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2013年6月14日 (金)

ちびすけ花桃の頭の中

 幼稚園時代の記憶を書いてから、また色んな事を思い出していた。

 幼稚園のお遊戯会で、一人の男の子が

『富士山が僕のこれくらいの高さだとしたら、エベレスト山は、これくらいです(と、膝と頭を指し示したと記憶している)』と舞台上で言う場面があった。

 練習の時から、なんで富士山が 子どもの膝くらいの高さしかないんだろう?と 見る度に疑問だった。

 縮尺で例えてるのが理解できなかったのねぇ…。

 幼稚園で『おかあさんごっご』をする時は、いつも『小学7年生役』だった。

 それは『ポチ』よりは セリフがあるだけマシで、力のある子が『おかあさん』をとり、次に『おとうさん』『おねえちゃん』…小学1年生から『その他の子ども』だったから。

 早生れで体も小さかったので、幼稚園ではどうしても出遅れてたんでしょうねぇ。

 小学校から花桃を知ってる人は「うっそー」と思うでしょうけど。

 小学校高学年の頃には、ちびだろうが何だろうが「私がお母さん!」もしくは「お姉さん」くらいは奪取したでしょうね。(おかあさんごっこしなかったから 解らないけど)


 言葉に対する認識も 繊細だったような、おたりんちゃんだったような…。

 鉄腕アトムの歌で

♪心やさし~ ラララ 科学の子~♪を ♪心やさし~ ラララ ただ冬の子~♪だと ずっと思っていた。

 だって『科学の子』なんて名称 知りもしなかったもの。

 で、子どもながらに「心は優しいんだけど、ただ、残念な事に 冬の子なのね」と理解していた。

 小学生になってから、初めて読んだ伝記が 父が買ってくれた「ヘレン・ケラー」

 その中で 聴力と言葉を失ったヘレンが 動作で言葉を表すシーンがあった。

 かたをまえにつきだせば「いけ」で、りょうてをひけば「こい」 (動作ははっきり覚えてない)

 

 何しろ低学年向けの本だったので、平仮名表記。

 それを読んだ私の頭の中では

 肩を前に突きだせば「池」で、その池で両手を引けば「鯉」 と変換されてたのです。

 そしてご丁寧に「その池で」を両方にかけて省略してるんだな、ちょっと文章が変だなとまで思った。

 池の前で両手を引いて鯉を呼んでるシーンがありありと浮かんでたのよねぇ。

 想像力が豊かだったと言うか…やっぱりおたりんちゃんだったのか。


 

 そして先日、スカパーの無料放送で『メリー・ポピンズ』を見て 驚いた。

 これはいつ見たのか 全く記憶に無く(父が映画好きで 字幕のディズニー映画をよく見に連れて行ってくれてた)内容も 傘で飛ぶくらいしか覚えてない。

 傘で飛ぶのは、後にテレビでちらっと出る『メリー・ポピンズの象徴シーン』として記憶してただけのような気もする。

 でも今回、メリー・ポピンズが 子ども達の心を掴んでいく場面を見ながら

「これって、最後はなんだか寂しかったんだよねぇ…」とだけ思った。

 アニメーションとの合成シーンは、今だから「すごい技術だわ~」と感心し、楽しいダンスや演出に 口元がほころんだけれど、きっと子ども時代は「なんで急にマンガが出てくるんだろう」と思ったような気がする。

 眠ってしまってたかもしれない。だって全然 記憶になかったから。

 そしてラストシーン。

 あーーーーー! こういう事だったのね!

 ハッピイエンドには違いないのに、私は 傘をさして飛んで行くメリー・ポピンズの心情を思って「なんかだ寂しい・可哀想」と感じたんだ。

 そこだけは鮮明。

 そこまで汲んでた私は やはり想像力が豊かだったんだろうか?

 それとも とんでもない勘違い少女だったんだろうか?(苦笑)

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