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2012年8月17日 (金)

お騒がせしました(家庭内限定)

 左股関節の人工関節置換手術から三ヶ月が過ぎた。

 いろんな事が楽にできるようになってきてた。

 でも布団の中で伸びをした時、左太ももの上の方が痛いのは ずっとあった。

 これこそ長い日にち薬なんだろうなぁ…早く この痛みも無くなるといいなぁ…と のんびりと思ってた。

 ところが、数日前からこの「伸びの時の痛み」が増して来た。

 そのうち、ちょっと高い椅子(PCの前の椅子は高いので横から座る)に座る時も痛くなってきた。

 これは手術前の痛みに似てる。

 この二週間くらい家の中では杖も無しで歩いてたけど、それもできなくなった。

 昨日の午後はどんどん痛くなってきた。

 現実逃避で昼食後も夕食後も寝た。

 ところが寝てても痛くなってきた。

 泣きたくなった。

 つい最近「両手で物が持てて楽ちん。ありがたい事だ」って ささやかな幸せに感謝したばかりなのに…。

 そして律儀に杖をついて外出してるのに。

 こんなに私 真摯に頑張ってるのに。

 股関節の痛みでは無いから、人工股関節に異変が起きてるわけでは無さそう。

 でも太腿の前面から膝の方まで痛い時があるって事は、ステムと大腿骨の間が緩んだのかも。

 もしそうだったら再置換かなぁ…。

 再来週の内科の診察の日に、整形外科もかかろう…。

 でもレントゲン撮るだけなんだよね…注射で良くなるわけじゃないし。

 再置換手術だったら、今度は術後一週間くらいは個室にしよう。

 ポータブルトイレをベッド脇に置いてもらえば楽だし。

 …そこまで考えた。

 ゆうべ、寝る直前に ふと閃いた。

「大腿骨にひびが入ってるわ!もう再来週まで待ってられない。明日、電話でT先生の診察を確認して行って来る!こんな気持ちで週末過ごしたくないもん。ひぃ~ん」

 もしひびだったら、自然に治るまで、今まで以上に大事にしなきゃ。

 体重をかけないように両松葉だな。

 あ~また買い物が大変になるなぁ…。

 ここまでの葛藤は、全部 夫に向けて言葉で発信しました。

 夫は、こういう事態には慣れてて 一向に動じない。

 私が「うぅ~~~」と唸りながら(ゆうべは、ちょっと体重移動しただけで左足全体が痛んだ)台所で洗い物してても へっちゃら。

 

 本当に手術入院になったら、文句も言わずに 親身になって動いてくれるんだけどね。

 

 私も「これだけリアルに想像したから、きっと何もないわ」とも思う。

 明日 病院へ行く事に決めて一晩寝たら ケロッと治ってるかも~と思って寝たけど、今朝はやっぱり痛かった。

 それでも「レントゲン撮っても何もなくて 帰りにはケロッとしてるかも」と。

 内科の緊急診察にはよくある事だからね。


 ステッキを頼りに よたよたと出掛けた。

 もちろん院内はぴっちぃ号で。

 予約してないので 先に診察室へ。

私「痛くなりました」

T先生「そうですか…まあ よくある事です」

 え~右の時は そんな事なかったよ…。

 骨切り回転術の2年後くらいに痛くなった時は ひびが入ってたし。

T先生「みんな一年くらいは 痛くなったり治ったりするから 大丈夫だと思うけど、念のためにレントゲン撮ってみようね」

 それを聞いてかなり安心はした。


 さてレントゲン室で「ボタンとかファスナーとかあったら…」と言いかける技師さんに

「大丈夫なようにしてあります」と、前ボタンのジャンパースカートをたくしあげれば、パンツ型のペチコート。

 いつものように正面を撮影したら 若い技師さんが

「もう一枚撮りますね」と 当たり前のように自然に言う。

私「正面をもう一枚ですか?」

技師さん「はい」

私「もしかして右の膝までのプレートが切れました? もしそうだったら それいりませんから(にっこり)」

技師さん「あ、そうなんですか。よくご存知ですね」

 あたぼうよ。

 先月 ドクターに確認もしたんだから。

で、左ラウエンに。

この若い技師君、私が指摘しなければ ミスだと言わずに 普通にもう1枚撮ったな…。

先月は これで正面を3枚撮ったわよ。(その時の技師さんは申し訳なさそうだった)


 さて新しいレントゲン写真を前にしたT先生

「何の問題も無いですね」

あ、やっぱりそうなのね…。

「でも痛いんです」と 一応食い下がってみる。

 まだ三ヶ月だから、ここ(大腿骨とステムの間)に ちょっと隙間があって動くから痛い事はあるんだって。

「セメントを使って無いし、花桃さんはステロイド服用してるし、普通の人より時間はかかりますよ。でも それも徐々に固まっていきますから」

 3本のボルトの部分を拡大して

「緩むとしたら ここだけれど、周りに黒い所がないから大丈夫です。歩いてくださいね」

「痛いけど歩いていいんですか?」

「いいですよ。杖は使ってください」

 はい、無罪放免でした。

 でもね、ケロッと痛みが無くなって…って事には なってないよ。

 会計の前に、まずは夫に電話する。

 動じないけど、内心は心配してるだろうからね(多分)

「お昼ごはん、買って帰るから待ってて」

「気晴らしに何か食べて来たら?」

 おぉ! 昨日から数回 泣いてたもんね。

 で病院の近くの回転寿司屋さんへ行って、穴子と鉄火巻き(これが私のテッパン)とソフトクリームとメロンを食べた。

 その足で夕飯の食材の買い物にも。

 一応 エコバッグは持って出たのよ。

 ケロッと帰れるかもしれない…って思って。

 ケロッとはしてないけど、行きよりも痛みは軽減してる気がする(笑)

 原因がわかって、放置しておいても悪化はしないと分かれば、痛みには耐えられる。

 
秋には、かなり歩けるようになって クラス会もステッキで行けて、広島へは念の為に往復は車椅子で、スタジアムではステッキで!って 張り切ってたのに、やっぱりまだまだだな…。

 お盆には お寺のおじさまが

「手術しても まだ杖がとれんか」と。

「杖を使うようにと 医師から言われてるんです~」

「あんまり杖ばっかり頼っとると癖になるぞ。まあ松葉つえからステッキにできただけでもいいけどなぁ」

 もう16年使ってるから、背骨は変な形にねじれてますの…。

 その時は、まだこんなに痛くなかったから『律儀な真面目患者だから いいのよ』って内心思ったんだけど、今は おじさまに何と言われようと

「痛いから杖無しじゃ歩けない」のよ~。

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