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2014年5月 8日 (木)

花畑 終わらず…

 昨日は母の誕生日。

 アレンジフラワーとケーキを買って出掛けた。

「遠くからわざわざ来てくれてありがとうねぇ~!」 と満面の笑み。(毎週来てるんですけど…)

 下駄箱の上には、半分枯れたつつじ…ふぅ。

 台所へ行ってあんぐり。

 先週の1.5倍くらいの花・花・花!

 あぁ~~~また これを片づけるのか。

 綺麗なのを残しながら、ビニール袋にどんどん詰め込んでいく。

 母には「もらっていくね」の風情を見せつつ。

 でも、どんどん腹が立って来た。

 実は、先週のブログを読んだのりちゃんが

「あれを読んで、思わず電話しちゃったわ」と話してくれたのが…母が私有地で花を摘んで(盗んで)る所を、注意してくれた人がいたそうな。

 その人がご近所のTさん(同級生のお母さん)に話し、Tさんが「ゆうこちゃんは この事を知ってるんだろうか?」と気にしてくださって「のりちゃんなら ゆうこちゃんと仲良しだから」と のりちゃんの嫁ぎ先(これも同級生)のお母さんに経緯を教えてくれたんだって。

 母が花を摘みながら鍵を落としたので、その人は鍵を拾って渡しがてら「ここは摘まない方がいいよ」と優しく諭してくれたらしい。

 母は何度も謝ってたんだって。

 きっと何を言われてるか聴こえてないけれど、その瞬間『ここで花を摘んではいけない』って正気に戻ったんでしょうね。

 善意の思いやりで、こういう形で私の耳に届いたのは、本当にありがたい。

 すぐに忘れると解ってるけど、先週「こんなにたくさんあるから、もう摘んで来ないでね」と書いた時は「わかった。もうやめる」と素直に言ったんだよね。

 もしかしたら 注意された事を何となく覚えてたのかもしれない。

 …だけど やっぱり継続はできませんでした。

 クレマチスまで入ってるから、これも公園じゃないよね。

 怒っても仕方ないのに、ちょっと母に意地悪を言いたくなって、流し台の中にいっぱいになった、花瓶や鍋、湯飲み茶わんなどを

『これ洗ってよ』と書いた。

 …はい、母の怒りスイッチ入っちゃいました~。

「どうして せっかくの花を捨てるの! 私が好きでやってるんだから、ほっといて!」

 流し台いっぱいの大きな洗い物 普通の人でも辟易するけど、母にはとてつもなく難しい作業だもんね。

 こんな洗い物があるのなら、もう摘んで来ない…って方向には行かない。解ってたんだけどな…。

 洗い物はタッチしたけれど、母の怒りは治まらない。

 やっと片付いた流し台で昼食の支度をしながら、母が庭で草むしり(久しぶり)してるのを確認して、冬物シーツをはがしにかかる。

 目ざとく見つけた母が庭から大声で

「ゆうこ! そんな事しないで!! お母さん 自分でやるから!!」 やらないじゃん。やれないじゃん。

「もう! ほんとに 余計な事ばかりして! もう来なくていいわ! 早く帰って!!」

 聴こえない振りをして、ささっとシーツを取り替えて 布団を元通りにする。

 そのまま洗濯機も動かし始める。

 以前なら「来なくていいなら来ないわ!! 来なかったら困るのお母さんじゃん!!」と心で叫びながら泣けてくる場面。

 慣れというのはありがたい事です。

「あぁ~あ、怒らせちゃった。さて、どうやって気持ちを変えようかな」と考える。

 テーブルには、アレンジフラワーとケーキの箱が置いてあるんだけど、母は自分が摘んできたつつじとアレンジフラワーの違いがわからない。

 おまけにケーキの箱を横に倒した (母は起き場所を変えたつもり)

『今日はお母さんの誕生日だから、花とケーキを買ってきたよ! お誕生日おめでとう! 何歳になったっけ?』と書いて見せる。

「まぁ~~! 何よりだわ~~! どの花?」

 つつじとは明らかに違うんだけどなぁ…と 心でつぶやきながら、トルコキキョウや薔薇やスカビオサ(私は花を指定して作ってもらう)の入った白い籠をさす。

 そしてケーキも箱を開けて見せる。

 はい♪ 作戦成功☆ 母の機嫌は元通り。

「ケーキなんて 久しぶり~」と笑顔。

 昼食を済ませ、ケーキを食べながら、ご飯を炊き、冷凍用に小分けしてると 食器を洗いに母が来る。

 …これがね、最近 母の洗い物はひどいのよ。 二度手間もいいとこ。

『後でまとめて洗うから、洗濯ものを干すのを手伝ってくれない?』

 はい、これも作戦成功。

「いいよ~~ お母さん 洗濯物干すの得意だから」

 さっき怒った原因の一つは シーツの洗濯でもあったけれど、忘れてる^^

 重度の物忘れは こういう時 逆に便利。

 靴下など簡単な物を母にさりげなく渡す。

 干し終えて『手伝ってくれたから、早く終わった。ありがとうね』と書く。

「手伝うも何も ゆうこが全部やってくれたんだがね~」と笑顔。

『シーツも 上手に干したね。さすがお母さん!』

「そんなの年の功だわ」と言いながら、満更でもない顔。

 ふぅ…。

 お陰で この日も笑顔で別れる事ができました。

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