を集めると すでにお知らせが配布されてる。

 その日 欠席予定なので「今 払っていい?」

「じゃあ、後で領収書を玄関に入れておきますね」

 その夜、新聞受けに届いた領収書や赤十字シールを入れた可愛い袋には「お大事にしてください」と書かれていました。

 いい人でしょ~~~!

 ご主人は仕事で家を空ける事が多いと聞いてる。

 マンション近くで会うYさんは、いつも3人の子どもたちを連れてる。

 公園で一緒に遊んでるのにも よく会う。

 いいママだなぁ。

 そして3人の子ども達も「荷物上げますよ」と自然に言うお母さんを見て育ってるから、当たり前のように扉を開けて押さえててくれるんだよねぇ。

 顔は普通にしてても「笑ってる」し^^

 重かった体も心も すっかり晴れやかになりました♪

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2012年5月16日 (水)

姫パジャマ

 昨日から すごく眠い。

 どれだけでも眠れちゃう。

 今日は、外出の予定も無くて気分的にのんびり。

 夫を送り出し洗濯を済ませてアヒル寝に突入。

 なんと午後1時半まで!

 これは不自然。眠り病か、入院中のストレスからの惰眠か。

「これじゃいけない」と起きて、アイロンがけにとりかかる。

 夫のYシャツよりも 私のパジャマが重要。

 フリルいっぱいのネグリジェが3枚。まだ動けない時に着たので洗濯は夫がしてくれた。

 一番フリルの多いのは 偶然来てくれた母に頼んだ。

 夫には無理でも 母ならアイロンかけてくれるかも…とのかすかな期待は 見事裏切られた。

 それ以前に「ゆうこに頼まれた洗濯物って これだったかな?」と持って来てくれたのは、実家にあったタオルや母のパジャマ…苦笑。

 『頼まれた洗濯物を持って行かなきゃ』との意識はあっても肝心なパジャマを見つけられなかったので、それに代わる何かを用意したのよね^^

 その日のうちに弟が取りに戻ってくれて届けてくれたけど、残念ながらアイロンはかかってなかった。

 今日は、寿人2ゴールの川崎戦の録画を見ながら、それらにアイロンをかけた。

 夫が干した2枚のネグリジェのヨレヨレ度は想定内。

 ところが母が干したフリフリネグリジェは、予想以上に残念だった…。

 以前の母なら干す段階でフリルを綺麗に広げてくれてたのにな…。

 ちなみにコレ↓ 実は26年前、新婚旅行用に買った物なのです。

Image464

 これを着てたら、別の部屋の年配の女性患者さんが「お姫様みたいね」と言ってくれた。

 術後、痛いから体をよじって車椅子に座り、両ひざを開いて廊下を走ってたら、前方から看護師さんが歩いて来た。

「生意気な態度でしょ~」と私。

「いいよ~^^ 姫のお通りだい! って感じで」と看護師さん。

 2名からの指摘で これは「姫ネグリ」と認定。

 アイロンをかけながら「次に着るのはいつだろう? 何歳までOKなんだろう?」と思いをはせる。


 さてさて、アイロンかけしながら見てる試合の録画…笑。

 だって「サッカー無知のミーハーファン」なので、見たいのは試合の内容じゃなく『寿人の活躍』

 目は手元のアイロンに、耳は解説や歓声を聞く。

 寿人のナイスプレーが耳に入ると、手を止めて、録画を少し戻して見る。

 広島の友達からは「凛々しい寿人」と 夫からも「解説の金田さん絶賛」と聞かされている。

 バー直撃や こぼれ球に反応したものの、相手DF直撃の残念なシュートもあり。

 あれが決まってたらハットトリックだったのになぁ。

 去年「もう寿人のピークは過ぎたのかも…これからは落ちて行くのを見守らなければいけないのかも。これもファンの務めなのよ」なんて悲観的な事を思ったのが嘘みたい。

 まだまだ進化し(すごく努力してるらしい)チームメイトを気遣い、ファン・サポーター・スタッフにも誠意を持って接する寿人…素晴らし過ぎる。

 今季は、次々に記録更新がかかってくる。

 どうか怪我しないように。

 寿人のファンになって良かった…しみじみ。

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2012年5月15日 (火)

初通院は夫付き

 今日は、内科の診察日。

「まだ杖で行くのは心配だから、車椅子で行くわ~。W先生は『ダメだな』とは言わないと思うし」と言ってたけど、昨日から天気予報は雨。

 すると、夫が連れてってくれるって!

 台風だろうが、少々 不調だろうが、私が自分で行くと言ったら 黙って見てる夫なのに珍しい!

 入院中、毎日、仕事を抜けて顔を出してくれてたから、もうこれ以上の迷惑をかけたくない。

 でも今回は すんなりと甘える事にした。

 …そして それは大正解でした。

 病院へ行く前に、入院生活の同志達(1・2号さんと珍獣)に差し入れを買う。

 予定してたケーキ屋さんが11時開店なので、急きょ お寿司を買う事に。

 一番歩く距離の少ないスーパーを予定してたら 夫が「清○屋で車椅子で行けば?」

 そうだね!

 立体駐車場だから濡れずに車椅子に乗れる。もちろん車椅子の上げおろしは夫がしてくれる。

 病院に着いて、車寄せで同じように車椅子を下してもらう。

 差し入れも無事に出来た。 なんとあの部屋は 引っ越した1号さんと退院した私の後は空っぽのまま。

 おまけに2号さんは、今日の午後、別の科へ引っ越しするんだって。今夜は珍獣一匹(いや、一人…)か~~。

 四人部屋に一人って、ちょっと怖いけど 変な解放感もあるのよ。(経験者)

 診察はスムーズに終了。

 R子先生がパソコンで私の動きを把握してて「今日、花桃さんの診察、すごく早く終わりましたね」って、慌てて探しに来てくれた。

 夫と昼食を外でとり「ありがと~」とマンション前で別れる。

 さて、そこから私は一人で市役所へ。

 身障者手帳の手続き。

 地下の駐車場に入れれば濡れないし…ところがね、車椅子を下すのが大変だった~!

 今までは右足を庇いながらも両足で立ってたけど、今は左足に車椅子分の荷重をするのは避けたい。

 それにハッチバック(後ろのトランク?)までは片松葉で歩かないといけない。

 松葉つえを立てかけて、車椅子を下して座り、松葉つえを助手席に戻す。

 あ~ひとつ余計だなぁ。

 右だけで踏ん張って車椅子を下すのも難しい。(今までは左足が頑張ってたから)

 結局、左にも荷重がかかってるんだよね。

 お陰で車椅子に乗ってても 左足全体が痛い。

 車に戻り載せるのも大変。

 なんとか市役所の手続きは終えて「今夜の食材を買う!」と決めてたから、再び清○屋へ。またも車椅子を難儀して下す。

 「きてみて帳(名古屋弁で『来て見てちょう(来てみてちょうだい)』にかけた割引冊子)」があるので、何かいい物あれば買いたいし♪と 欲もあり。

 でも…足がどんどん痛くなってきて 早々に帰宅。

 食材は 普段の半分くらいしか買わなかったけど、カートに載せて、いつもと反対の左側(右手は松葉つえ)で引っ張るのがこれまた難しい。

 傘はさせないから、雨に濡れるのは覚悟の上。

 部屋に戻ったら、買った物を冷蔵庫にも入れずに寝た…苦笑。

 いずれは「あんな日もあったなぁ…私 よく頑張ったじゃん。今はこんなに楽ちんよ」と思い出せる日が来るはず。

 

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2012年5月14日 (月)

帰って来たー☆

 12日、土曜日、たくさんの人の真心に包まれた入院生活を終えました。

 珍獣ちゃんとも ちゃんと笑顔で握手して来ました^^

 一ヶ月は短かった!

