« W杯代表招集☆ | トップページ | ここちゃんの花♥ »

2014年5月15日 (木)

花盗人の顛末

 5月8日のブログに書いた『花を摘む母が注意されたらしい』話。

 詳細をうかがってから、花のお家の人や、声をかけてくださった人にお詫びやお礼を言いたくて、まずはTさんのお家に電話をした。

 卒業アルバムから電話番号を探してかけたんだけど、いつも留守電。

 留守録しておくと「かけてください」となって失礼だと思い、録音せずに切ってた。

 でも朝・昼・夜 いつかけても留守電なので もしかしたらセールス電話撃退の為に 留守電にしてるのかも…と思い

「旧桃ゆうこです。おばさんに母の事でうかがいたくてお電話しました。またかけ直します」と入れたけど、やはり反応なし。

 昨日、うちの電話番号を書いたお手紙を持ってTさん宅に寄った。

 おじさんしかみえなくて手紙を渡して帰った。

 実家詣でから帰ると留守電に「ゆうこちゃん、うちの電話番号変わったんだわ~ ○○ー○○○○」とおばさんの声。

 夜、やっとお話しする事ができた。

 花を摘んで歩き出した母が鍵を落としたので、それを拾って追いかけて手渡そうとしたら、母が「あそこで花を摘んではいけないよねぇ! ごめんなさい。もう摘まないから」と言ったんだって。

 咎めもしてないんだって。

 やっぱり『雑草じゃないんだ』って事は解ってたのね。

 そしておばさんは続けてくれた。

「他にも3件くらい、同じような話を聞いてるんだけど、どの人も『母桃さん 本当に花が好きなんだねぇ』っていう感じで、誰も怒ってないよ」って。

 私が一言お詫びとお礼を言いたいと言うと「ゆうこちゃんが そんな事しなくてもいい。もし誰か怒ってきたら、私が謝っておくから大丈夫」って。

 「この事、ゆうこちゃんが知ったら悩むだろうなぁと思って、伝えるべきかやめるべきか すごく迷ったんだわ。だから賢いのりちゃんにお任せしようとSさん(のりちゃんの嫁ぎ先)に話したの」

「おばさん、ありがとうございます。今の私はもう悩む時期は通り越しました。皆さんの思いやりの連係で、理想的な形で知ることができて感謝しています」

 55歳のおばさんから「おばさん」と呼ばれるおばさん(笑)

 幼い頃から知っててくれる人達の存在は本当にありがたい。

 おばさんからは、私の知らない最近の母の話もたくさん聞けた。

 道で会うと 母の方から「Tさん!」と走って来るとか。Tさんだけじゃなく、Gさん、Kさんにも同じだとか。

 聴こえないから一方的にしゃべるけれど 皆 解っているので笑って聞いてるし、たまには「耳に口をつけてジョークを言うと、母桃さんも笑ってるよ」って。

 あぁ…ご近所とは疎遠になってるとばかり思ってたら、ちゃんと付き合ってくださってたんだ。

 以前の母なら 私が行く度に「この前、○さんにバッタリ会って、こうだった、ああだった」って話してくれたんだけど、今は会った事も覚えてないからね。

 そんな対応をしてもらってるのが解って嬉しかった。ありがたかった。

 のりちゃんにお礼報告したら「それは今までのお母さんの生き方のお陰。お母さんが嫌な人だったら 怒る人だって現れるわ」と。

 実は夫も全く同じ事を言ってくれた。

 夫は優しさを態度で示す人で、普段は言葉では言ってくれない。

 その夫の口から、のりちゃんと同じセリフが出たのでびっくり。

 実は、ケアマネさんから「グループホーム入所の手続きや準備を弟さんに代わってしてほしい」と電話があった。

 不本意ながら『弟の為に』と受け入れた入所だったけれど、まさかその仕度まで 私がしなくてはいけなくなるとは思っても居なかった。

 昨日は、実家詣でのついでに、書類を貰いに行き、6月1日入所に向けて 今できる準備を少しずつ始めた。

 その事もあって、夫から優しい言葉を貰った時は「うぁーーん」と泣いた。

 20秒(20分じゃない)くらい泣いたら 気持ちが普通に戻った。

 入所すれば 母は不安や恐怖で混乱すると思うけど耐えてもらうしかない!

 私の想いは神様がちゃんと見ててくれる。

 実際、こうやって周りからたくさんの思いやりが私には届く。

 神様が差し向けてくれたんだと思う。

 (私は仏教徒なので『神様』は『見えない大きな力』という感じ)

 

 5月1日入所を聞いた時のショックは 一ヶ月で薄らいだ。少しずつ受け入れてたんだと思う。

 こういう期間を与えてもらえたのも神様のお陰。

 週末は 夫が留守なので、母をうちへ泊めて、二人でゆったり過ごす予定。

 …また喧嘩になるかもしれないけど(苦笑)

|

« W杯代表招集☆ | トップページ | ここちゃんの花♥ »

母の老い」カテゴリの記事