ちょっとずつ…ちょっとずつ…
退院してから まだ2週間…もう2週間。
入院グッズは、けっこう早く片付きました。
動きにくさも、少しずつ慣れて来てる気がする。
依然、手術前よりも動けないのは変わりないけど、コツがつかめて来てるのもあるし、左足への荷重も少しずつ増えてきてるんだと思う。
こうして近い将来「あ、ステッキ どこへ置いたっけ?」って 室内でなるんだよね。(希望的観測)
でも…左足の爪切りは できるんだろうか?
右足だって ずっと苦労してきた。
左足は長くなった分、余計に難しい。
ソックスは、ソックスエイドを使用してはくけれど、脱ぐ時は、新技を編み出した。
左足を『マイッチングマチコ先生(知ってるかなぁ?)』みたいに、後ろに曲げて、靴下を踵まで下し、そこからは地面に左足をついて、右足でソックスの先っぽを押さえて引っ張る。
まあ、人様にお見せできる技ではありませんが…笑。
寿人ゴールのパワーで、日曜の午後にやっつけた和室の隅の荷物達…。
その後のお片づけで、古着などの袋が3つできて、とりあえずまた「荷物置き場」になってしまってるけど、これは来週の月曜日には居なくなる奴ら。
この角にスペースができたのは、本当に清々しい。
昨日は、玄関に置きっぱなしだったブーツを4足 磨いて片づけた。
これもね、両手が使えれば、玄関で箱に入れて、せめてふた箱くらいは持って部屋へ移動させられるのに、ステッキを持つから使えるのは左手だけ。
それだと長い箱は持てない。
よって、ブーツを一足ずつ部屋へ持って行って、そこで箱に入れる。
4往復よ…玄関から部屋までは およそ800メートルくらい(嘘)
距離の問題じゃなくて、こんな軽い物を一度に運べないのが じれったい。
磨くのだって、以前はリビングの床に新聞紙を置いて、その上でやってたけど、今は椅子に座らないといけない。
何をするにも いちいちひと手間余分にかかる。
普通にやれる人達、それって素敵だよ~。
箪笥の上に箱を置くのは夫にお願いしましたけどネ。
これも以前は、ちゃんと脚立を出して、右足を庇いながらも自分で上って箱を上げたものよ…。
あぁ…それでも私 頑張ってるじゃん。
と思う心の片隅に「本当はもっとやれるんじゃないの? 自由に動けないのを免罪符に 怠けてるんじゃないの?」とつぶやく私もおり…。
小・中学校に、右腕が義手の友達が居ました。
中学では卓球部で一緒になったけど、彼女は何でも普通にできたから、手助けした事は一度も無かった。
卓球部でもレギュラー選手だった。
大人になってから、花屋さんで働いてる彼女に再会した。
綺麗に花束を作ってくれた。
義手の指先は動かないのに、何の問題も違和感も無かった。
…私は「今は、手術前よりも動けない」「これができない」「あれもできない」なんて言って 自分を甘やかしてるんだろうな。
と言いながら「いや、色々工夫して頑張ってるよ!」とも思う。
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