 いつもは退院の日、夫の車に乗った途端に「ひぃ~ん」と泣く(楽しい楽しい入院生活であっても)けれど、それも無かった。

 入院前の日常と違和感無く繋がってた。

 さすがに、この日は夫も私を「姫」扱いしてくれる。

 駐車場と部屋を二往復して、夫が荷物を運んでくれた。

 部屋もね、綺麗に掃除機がかけてあった。

 昨日の分の洗濯も済んでた。これは帰って来た私が 洗濯かごを見て「はぁ…」とため息をつくのを回避する為だね。

 ほんとにね、空っぽの洗濯かごを見たらホッとするのよ。

 どっちみち、自分が持って来た物で すぐにいっぱいになるんだけど(私も病院でできる限りの洗濯は済ませて来たよ)

 この日 運んだ大きな荷物は6個。

 「これ使わないから持って帰って」や、退院に向けて先に持って帰ってもらった物などで、和室には大きな紙袋がごろごろ。

 ふぅ…これを片付けていくわけか…。毎度の事だけど、大変だ。

「1週間くらいかけてゆっくりやるわ」と言いながらも 目につくものから片づける。

 その合間に、家の中もちらちらと点検。

 食器棚のガラスのコップのくもりを見て「うふふ…やっぱり私が居ないとこうなのよね」と密かに自己満足。

 流し台も洗面台も なんとなく薄汚れた感じがする。(こういう事は 内心 うふふ…と思うだけで口にはしない)

 でも夫がすごく頑張ってくれてたのが よーくわかる。

 夫のワイシャツ3枚に すでにアイロンがかけられてあった。

 これも退院後の私が すぐにしなくても良いようにとの心遣い。

 驚く事に、私の布団が干してあった! 冬用のシーツも洗って干してある。

 ベランダのアイビーは元気いっぱい。(2010年は枯らした)

 こういう事は いちいち「うわぁ~布団 干してくれたんだ~」「シーツも洗ってくれたんだ~」「アイロンかけてくれてあるんだ~。これで数日は 私 しなくても済むわ~」「アイビー元気じゃ~~ん。水やってくれたんだね~」と 大げさにお礼を言う。

 ただ…残念な事は、去年、医者通いして禁煙に成功した夫が 以前のように吸うようになってました…。ストレスだったんだろうな。

 土・日と過ぎてみて、もっと気付いた事。

 ゴミも分別して、月曜に出せるようにしてあって、私が気付かずに居たら、自分で持って行ってくれた。(普段は、私が「持って行ってね」と言う)

 雑誌や古新聞もすでに廃品回収に出してくれた様子。

 一ヶ月分の「はぁ…溜まってるなぁ」は 何一つ無かった。


 土曜の午後は、スカパーで広島戦を見る。

 『祝退院ゴール・勝利』があったら劇的なのにね…無かったわ。途中で私 数分寝たし。

 目が覚めて、寿人ゴールのチャンスに「打てーー!」と叫んでしまったし。

 あの時、まだ半眠りでいたら決めたかもしれない。

 夕方は美容院へ。入院直前にした白髪染めが限界だったから。用心して車椅子でね。

 夫が送迎してくれて、ついでに食料品を買って、夜は外食。

 土曜の夜は10時には起きてられなくなりました。(入院後遺症)


 日曜のお昼は 昨日買った食材でお昼を作ったよ。

 何をするにも時間が余分にかかる(汗)

 午後は、月に一度のお寺のお参りの日。

 どうせ火曜日には内科の診察で運転するんだから、お寺へ行くのに運転するなら仏様が守ってくれるでしょう! と 自分一人で運転して行った。

 右足の時でさえ、必要に迫られて早い段階で運転したけど、今回は左足だから尚更大丈夫でしょう。

 ただ乗り降りは格段に難しくなってた。

 そしてね…やっぱり仏様の御使いの助けがあるのよ。

 マンションの機械式駐車場は、操作するのにいちいち車を降りないといけない。

 でも仲良くしてるTさんが偶然 来て「降りなくていいよ」と 私に代わって操作してくれた。ありがたく甘えさせてもらった。

 お寺では椅子が満員…と思った瞬間、Eさんがキャスター付き椅子を持って来てくれて「押さえてるから」と。

 そう! 押さえて貰って無いと、今の私では座れないの。

 帰る時も、下に置いた(正確には下に投げた)バッグや松葉つえを拾って渡してくれた。

 「助けて」って言わなくても、誰か彼かが気付いてくれて手を貸してくれる。

 ありがたいことです。


 想定外だった事もある。

 安定した台に掴まって、布団からの寝起きもできると過去の経験から安易に考えてたのに、いざ寝る段になったら「あれ?ここからどうやって横になろう? 左足が内側に入っちゃうよね…」としばし固まって考える。

 同じ手術をした2号さんは、もう好きなように動いてるんだから、考えすぎなければきっとできるんだろうけど、でも私は脱臼が怖い!

 二日間の寝起きで、クッションを股に挟み、ころんと裏返ってから寝起きする技術を編み出した。(人様には見せられない)

 そしてもう一つ驚いた事。

 左右の足の長さの差が 一段と大きくなった。

Image497

 T先生は「左が長くなり過ぎないようにしたからね」とおっしゃったけど、自分の足にこれだけの差があるのは初めて見た。

 ちょっぴり泣きたくなった。鏡でよく見たら、骨盤の位置も右がかなり下がってる。

 靴の中にインソールを入れればいいかな。
 

 そうそう! 期待した体重変化は、人工関節の300グラム分を引けば、1キロは減った。

 でもね、今回は以前のような断固とした「スイーツ断ち」はしなかったのです(苦笑)

 あえて書かなかったけれど、友達が洋菓子をけっこう持って来てくれてて、食べてました~~~! 

