« 以心伝心♪ | トップページ | 切れる! »

2012年7月11日 (水)

まだまだ修行途中

 実家の冷蔵庫が壊れたので、私の訪問日に合わせて届けてもらうよう手配して購入した。

 それで先週は大変な労働だった…。

 自分ちでもしないような事を汗だくになってやった。

 冷蔵庫を入れ替える為に、側の家具も移動したら、余分な物がいっぱい出て来て、台所は足の踏み場も無い程に。

 おまけにサイズをちゃんと測ったのに、奥行きだけを測らずに「幅と高さがはまれば問題無いでしょ」と ズボラな私が購入したので 後でワゴンが入れられなくなってしまった!

 新しい冷蔵庫を前に「さて、ワゴンにのってた電子レンジをどこに置くか…」と思案してたら、それまでの作業で疲れ果てた母が

「こんな大きな冷蔵庫 要らない!」と怒りだした。

「一言相談してほしかったよ!」…任せると言ったのに。

「こんなの有難迷惑だわ」 …出ました!

 疲れてるのと、ここからの片付けをどうして良いのか解らず途方に暮れてるからだと 私には分かっているから

「ごめんね…小さいの買うつもりだったんだけど…ほんとごめんね」と ひたすら謝った。

 母は「もう そのままにしておいて!」と 自分の部屋のエアコンを付けて布団に入ってしまった。

 そのままにしておけるはずも無く、私は計測し直して、ワゴンが冷蔵庫の奥から入る事を確認。

 掃き出しの窓から引っ張り出して 冷蔵庫の裏の「開かずの扉」から入れる事に。

 裏口はあじさいが茂っていて、まずはその伐採から…泣。

 汗が目に入って 新品のスカートも汚れて、何とかワゴンを引きずって扉から入れたものの、今度は中から鍵をかけて、私はワゴンを乗り越えないと室内に入れない。

 普通の人でもちょっと苦労すると思う(多分…いや、脚の長い人は問題無いかも)

 ちびで、脚が短くて、おまけに股関節の動きに制限のある体で、それをするのは本当に大変だった…。

 ついでに大量のゴミを片づけ(実家の市は、私の市よりも分別が難しい)、ワゴンも電子レンジも元通りに設置して帰って来た。

 帰り道は ひたすら疲れてた。以前なら悲しくて泣いてたけど、さすがにそれは慣れた。

 母は病気なんだから、昔の母とは違う人なんだから仕方ないと思えるようにはなった。

 そして、今日も実家詣で。

 他人なら「有難迷惑」と言われながら、汗だくで一人で片づけて労いもされなかったら「二度と行くか!」って思えるんだけどな…。

 冷蔵庫の事なんてすっかり忘れた母が 玄関で「まあ、ゆうこ~可愛い服着て~」とにっこりする。

 …この親ばか加減は健在。

 S医院へ連れて行き、帰りにスーパーで買い物をする。

 母は自分で品物を選ぶのも難しくなり始めてる。(それで冷蔵庫のどんな相談をせよと?苦笑)

 帰宅後、私はゴミの整理に取り掛かった。

 ご近所から「もしかして母桃さん、ゴミの分別が難しくなってない?」と やんわり言われたので、ここんとこ私が管理してる。

 ほんとに母の町の分別は細かくて、いちいち資料を見ないと 私でもできない。

 案の定、色んな物がいっしょくたに袋に入ってる。

 それを母に指摘しても仕方ないから、黙って手をつっこんで、取り出して分別していると

「そんな事 お母さんできるから!」 と、怒りだした。

 この怒りの仕組みも もう私には解ってるんだ。

『○○が出来てない・出来ない』と思われるのが悲しくて嫌なのよね。

 だから何も指摘せずに、黙ってやってるんだけど、そういう時は気付くの。

最初は「いいのいいの、ついでだから私がやっとく」と言ったけど、聞こえないから

「余計な事しないで!」と怒りがどんどん増す。

 こういう時、母は私の言葉を思い込みで聞く。

「いいのいいの、ついでだから」が

「だって お母さん できないでしょ」くらいに聞こえてるんだと思う。内心、自分でもそう思ってるのかもしれない。

「お母さんは、普段から気をつけてやってるんだから!よそ様から何か言われた事だって無いし!」

 …この言葉は すでに「何か言われた」事を示唆してる。

 で、つい「私の家に 注意の電話があったんだよ」と説明しちゃった…。

 そこには鋭く反応して(不思議に聞こえるんだよねぇ)

「誰から電話!? ○○さん!?(ビンゴ…) ほんとにお節介だわ!今度、○○さんに文句言いに行くわ!」

 しまったなぁ…。

 もっと上手にやる方法はあるはずなのになぁ。

 私の心の中にも「こんなに私が必死でやってるのに」って思いもあるし、それがいけないんだろうね。

 二袋作り終えて、市の収集日カレンダーと突き合わせ、一つに「12日に出して」と張り紙をして玄関に運んだ。

 その後は、すっかり身についたテクニックで 足の指の間にはさむリラックスグッズを見せて、母がうまくはめたのを「そうそう!!うまいね!」とおだて

「へ~これ気持ちいいねぇ」。ちょっとふざけてるみたいだけど」と母ものってきた。

 これで さっきの不機嫌は直った(忘れた)か…。

 でも帰りに玄関まで送りに出て来た母の顔は憮然としてた。

 そして私の車が角を曲がるよりも先に、玄関に入って行った…あれは、忘れてないな。

『ゆうこは、いちいちうるさい。余計な事ばかりする』と思ってるな。


 もっと私が 軽い気持ちで笑い飛ばせるようになったらいいんだろうなぁ。

 母のサポートの為に何かしなくちゃいけない度に、苦笑どころか「ほんとにもー!(心の中で)」だからね。

 子育てをしてない私は「無償の愛」を注ぐ事が身についてないんだろうなぁ。

|

« 以心伝心♪ | トップページ | 切れる! »

母の老い」カテゴリの記事