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2012年10月 4日 (木)

思いやり

 昨日、エコバッグを提げて(カートに載せる程じゃなかった)駐車場からマンション入り口に向かって歩いていた。

 マンションの正面入り口は階段が3段。

 自転車置き場からの入り口は ちょっとした段差のみ。

 だから私は自転車でいっぱいじゃない時は こっちから来る。

 駐輪場の入り口で「この隙間なら通れるな…」と自転車の位置を確認してると、後ろから来てた小学校低学年の男の子が 私の横をすり抜けて、自転車の隙間に入って行った。

 私がモタモタするだろうと思って急いで先に行ったんだな…と思ってたら、ドアを開けて通り抜けたら、重いドアを押さえて待っててくれた!

 え? もしかして その為に急いで私を追い越したの?

「ありがとう~! 助かったわ~」と お礼を言ったら、黙って頷いてた。

 うちのマンションの子じゃ無かった。

 私が松葉つえを付き始めた頃、当時、小学生だったサッカー少年S君も こうして正面玄関の重いガラスの扉を押さえて待っててくれたんだよねぇ。

 こういう事って どうやって身についていくのかな。

 近年は、学校で車椅子体験や視覚障碍体験など、障碍を持った人の事を知る為の授業はあるけれど。

 

 この前、ここたんとカラオケに行った時の事。

 受け付けをする為にカウンターの下に立てかけた私のステッキが倒れた。

 カッカとここたんが 屈んで拾おうとしてくれてるのを目の端で捉えながら受け付けを済ませた。

 そして振り返ると…ここたんが 両方のおててで 私のステッキを立てて支えて持ってるの。

 その姿が可愛くて可愛くて まずそこに感激しちゃったんだけど、後から考えたら…二歳よ。

 ゆうこさんのステッキが また倒れるといけないから持っていよう…と思ったんだよね。

 普通、大人から何かしてもらう事はあっても、してあげる事ってあるのかなぁ。

 プリクラを撮りに行く時も カッカに手を引かれて先を歩きながら、私を何度も振り返って誘導してくれたのよね。

 カラオケルームの階段を えっちらおっちら昇降してるのを見たから、ちゃんと歩いて来られるか心配してくれてたんだろうなぁ。

 大おばあちゃまも手術をされて長いリハビリ入院をされてたから、普通の子よりも こういう状況を見慣れてるのもあるかな。

 親の行動を自然に見てるんだろうなぁ。

 スーパーの身障者駐車スペースに堂々と車をとめて、小学生くらいの子どもとスタスタ歩いてたお母さん…あのお子さんは気配りを学習する機会を一つ失ったよね。

 昔、社宅には、同じ学齢の子が3人居た。

 屋上で私も よく一緒に遊んだ。

 今にも雨が降り出しそうなある日 ママ3人と私でお喋りしつつ、遊ぶ子どもたちを見てたら、降り出した。

 すると傘を持ってたMちゃんが、持ってないA君に傘をさし掛けて入れてあげたの。

 まだ幼稚園前。

 それを見てたMちゃんママが「教えたわけじゃないのにねぇ」と我が子ながら感心してたっけ。

 親も驚くくらい知らないうちに思いやりの心って育まれるんだよね。

 公文の教室でも、私が落としたプリントをさっと拾ってくれたり、成績表を出す時も 私が書き易いように向きを逆にしてくれたりする子がいる。

 そう言えば、私も子どもの頃「鋏を渡す時は、相手に刃を向けないで、取り易いように持ち手の方を相手に出すんだよ」と 父か母から教わった記憶がある。

 思いやりとマナーは繋がってる。

 

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