 今日は入院前と同じ日常。

 いつものように夫を送り出して洗濯した。(時間はかかる)掃除はしない(笑)

 あちこちに連絡を入れる事もあり、やっぱり一ヶ月の空白は いろんな雑事を作りだすわ。

 

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2012年5月11日 (金)

最後の夜に

 ここで過ごす夜も最後か…と ちょっとだけ思う。いつもの感傷程ではない。

 今日は分刻みで 二人の友達が来てくれたので、一日があっと言う間だった。

 予定通り一ヶ月の入院だった。

 振りかえると、私やっぱりよく頑張った。

 集中治療室から部屋に戻った最初の夜は、外転枕を挟んで上を向いたまま固まって眠る。(毎度の事だけど)

 隣からは鼾と歯ぎしりと叫び声のような寝言のエンドレス。

 動けない、眠れない、逃げようがない。

 眠ってしまえば 朝が来るのも早いのに。

 左足は棒のように動かない。右足をちょっと動かせば 左足に激痛が走る。

 胸が苦しくなって「肺血栓かも!」と ナースコールをしてしまった…不覚。

 一番辛い夜だったな。

 二日目には、食事も少しずつ摂れるようになって「体が回復」してるのを実感。

 それだけで嬉しかったけど、今 思うと、あの時でも十分に辛い状況だった。

 でも術後のしんどさは想定してた事だから、看護師さんにも客観的に「ここが こう痛い」と報告はするけど「痛いよ~」「辛いよ~」と 言う程の事じゃないって思ってた。

 半荷重になり車椅子が許可されても 左足を動かすのが難しい。

 ベッドから車椅子に乗る為に、左足を移動させるのに一苦労。

 右をやった時は、左足に右足をのっけて移動させたっけ。 

 でも右も人工関節の私は、右足を内側に入れられない。(これは今回、そこそこ入れても大丈夫だって事を初めて知った)

 何とかトイレまで行っても、車椅子から便座に移るのがまた大変。

 手摺や車椅子に掴まって、ちょっとずつ体の向きを変えて、やっと便座に座った時は 思わず「はぅ…」と声が出てしまう。

 トイレの外でその声を聞いたら『立派なう○ちさんが出たんだな…』と思うに違いない。

 まだ何もしてないです。

 それでも日に日に、トイレに行くのも上手になってくる。

 昨日出来なかった事ができるようになる。

 実感しやすいから外科はいいね。

 でも坐骨神経痛の出現で、車椅子に座ってても痛い。

 看護師さん達の朝礼(朝の申し送り)が終わるのも待てないで ロキソニンを貰いに行ったのもこの頃。

 痛みと珍獣ちゃんの鼾で眠れぬ夜は続き、眠剤も貰う。

 それが今では、昼間の珍獣ちゃんの咆哮には うんざりさせられるけど、夜の暴れん坊には慣れた^^

 鼾の数を数えながら眠ってしまうようになった。

 毎晩3回の看護師さんの巡回…これも毎度の事ながら、寝たふりをしてやり過ごしてたのが、近頃は本当に知らない。

 薄明かりの中で時計を見て「そろそろ来るな…口開いて寝てるとかっちょわるいぞ」と気を引き締めるんだけど、そこからまた寝入ってしまって、肝心な時には無防備。

 それでも最近までは、消灯が近づくと「ああ、今夜も固まって寝なくちゃいけないんだな…」と気が滅入った。

 今も外転枕を挟み、仰向けで寝るのは変わりない。

 でも左足がかなり動かせるようになったから 最初の事を思えば とっても楽。

 私は一番ひどい時と比べて「今は楽」って思おうとするんだね。

 椅子にただ座ってると、手術した事さえ忘れるほど、以前の状態に近くなった。

 シャワー室で 以前は「絶対に左足はつかない」覚悟だったのが、自然につけるようになってる。

 ここまで来るのに どれだけ頑張ったか。

 手術前「手術はドクターに頑張ってもらって、その後は、私が頑張る。数日乗り超えれば、後は入院パラダイス♪」と思ってた。

 でも予想に反して3日後あたりで「いつまで痛いんだろう? 前やった時 こんなにいつまでも痛かったかな? 今度は右の入れ替えがあるけど、もう嫌だ。やりたくない」って思った。

 人間は忘れるから生きていられるんだよね。

 ここまで来ると「右も仕方ない。その時が来たら頑張るわ」と思えてる。



 今日は最後のリハビリ。

 ステッキでリハビリ室まで行ってみた。

 K先生は「すごいじゃん。今日は良さそうだね」と。

 ふふふ…計測ですからね。

 開くのも曲げるのも合格点。

「ここまで曲げられるとは思わんかった」って。

 ステッキ歩行も「これだけ綺麗に歩ければT先生も褒めてくれるわ」と。

 自分では、まだ外を歩くのは不安なんだけどね。

 それでも明日は退院です。

 応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。


 さて、心残りは1号さん。

 2号さんの退院も近く、私は明日 居なくなる。

 1号さん一人を珍獣ちゃんの餌食に残す事になる。

 朝、看護師さんに「1号さんが一人になったらフォローしてあげて。一番我慢してるのは1号さんだから」と頼んだら、事情を察してくれてて「任せておいて、頻繁に覗くから」と。

 その直後、1号さん本人に「1号さんが部屋を変わる?」と提案してくれた。

 運よく別の部屋の同じ場所が空いてて、師長さんの許可も得られ、すぐに引っ越しと相成った。

 「よかった~」と笑顔の1号さん。

 私もちょっと安心。

 

 数人の看護師さんから「花桃さん、明日 退院ですね。私、明日は休みなんです」「寂しくなります」と声をかけてもらい握手・握手。

 よくしていただきました。

 そして…エレベーターに乗り合わせた若い女性から「いつも可愛らしいパジャマ着てらっしゃいますね」と声をかけられた。

 デイルームなどで数回会う面会や付き添いの人とは顔なじみになるけど、記憶に無い人。

「これ、20年前のなんですよ…ちょっと無理してますか?」

「いいえ、お似合いですよ~!」

 こんな事がすっごく嬉しい。

 やっぱりいい入院だったな。

 さて、今夜と明日、転ばないようにしなきゃね。

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2012年5月10日 (木)

ちゃんと帳尻合わせるなぁ☆

 ゆうべ、携帯コーナーまでステッキで行ってみた。

 もう全荷重なんだから、杖無しで歩いてもいいんだけど、そこは慎重だからね。

 メールを終えて、部屋へ戻る為、廊下を歩いてると、前からR子先生が。

「花桃さんが立ってる姿、初めて見ましたーーー!」

 長い付き合いなのにネ 会うのは、いつも車椅子かベッドだったから。

「ほんとに小柄なんですね~」

 うふふ・・・車椅子に座ってると、大きく見えるのよ。(どうしてか理由は各自考えてね)


 一夜明けて、今日はどうかなぁ~?

 朝食前にステッキで歩いてみたら、お☆いいじゃん。

 今日は、リハビリ室へ片松葉で行った。

 左手にはステッキを持って(笑)

 ただ…ちょっとびっくり。

 手術直前まで使用してたステッキが なんだか長い。違和感がある。

 試しに少し短くしてみたら、ちょうどいい感じになった。

 …って事は、私の身長が縮んだ・・・もっと正確に言えば、足が短くなったって事!

