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2013年3月 5日 (火)

親の愛

 暴風雪の中で、自分の命と引き換えに9歳の娘を守ったお父さんのニュース。

 新聞で読む度に泣ける。

 自分の着ていた上着を脱いで娘に着せ、覆いかぶさって猛吹雪から守り抜き、息絶えたお父さん。

 お母さんは2年前に亡くなってたのね。

 お母さん亡きあと、お母さんの面影を宿す娘を慈しみ、二人で力を合わせて生きてらしたんだろうな。

 自分が寒いとか苦しいとか何も思わず、ただただ娘を守りたかったんだろうな。

 親の愛ってすごい。

 事故の時、幼い子どもを庇って亡くなった若い親御さんの話はよく耳にする。

 咄嗟に子どもを抱きかかえるんだよね。

 自己犠牲とか、身代わりとか、何も思わない咄嗟の行動なんだろうな。



 私は子どもを産めなかったから、無意識に自分以外の人を守る体験は おそらく無いだろうな。

 女性はお腹に赤ちゃんを宿した瞬間から もう無意識に「その子を守る」んだよね。

 そうやって10ヶ月かけて、本物の母性の塊が完成していく。

 生れたら、何もかもやってやらなければ赤ちゃんは生きていけないから、お母さんは、全身全霊で赤ちゃんを育てる。

 自分が摂った栄養は、赤ちゃんに与えるおっぱいに。

 夜中に何度も起きて授乳やおむつ替え。自分の睡眠時間を削って育てる。

 私は杖で外出する時「片手がこれがいつもふさがってるのって、ほんと大変なんだからぁ…」と不満に思う。

 次の瞬間「子育てしてるママは、いつもベビーカーを押してるんだった」と思い直すのです。

 ちょっと歩くようになればなったで目が離せないし。

 それに比べたら杖の1本くらいで不満を言ってちゃいけないって。

 …でもさ~ 赤ちゃんは他人様から「可愛いね」って言われるし、親も子育てしてる中で可愛くて幸せな瞬間をいっぱい貰えるけど、私は杖から そういうメリットは得られないもんねぇ…。

 それに手も目も離せないのは、一生じゃないし。…ちょっと愚痴。


 話がそれました。

 咄嗟の時に自分以外の誰かを庇う…母は私をきっと庇おうとするだろうな。

 でも私も さすがに猛吹雪の中、母の上着を貰って 母に抱き締められてるわけには いかないよねぇ。

 やっぱり小さくなって弱った母を守ろうとするかなぁ。

 母は もし私が上着を脱いで着せようとしたら拒否するだろうなぁ。

「お母さんは 今死んでも悔いは無いけど、ゆうこが死んで お母さんが生き残ったら、その方が悲しい。ゆうこが死んだらお母さんは生きる希望が無くなるから、ゆうこは絶対に死なないで」って言いそう。

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