 あ~~ぁ、右が短くなければ、左はもっと長くしてもらえたのになぁ。(左右差を考慮して、左が長くなり過ぎないようにしてくれた)

 168センチの長身、美脚は残念ながら146センチに訂正です。

 それでも、今日のリハビリはいい調子。

 ステッキでリハビリ室を歩行するのも 以前のイメージに近づいてきた。

 高い方の階段も 昨日は体が上げられなかったのに、今日は上がった。

 特別な事してないのに、日に日に力が戻ってきてるのを実感。

 リハビリ開始時には、坐骨神経痛で思うように動かせず、ちょっと進歩したかと思うと、翌日には「今日は痛い~」と 一歩後退。

 でも不思議に焦りは無かった。

 なんとかなるでしょう☆って 変な自信があった。

 普段は 割と悲観的な想像をするのに、ここに関しては妙に楽観的だった。

 明日は、リハビリ室で最後の計測。

 そしてネガティブな私は思う。

「きっと 今日がベストで、明日の計測の時は『あ~昨日の方が調子良かった~』ってなるんだろうな」

 とにかく転倒しないように、慎重に行動します。

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2012年5月 9日 (水)

至福の時☆

 今日は、まめりりと こと ここたんが来てくれる日。

 昨日、ここたんにあげたくて、売店で「ぬりえ」を買ったら、紙製のティアラやブレスレットを作る付録が付いてた。

 ティアラを切り取って糊づけし終わり、ブレスレットにとりかかった時、廊下から まめまめな声が聞こえて来たーーー♪

 「ここた~ん♪」

 早速 紙製のティアラをかぶせて、デイールームへ移動。

 まずは 夢にまで見た ほっぺをむにゅむにゅ。

 おてての甲にできるえくぼも かぁいい~~~!

 私の携帯でツーショットを撮ってもらう。

「膝に抱っこしていい?」

 本人の意思は確認できないけど、ママが「膝にのせても大丈夫ですか?どうぞどうぞ」

 うひぃ~~~ここたんを抱き上げて膝にのせる。

 もうかぁいいかぁいい!!

 ママにブログに載せてもいいか聞いたら顔出しもOKって。

 でも、こういうご時世、可愛いここたんを公開して何かあったら困るから、一部加工。(にやけた私も加工)

Kokotan2

 ピースサインが上手にできるようになったのに、私がここたんを触りたいばかりに、邪魔しちゃいました。

 こちらは、ママの携帯で撮ってくれたもの。

Kokotan1_2

 この時ね…ここたんの左のおてては、私の左手の上に無意識にのせられてたのよ。

 私の神経は、そこに集中♪

 ほんとなら抱きかかえたいんだけど、ここたんの おててがのってる幸福感を選びました。

 だから、右手は無意味にピースサイン…苦笑。

 ここたんは、編み編みの素敵な帽子を被ってたんだけど、紙のティアラをちゃんと着けてくれてます。

「オバアチャントコイクノ」

 うん、早く行きたいんだよね。ごめんね~~。

 うなじも 後ろから見た時のほっぺのふくらみも かぁいいんだ~♪

ママが「ゆうこさんって呼んでごらん。車の中で練習してきたでしょ?」と数回促してくれて、小さな声で「ユウコサン」

 もう跳ぶわよ、私。

 ここたん本人は、私の熱い好意に戸惑っている感じ。

 そりゃそうだ。知らないおばさんに舐めるように見つめられちゃあね。

 快く受け入れてくれたママとおばあちゃん(私とさほど変わらないお歳のはず)に感謝です。

 そしてね、こんな素敵なプレゼントまでいただいてしまいました。

Image490

 すっごい私の好み!

 でも自分用に買うのはもったいない。

 退院したらしまっておかないで使わせていただこう♪

 リトルモンスターエピソードは、相変わらず日々更新されているけれど、半ば苦笑。

 超ハイテンションの一人しゃべりに「へぇ~」「そうなんだ~」「なるほどね~」「そうだよねぇ~」と 一応相槌は打っておく。

 1号さんへの意地悪は ほぼ無くなったしね。

 でも彼女が留守になると1号さんと私は「ほんと疲れるねぇ…」

 そんな入院生活に、神様が下してくれた天使ちゃんのここたんでした。

 なんか まだやわらかい匂いが残ってる感じよ。

 

 

 
 

 

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2012年5月 8日 (火)

泣いた

 それは ふいにやって来た。

 いつものように6時前の、別の階のデイルームで 一人 朝のお祈りをしてた時

「私は幸せだなぁ…」と 急にこみあげてきた。

 入院すると いつも必ず一回は訪れるこの感覚。

 理解ある夫、義母、今回(苦笑)は協力的な弟、穏やかに笑う母、真心いっぱいくれる友達、信頼できる医師、そっと共感してくれる看護師さん…どれか一つが欠けても、今の私の満たされた気持ちは無い。

 幸せだな…ありがたいな…と思ったら泣けてきた。

 骨折して手術までの一週間、牽引されたままの状態で「幸せだな」と泣いた事もあったのに、今回は その時がなかなか来なかった。

 やっと来たーーーーー^^

 今回の入院も 毎日「ありがたいな」って感謝の気持ちはあるんだよ。

 でも泣けてくる事は無かった。

 やっと泣けた。これは私の「入院の儀式」みたいなものね。

 もう一つの儀式は、退院が決まって「あと一週間か…寂しいな」「ここで景色を見るのは、あと6日だけか」「ここからメールするのも あと5日か…」と 毎日切なく残りの日々を惜しむ事。

 …今回はそれは無さそう(笑)

 今日は、T嬢としゃぼん玉をする約束。

 お部屋の3人(珍獣含む)も誘おうかと思ったけど、全員が留守にするのも怖いし、お話が弾んでたから一人で出て来た。

Image485

 T嬢との出会いだって、神様が仕組んでくれたもの。

 月に一度の通院で、処方箋をFAXして貰ってるうちに会話するようになり、外でお茶もした。

 そして2010年「外転神経麻痺」での緊急入院。

 毎日 顔を見せてくれて、私の不安や愚痴を ある時は笑い飛ばしたり、茶化したりしながら、しっかり受け止めてくれた。

 雑用も引き受けてもらったし、院内で顔が効くのを利用して、色々助けてもらった。

 この時の入院で、T嬢との絆は一気に深まった気がする。(その後、双子・姉妹に間違われる事もたびたび)

 今回も、同じようにさり気なく支えてくれてる。

 私が この先、ここで度々入院するのを見越した神様が授けてくれた縁だと思う。

 
 

 家族の理解・友達の真心・医師や看護師さんの思いやり、どれが欠けても 私の「幸せな別荘生活」は成り立たない。

 「来世は健康でナイスバディで産まれてくる」のが私の夢だけれど、その代わり、今ある何かを失うのなら 病気持ちでチビっこでペチャパイでもいいわ。

 うぇ~~~ん。


 閑話休題。

 今日は、ちゃんと二点歩行でリハビリ室へ。

 いつもの「曲げて曲げて曲げて~!はい、力抜く~」ぎゅー!の2回目。

 頭の中が真っ白になる直前に「はい、いいよ~」とK先生。 それに続けて

「こんなに曲がっていいのかな?」と。

「え?そうなの?」と、初めて目を開けて 先生を見ると笑っている。

 今日は3回目もあり、今度はちゃんと目を開けて自分の膝がどこまで来てるか ちゃんと確認しました。

「ほら、こんなに曲がってるでしょう。すごいってー」

「ほんとだ~」

 で、今日は階段の練習もした。

 昨日の遅れは取り戻したかな。

 ついでに「名大で手術した時は、リハビリでうつ伏せになって足を上げるトレーニングもあった」と話したら

「うつ伏せになってみる?」とK先生。

 普通の人は うつ伏せくらいで何?って思うよね。

 手術した足を内側に入れると脱臼するので、開いたままころんと裏返るのは難しいのよ。

 K先生の補助でうつ伏せになってみた。

「おー簡単にできるなぁ」 

あ~久しぶりの感覚で気持ちいい。

「足上がる?」

上げてみたら、ちょっぴりだけど、なんとか上がった。

「お~上がるねぇ」 えへへ^^ 褒められた。

 3分保持して裏返してもらって「自分でうつ伏せになれそうだね。やってみる?」

「え~怖いなぁ…」と言いながら、ちょっとやりかけてみて…やっぱり怖いからやめた。

「やめとこ」とK先生も笑う。

 そして、また別の嬉しい嬉しい話。

 まめりりとのママから 写メ付きメールが届いて「本当は一緒に撮れると良かったんですが」って。

 撮りたかったよ~~~!

 その想いが通じたのか、私の退院前に来てくれるって♪

 おまけに まめりりとは、私の事を「お姉さん」と呼んでるんだって(はい、大笑いするとこ)

 おばあちゃまと近いと思うんですが…。

 あ~~ まめりりとの おまめなお顔を まめまめできる~~♪

 ついでに、私の自慢の入院グッズを もう一つ紹介しておきます。

 ベッドを離れる時、行き先を書いておくホワイトボード♪

Image483

 2010年の緊急入院の時、のりちゃんとヤイちゃんに頼んで買って来てもらった。

 これを見て看護師さんがデイルームまで検温に来てくれたり、R子先生が携帯コーナーまで来てくれたりするのです。

 後ろにあるのが「外転枕」これを両足の間に挟んで寝ます(涙)

 退院後は、クッションがその役割を果たします。入院中に試しておいた方がいいね。

 

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2012年5月 7日 (月)

寿人パワーのはずが…

 昨日の試合開始は3時。

 PCを開いたのは4時近く。

 某巨大掲示板の実況を見ると、もう1スレッド目は終わってて、見られなくなってた。

 そして2スレッド目に「雨が降る前に寿人がゴールしてくれてよかった」との書き込みを発見。

 そっかぁ~もうゴールしてたんだ~^^

 やっぱり私がPCにかじりついて無い方がいいんだなぁ。

 公式サイトの速報も確認。

 2-0になる。

 隣の珍獣ちゃんが どうでもいいような話(彼女の話は長くて回りくどくて、結局何が言いたいのか よくわからない。○先生がこう言って、私がああ言ったら、○先生がこう言ったので、私がこう言って、アハハハハ…って、隣で全部聞こえてる事を復唱する)をしてくるので『そろそろ黙っててね』の牽制のつもりで「今、大好きなチームの試合なのよ」と言ってみた。

「勝ったの?」

「うん、まだ試合中だけど勝ってるの。私の大好きな選手が2ゴールしたの」

「何 対 何?」

「2対0よ」

「よかったねぇ~!」

「いや、これが安心できないのよ…」これは本音!

2-0から逆転負けした記憶だけは鮮明にある。私の中では「何回もあった」

 …そしてやはり!

2-2になった時には、なんだか負けた気分。

ところがね! 今年の広島は違うわよ!

 そこからまた勝ち越し。

 洋次郎のゴールも。直樹のゴールも。(寿人の腰痛か背中痛は、もしかしたら直樹や控えの選手にチャンスを与えたいからじゃないかと勘ぐってしまった^^…ばか親なので)

 早く終わって~~~! なのにアディショナルタイム5分って!

 ところがその5分間に とどめのゴールよ!

 終わってみれば5-2の大量得点。

 もうね、にやけちゃってにやけちゃって。

 寿人の「9年連続二桁ゴール」まで あと1ゴールよ。

 怪我しない限り大丈夫でしょ?

 寿人が日本サッカーの歴史を書き換えるのよ~~~☆☆☆

 あ、ここで浮かれてはいけないんだった。

 そんなにやけた顔で、自主トレをしました。

 二点歩行から、片松葉へ。

 病棟内3周しても大丈夫。

 他の患者さん達が「あんた、みるみる回復しとるねぇ」「やっぱり若いと違うなぁ」←笑うとこ。

 転ばないように集中しながら、お褒めの言葉には、足を止めて「まだまだ杖が頼りなんですよ~」「いえ、若くは無いんですけど~」と返す。

 普通の人なら歩きながらできるのにね。


 さて、今日は連休明け。

 朝のT先生の回診で「どうかね?」

「はい、片松葉で歩きました」

「そう! だいぶ自信がついたね。じゃあ今週土曜でいいね」

「はい、ありがとうございました」

 はい、マチガイナク退院のお達しです。

 久々のリハビリ室へは、片松葉で行こうかな~♪などと思った。

 でも帰りが大変かもしれないから、両松葉の二点歩行でいっか~♪

 K先生がまたビックリするぞ~♪

 ところがね、午前中に軽くウオーミングアップしようとしたら…痛いじゃないのよ~!

 痛くて二点歩行も出来ない。

 股関節が痛い。三点歩行も 左を庇うので変な力が腰に入って、体全体が硬直してる。

 ちぇぇ~~~~っ!

 それでも、三点歩行でリハビリ室へ。

 目が合ったK先生が 苦笑いのような困ったような笑い顔をした。

 昨日は片松葉歩行も出来たけど、今日は痛い事を報告。

「松葉杖でここまで来ただけでも すごいって~」と苦笑いのような、呆れ笑いのような…。

 最初の困ったような笑い顔も『連休中 頑張ったんだなぁ…』の労りの表れだったのかも。

「でも今日は、痛い」

 杖歩行も何とか一周するけど 自分で座って「痛い」

「今日は それくらいにしとこ。まだここから部屋まで帰らんといかんし」とK先生。

 私が痛がるのは、よっぽどの時って解っててくれるからね。

私「どうして今日はこんなに痛いんだろう?」

K先生「気圧が下がりつつあるから そのせいかもしれんね」

私「あ、そっかぁ~。そうだね! じゃあ明日に期待ね!」

 こういう時は無理せず、部屋に戻っても自主トレもせず、Mちゃんに教えてもらってる『指ヨガ』をしています。

 昨日は寿人ゴールのパワーだったのかもね。

 枕元のサンフレッチェフォトスタンドには、大好きな二人のお子との3ショットが入れてあるけど、実は裏には去年11月の前日練習で撮った寿人との2ショットも入れてある。

 ゆうべから、夫が来る昼まで、そっちを上にしておりました…赤面。

 ついでに「マメリリト」は、ついに逢えないままひぃおばあちゃんが転院になりました。

 今日、おばあちゃま(私とさほど変わらないと思う)が部屋へ来てくれて「娘(マメリリトのママ)が 花桃さんの携帯アドレスを教えて欲しいと言ってるの。いい写メをそこに送りますから」って^^

 うひひ~~楽しみ~♪ 

 でもね…本当は最後にもう一度、ほっぺに触りたかったよ。

 まめまめのお顔をなでくりまわしたかったよ。

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2012年5月 6日 (日)

秘密の(?)散歩

 リトルモンスターは、すっかり別人になりました♪

 相変わらず1号さんの物忘れには「さっき その事言った…じゃん」(以前は「さっき その事は言った!」だった)のツッコミがあるけれど、口調のとげとげしさがなくなった。

 とにかく超ご機嫌さんで、鼻歌まで歌っちゃう♪

 『空気読めない・騒々しい・おっちょこちょい・気が利かないおばさん』になりました^^

 しゃべってるか食べてるか寝てるか(よく寝るのよ…)で、苦笑ネタは事欠かないんだけど、平和ならそれで良し☆

 でも…私の朝のお祈りの時間は、もう確保できなくなってしまった。

 新しいオアシスは、単独車椅子では出られず、5時前に松葉杖で部屋を出て、廊下をカッツンカッツン歩くのも気が引ける。

 音も無く出掛けるには ぴっちぃ号が最適。

 

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 ↑ デイルームから見える朝の景色。 新緑が綺麗^^

 私の階のデイルームは顔見知りばかりになってしまって、挨拶…一言二言…が始まると、お祈りどころじゃなくなっちゃうのよ。

 で、近頃は…他の階のデイルームへ出張している。

 7時近くまで、誰も来ない階もあり。

 長時間同じ姿勢で座っていても痛くならないソファーのある階もあり。

 そこで1時間たっぷりとお祈りをして、場所をかえて経本を黙読する。

 今日は、ちょっと気分転換に外へ出てみた。

 休日なので正面玄関は閉鎖されたまま。

 救急外来出入り口から外へ。

 部屋の中は暑いくらいだけど、早朝の外気はちょっと肌寒い。

 そして緑の匂いが体を包む。

 あ~5月の匂いだ~♪

 遊歩道が正面玄関の方へ繋がってるから いつか行こう。

 今日は、その入り口でシロツメクサの群生を見つけた。

 リハビリ室から見える庭にもシロツメクサが生えていて「シロツメクサって可愛いなぁ」と思ってた。

 子どもの頃は、よく父が花の冠を作ってくれたけど、正直「可愛い花」っていう認識は無かった。

 今日は近くでまじまじと見た。

 可愛い…。

 芝生のあちこちに白い点々…可愛い。

 携帯をうんと低く(画面は見ないで、ほとんどぶらさげてる状態)下して写真を撮った。

 うん、狙った通りの画像☆

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 そして…アップしてみたら、病院とは思えないネ!
 
 

 木立の向こうには駐車場があるのよ。

 部屋へ戻ると、1・2号さんが「あんた どこ行っとったの?」

「デイルームで お祈りしてました」(他の階だけど…)

「ほおかね。起きたらもうおらんかったでさ」

 モンスターが朝のバトルをしなくなったので、1・2号さんとも6時前に部屋を出る必要が無くなったのかなぁ。だったら私も さすらう必要ないんだけど、やっぱり用心して一人になっておこう(笑

 以前から2号さんは、病院周りの散歩(リハビリの先生が車椅子で連れてってくれた事があるんだって)をしたがってた。

 今日は日曜で、いつものリハビリや透析が無いから暇で暇でしょうがない2号さん。

「誰か どっか連れてって」とつぶやく。

 …誰かってのは、おそらく私。(エレベーターに一人で乗るのが怖いので、時々 売店までお伴する)

 「散歩行きますか?」と誘ってみた。

 「うん^^ 行ってもいいね。私、車椅子でいいかな?」

 「いいですよ」

 「でも、私はのろいでね」

 「私が押しますから」

 「あんたが疲れるでかんわ(疲れるから いけないわ)」

 「全然 疲れないです」

 そう、売店へ行く時、私はぴっちぃ号を走らせながら「はい、両手は膝に。両足はちゃんとのせてくださいよ~ じゃ押しますよ~」と声をかけてから、後ろからシューっと押してやる。

 エレベーターを降りる時も「慌てなくていいですよ。足も手も出さないでね。押しますよ」と言ってから グインと外に出す。(実はこれ けっこう楽しい♪)

 …そうこう言ってるうちに「体拭き」が始まったので、外のお散歩は延期となりました。

 お日様ぴかぴかの日中だと 私が行けないんだけどね。

 1号さんは「今日は、あの人、超ご機嫌だね」と こっそり言いに来る。

 二人で「ネッ!」とアイコンタクト。

 そうそう、この1号さん、飄々としてて面白いの。

 お菓子や飲み物を、モンスターに隠れて、私にだけ こっそりあげたいので、消灯してからやってくる。

 普段は歩行器で歩いてるんだけど、ゴソゴソ・パタン・ゴンと音がして、続いてスタスタスタ…と足音が近づいてくる。

 私の足元のカーテンが揺れて、1号さんの顔がのぞく。

 人差し指を口にあてて お菓子をポンと投げてよこす(笑

 一度は、私が横になってる時で 一番近い足先をもそもそっと触った。

 なんだか笑わせてくれるおばあちゃんなのです。

 今日は、私がシャワーに行って来たのを知ると

「あんた おしゃれだねぇ」

「???」

「シャワーって、こうやってやるんでしょ?わしは、そんなしゃれた事 ようやらんわ」

 そっか…お風呂じゃなくて シャワーだからお洒落なんだね。

 私はお風呂だと広すぎるから、狭いシャワー室で あちこちに掴まれるのが安心なだけなんだけど^^

 シャンプーやボディソープなども マジックハンドで届くしね。

 広いお風呂だと、片手で手摺に掴まって、それらを移動させるだけで大変なのよ。

 1号さんは、この部屋の愉快な癒し♪

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2012年5月 4日 (金)

救世主☆

 お部屋のリトルモンスター(姫とも呼ぶ)は、脳内でどんな化学反応が起きたのか毒気が抜けた。

 猫なで声で、1号さんに話しかけたりするし、よく笑う。

 最初は気持ち悪かった(笑)

 お昼に夫が来てくれた時「もう無理だぁ…個室に移ろうかなぁ。ちょうど空いてるし」

 夫は「君がそうしたければ 僕はいいと思うよ」と。

 でもね、いざとなると1・2号さんを見捨てて自分だけ避難するみたいで気が引けるのよ。

 ところが、午後になると、だんだん その気持ち悪さにも慣れて来た。

 1号さんにしつこく嫌みを言ってるよりも、猫なで声で話しかけてるのを聞いてる方がずっといい…と思えるようになってきた。

 でも…やっぱり この空間であと一週間過ごすのはなぁ…。

 と思ってたら、お寺の知り合いのYさん夫妻が面会に来てくれた。

 あ~ありがたい☆

「喫茶室へ行こう」と、病院慣れしたYさん夫妻に言われて「あ、それもいいな♪」

 部屋を出ようとしたら、Oちゃんが!!

 うあぁ~~こういう時、困る~!

 昔は、こういう事よくあった。

 でも若かったから「友達の友達」みたいに、同席してもらったりした。

 時には そういう無理の効かない相手で、一方に気まずい思いをさせた事も…私もそれ以上に申し訳なくて辛かった。

 今はメールで事前に約束できるから その点いいわ。

 中には「○日、予約できる?」「△日は、もう予約済み?」って、有名人よろしくアポとってくれる友達も。

 

 実は、勝手に決めた退院日が延びて、残りの日々、友達が来てくれなかったら辛いなぁ…と思ってたとこ。

 でも今日は、Yさん夫妻とOちゃんダブルブッキング…。

 何でも話せて、何でも聞いて欲しいのはOちゃんなんだけど…。

 今日のOちゃんは「仕事が空いたし、子ども達が今夜は帰りが遅いから ゆったりできる。

 もし誰か来てたら帰ればいいわと思って来てみた。誰か来てたら、それはそれで良かったし。また来るわ」と笑顔で帰って行った。

 Oちゃぁ~ん。ごめんね~!

 Yさん夫妻と喫茶室でお話して別れて、すぐにOちゃんに電話した。

 もう買い物して家に着いたとこだった…。

 ところが「今からもう一度行こうか?」

 「え~~ほんと~~~!!??」

 って事で また来てくれました~~☆

「ゆうこの家へ行くよりは近いし」って。でも遠いよ…。

 デイルームでモンスター新エピソードを放出し、時々大笑いし、あ~リフレッシュ。

 夕飯直前にOちゃんが帰り、部屋に戻ると、まだ好調を維持してる3号ちゃんが機嫌よく1号さんと話してる。

 Oちゃんと話して、私も気持ちが爽快になってるせいか、さっきよりも もっと心地よく感じた。

 私も加わって笑いのある会話。

 …最初はこの部屋 こうだったのよね。

 体調と機嫌(気分じゃなくて機嫌)が良い時の姫は、しゃべりづめ。

 それでも、他の三人が 姫の「超不機嫌」にひやひやして 声をひそめてるよりずっとずっと良い。

 このご機嫌が続きますように。

 

 

 

 

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2012年5月 3日 (木)

癒し

 昨日は、まつちよさんが通院のついでに寄ってくれた。

「色鉛筆画を描くところを見たい」と言う私のリクエストに応えてくれるって 以前からの約束。

 あの雨の中、お道具一式を持って歩くのは大変だろうなぁと思ったんだけれど、ちゃんと工夫して持って来てくれました。

 黙々と描くところを見せてもらう予定だったけれど、高級そうな色鉛筆を見せてもらって感動し、ちょっぴり指導も受けて、積もる話になって…。

 あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。

 

 こうして「あの部屋」から 誰かが連れ出してくれてます^^

 そして、もう一つの癒し。

「今回の天使ちゃん♪」

 先週くらいにデイサービスで、可愛いおマメちゃんに会った。(正確には おマメ声を聞いた)

 まだお喋りは上手く出来なくて、単語を並べる程度。

 それでもね、一生懸命「自分」を表現してて可愛いかったの。

 顔はよく見えなくて、声としゃべり方に惹かれた。

 私のこういう想いって、必ず通じるのよね。

 数日前、廊下でめっちゃくちゃ可愛い服と帽子の女の子を見つけて

「可愛いね~」と接近したら、側に居たママが、デイルームで見た人!

 って事は、あの声の主がこの子か。

 服と帽子が可愛くて接近したけど、もうね、お顔がマメ。ちっちゃくて白いマメ!

 自分で帽子のつばを掴んで「ボウシ」

「これ帽子よ。可愛いでしょ?」って言ってるんだよね~^^

「お帽子可愛いね~! でも あなたは もっと可愛いわ」と ほっぺをぷにゅぷにゅ。…って言うか、私 可愛いマメのほっぺは、人差し指と親指でそっと挟んでむにゅむにゅってするのよね。

 はぁ…可愛い。

 名前とお歳をママに聞く。

「ここ○ちゃん」

 本人はまだ何も返答できないお年頃でした。

 にこりともしないんだけど、不機嫌なわけじゃない。

「握手して」と手を出すと、ちゃんと近寄って来て手を出す。

 むひひ~~~^^ がばいい~~!

 あ・・・このタイプ、どこかに居たぞ・・・。

 はい、私の大好きな広島の兄弟の下の子が そうでした。

 そう思ってみると、顔もなんだか似てる。

 そして、ここ○ちゃんは、私の心の中で「マメリリト」と呼ばれる事になったのです。

 翌日のマメリリトは、前日とうってかわってスポーティなファッション。とにかくセンスがいいの!

「ママのセンスですか?」

「はい^^」

 そこへおばあちゃま登場。

「母・娘・孫と ひぃおばあちゃん4代なのよ」と。 ひぃおばあちゃんのお見舞いに来てるんでした。

 母・娘・孫は同じ顔~^^

 
 昨日はデイルームで逢わなかった。

 そしたら今日、廊下を歩いてたら「母」がにっこり声をかけてくれた。

「あ、昨日 ここ○ちゃんに逢えませんでした」

「昨日は来なかったの。今日も 友達と会うから来られないのよ。でも明日は私が預かるから連れてきます」

「はい!楽しみに待ってます~」 …いや、私に逢いに来てくれるわけじゃないけど。

 その直後、こんどは「母」が「ひぃおばあちゃん」を車椅子に乗せて歩いてる所に遭遇。

 女四代全員に 対面できました♪

「来週、別の病院へ移るのよ」とおっしゃるひぃおばあちゃんと握手して、心の中で「じゃあ、マメリリトに逢えるのは もう数回しかないなぁ」

 写真撮らせてほしいなぁ。

 母・ママは許してくれそうな気がする。

 夫に見せたいんだよね。マメリリトだから♪

 明日、逢えたらお願いしてみよう!

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2012年5月 2日 (水)

勇み足

 日曜日に「先生の言う連休明けって、28・29・30日の事かも! って事は、1日(火)に『退院していいよ』が出て、荷物は一度で持って帰れないし、3日は夫に用事があるから…じゃ4日にしよう」と決めていた(笑)

 そしたら1日(火)には、T先生の訪問が無かった…。

 R子先生は内科の薬の都合もあって「じゃあ、聞いておくね」と。

 それが功を奏したのか 今朝、T先生が開口一番

「来週退院だから、しっかり歩いてね」

「あ、はい」

「でもまた10日以上あるけど」

 ん~~~って事は来週末か。

 リハビリのK先生の読みが大当たりでした。

 さてさて、そのK先生をびっくりさせる作戦の成果です。

 昨日、スエーデン歩行器でリハビリ室へ。

 実は、いつもより10分早めに部屋を出て、リハビリ室の前で少し休んでから入室した(汗)

 歩行器でやって来た私を見て目を丸くしながら「帰れるの?」 笑。

 昨日は平行棒の中で右手だけ掴んで歩くのも、杖で歩くのも 思いのほか簡単だった。

 ところが、今日は、朝からなんだか体が重い。

 忘れかけていた坐骨神経痛も またちょっと痛い。

 しゃぼん玉をやる約束のT嬢と 1階で待ち合わせたけど、雨の為 延期。

 そのままソファーで30分おしゃべりしてから いざリハビリ室へ!

 「先生、今日は体が重い。膝の外側が痛い」と 先に牽制しておく。

 いつものほぐしから始まって、一番辛い股関節曲げに移る。

 もう体が「痛いこと始まるぞ」って硬直してる。

 数回、先生が軽く曲げたり延ばしたりしてくれる。

 そして…先生が座り直すと さあ! ここから始まるのだ。

「曲げる曲げる曲げる~ぐーっと曲げる~! はい、力抜いて~」

 力を抜いた瞬間に先生が ぐっと曲げて可動域を増やすの。

 すでに「曲げる曲げる曲げる~」の時点で全力を出しつくしてる。

 「はい、力抜いて~」と言われても、実は体が拒否反応を起こして力が入ってる。

 だめだめ、力抜くんだ・・・意識して抜くけど、多分抜けて無い。

 もう目を閉じる。以前は天井のレールや電球を睨みつけてたけど、昨日から目を閉じてしまう。

 今日は頭の中が白くなりそうだった。

 左手でベッドを叩こうかと思った瞬間 先生の力が緩み

「はい終わり~。かなりいい感じで曲がってるよ」その顔には笑みが。

「お!すごいじゃ~ん」程ではないけれど、まあまあなのかなぁ。

 リハビリ室では、杖でもけっこう歩けるのに、部屋に戻ってやってみると痛くて歩けない。

 明日からの4連休、また自主練だね。


 って事で、皆さま、まだしばらく入院しておりますので、お相手してくださいませ♪

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2012年5月 1日 (火)

リトルモンスターと新しいオアシス♪

 なんだか可愛いアニメの題名のようですが…愚痴です。


 病院大好き。

 入院の原因となった状態が治まって『退院していいですよ』と言われると、パラダイスをもう少し味わいたくて「もうちょっと置いてください」と 必ず延ばし延ばしする私。

 でも今回は「退院」と言われたら、とっとと出ます。

 …と言うのは、この部屋にリトルモンスターが居たから。


 I・1号さんは80歳。自称「ヤンチャなばあさん」うん、確かに。

 I・2号さんは72歳。おっとり控えめ。

 I・3号さんは私と同い年。 体型もとってもよく似てる。…彼女がリトルモンスターだったのです。

 最初は「超明るい人」だと思った。

 四六時中しゃべってて高笑いをする。

 でも2日目に私は気付いた。

 その高笑いは自分の不安を消すために必死でやってるって。

 ドクターや看護師さんの ちょっとした言葉に…泣く。泣いて怒る。

 I・1号さんは、物忘れがある。

 1号さんに向かって「その話はもう何度も聞いた!」「さっきも言ったでしょう!」「もう耳にタコができた」と半分笑いながらだけど、聞いてて不愉快なほど しつこい「いびり」に思える。

 自称ヤンチャな1号さん、いつかあの二人 喧嘩するなぁ…と 冷や冷やしていたある夜「自販機まで連れてって欲しい」と頼まれて1号さんと連れだって向かう道すがら

「あんたの隣の人 ようしゃべるなぁ」から始まって、3号さんへの不満や怒りが放出された。

 私が感じてた事と一致した。

「わしはよ、ここを卒業するまでの辛抱だと思って我慢しとるわ。わしが馬鹿になっとれば あの人は 気分がいいでね。わしが全部 謝っとくで」と。

 おぉ! ただの物忘れじゃなかったんだ☆1号さんすごい。

 とにかく「変な事」が 日々 繰り返され蓄積してるのです。

 私は友達が来ると まず「超変な人」の愚痴を放出よ。

 「超変な人エピソード」は、日々更新されてます。

 1号さんへのいびりが一番ひどいけど、私にもたまに向けられる。

 毎夜の鼾からの寝言からの歯ぎしりからの鼾に戻る…エンドレスは、故意じゃないから仕方ない。

 R子先生が来てしゃべってる(小さな声よ)と、カーテン越しに咳払いが続き「あーっ!」とため息のような威嚇の声になる。

「うるさかった? ごめんね」と ちょっと皮肉まじりに謝ったけど。

 3号さんは、体調が悪いと機嫌が超悪くなる。

 誰だって体調が悪ければ愛想よくはしてられないけど、3号さんのそれは別次元。

 新しい治療が始まって、器械を取りつけられて、自分一人では車椅子にも乗れなくなった時は、「皆はいいね!動けて!」

 私が術後 一番しんどい時、「リハビリ室でやってみたら歩けたの~♪」とはしゃいで歩いて見せてくれたくせに…。

 おっとり2号さんは、何も感じて無いんだと思ってたら、やっぱり私と二人きりになった時

「あの人 嫌だねぇ。何か言うと、急に怒り出すから、怖くてもう何も言えんわ。1号さんへのきつい言葉も聞いてるのが嫌だから、あれが始まるともう聞かないようにしてる」と。

 あらま…この部屋 3人ともが同じ我慢をしてたんだ。

 ある時は「今から足を洗いに行きましょうか?」と気遣いながら声をかけた看護師さんに「行きたくない!もう私の事はほっといて!!」と看護師さんにも泣き怒りした。

「我慢してたんだねぇ。ストレスためないで こうやって私達に言ってくれればいいからね」と看護師さんやドクターに慰められて しばらくは しゃくりあげてたけど、数分後には ご機嫌さん♪

 そしたら看護師さんまでもがそっと「花桃さん、色々我慢してるでしょう。ごめんなさいね」と。

「1号さんの方が我慢されてますよ」と私。

「1号さんや2号さんは、解って無い事もあるから。花桃さんが一番 わかってて我慢されてると思いますよ。私達解ってますから」と言ってくれた。

 別の看護師さんからは「感謝してます」って。

 私は、それでもう溜飲は下がった。ちゃんと皆が知っててくれるんだ、もうちょっとだから辛抱しよう。

 ところがね、副産物があったのよ。

 毎朝「カーテンを開けないで」で1号さんに3号さんが怒るのを聞いてるのが嫌で、私は5時になると そーっとそーっと部屋を出て隣の談話室でお祈りをする。

 もちろん前夜から そっと抜け出せるように準備は整えてある。

 ある朝、6時前に3号さんとのプチバトルで「負けるが勝ち」をしてきた1号さんが談話室まで来た。

 そこでバトルの詳細報告と「まあ、あの人は本当に嫌な性格だねぇ」が始まり繰り返される(そこは物忘れ)

 私の大事なお祈りの時間が…。

 そしてとうとう、2号さんまでもが出てくるようになった。

 こうして6時前に3人が談話室で愚痴を吐露しあう事になってしまった。

 そこで私はデイルームまで足を延ばした。

 でも安息の祈りの日は続かなかった。

 翌日には「ここにおるかなぁと思って」と またしても多少の時間差はあっても二人が来てしまった。

 二人の歩行距離がそこまでのびてるのを忘れてた!

 「自販機のコーヒーが飲んでみたいんだけど…」「テレビカードはどこでどうやって買うんだね?」の二人を それぞれデイルームまで連れて行ったのは私でした…苦笑。

 もうデイルームも侵食された…。

 
 今日は、思い立って1階まで行った。

 先日、T嬢が「一緒にしゃぼん玉をやろうと思って」と教えてくれた中庭。

Image474

 ここまでは二人も来れまい(笑

 でも ここ6時前には入れないだろうなぁ。

 そして とっても綺麗で素敵でしょ?

 5時~6時まで 一人静かに集中できる祈りの時間を どうか私に!

 

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