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2014年8月

2014年8月29日 (金)

私の友達

 高校入学で出会い、3年間同じクラスで、仲良しグループで、40年来の付き合いになるNの長男君が突然亡くなった。

 新聞の訃報欄を見た別グループの友人から「もしかしたら…?」と連絡があり、私がNに電話して確認した。

 彼女が見つけてくれなかったら、こんな大変な事も Nは、後でついでのように報告したんだろうな…。

 Jちゃんとのランチを早く切り上げて、お通夜の時刻よりうんと早くNのところへ。

 まだ斎場は準備中。

「見てやって。綺麗にしてもらったんだわ」と言うNと手を繋いで棺に。

 こんな風にNと手を繋ぐのは何年ぶりなんだろう…そんな時に ふと思った。

 家族の控室から離れて、二人だけでたくさん話ができた。

 時々泣いて…でも笑う事もあって。

 「しょうがないし…」

 Nは、いつもそうやって 色んな事を頑張って来た。

 20数年前に離婚した時も事後報告は、あっさりしてた。

「ビルの屋上から飛び降りようかと思った時もあったよ。でも しょうがないじゃん」と笑いながら。

 その後、3人の子どもを育てながら仕事をして、自分の両親も同居する立派な家も建てた頑張り屋さん。

 お通夜には、長男君の友人たちや、職場の人達が大勢参列して、フロアに入りきらない人達がロビーに溢れかえってた。

 その中には、私とは別のカテゴリーのNの友人達もたくさんいた。

 昔から美人で、男子にはもちろん、女子にも憧れられる存在だったN。

 美人のまま年を重ねて、働き者で、人から頼まれると嫌と言わないNの仁徳だろう。

 高校時代は、グループ内で一番威張ってる私に 文句も言わずについてきてくれてたNだったけど、大人になってからは、私は何度もNに助けてもらった。支えてもらった。

「ゆうべは、うちに連れって帰って、手を握って寝たわ…」と微笑んだ。

 末っ子長男君を一番可愛がってたもんね。

 私は、そんなNの手を両手で挟んで、さする事しかできなかった。

 お通夜・告別式と、訃報を見つけてくれた友人や私の連絡で高校のクラスメイトも参列。

 取り乱すこともなく、かと言って無理して気丈にふるまってる様子でもなく、時折泣いたりしながら、粛々と喪主の務めを果たしてた。

 斎場のそこここで、時折、男性のむせび泣きや嗚咽が聴こえる。

 昔からの友人達や、職場の先輩達が いかに彼を愛していたかが感じられて胸がつまった。

 Nそっくりの二人のお嬢さんと並ぶと「美人三姉妹」

 不謹慎だけれど、私は友人の夫君の葬儀に参列すると、成長した子ども達に支えられている姿を いつも羨ましいな…と思う。

 Nには、それぞれ嫁いではいるけれど、頼れる娘さんがいる。

 でも…長男君を亡くした悲しみは消えないよね。

 親を、連れ合いを亡くす事は 自分も経験してるし、これからも経験する事。

 ある程度の覚悟や想像ができる。

 でも子どもを亡くす悲しみの大きさは、私にはきっとわかってないだろう。

 親や連れ合いを亡くすよりも 一番 悲しく辛いだろうと想像はできる。

 水曜日のお通夜の帰りの電車の中で、その日にあった天皇杯水戸戦は、寿人ゴールで勝利した事を知った。

 胸の中がほわ~っと温かくなった。

 そしてまた、Nの気持ちを思う。

 こんな時に、ほわ~っとして ちょっと嬉しくなって ゴメン…と思う。

 告別式で出棺の直前、フロアの方で待機していた私達の方にNが走って来て 長男君の友人を探し「あんたたち これ入れてやって」と紙を差し出した。

 前夜、棺の上に置かれていた『ずっと親友だからな』などと書かれた写真入りのメッセージ。

 それを書いた二人に声をかけに来るなんて…N 偉いよ。

 我を忘れて棺に取りすがって泣いててもおかしくないのに。

 私達にも「また 皆に遊んでもらうからね。次の飲み会 お願いね」と赤い目で少し微笑んで、霊柩車に乗り込んで行ったNは、やっぱり美しかった。

 すすり泣きが溢れる斎場の中で、一番悲しいのはNだったはず。

                                 合掌

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2014年8月26日 (火)

一件落着

 すわ帯状疱疹か!?

 から騒ぎに終わりました~^^

 一日一回塗布するように言われた薬を2日ぬった時点で 最初のかぶれの部分も 後発の水ぶくれの部分も 綺麗に平らになりました。

 まだピンク色をしていて 他の個所とは明らかに違うけど、入浴時もごしごし洗えるし、皮膚の痛みは完全に消失。

 右を下にして眠る事も少しずつできるようになってきてるので『肋骨にヒビが入ったかも?』の件については、グレーのまま。

 この先、何かで胸のレントゲンを撮った時「肋骨に骨折の跡がありますね」と言われたら『ああ、やっぱりあの時!』って納得できるんだけど。

 …すでに何か所もやってるので、もうどこがいつのやら自分でも把握してませんが。

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2014年8月21日 (木)

グレー

 右わきの痛み・痒み・ただれ、昨日から やっと最初の湿布でのただれのじゅくじゅくが治りました。

 当ててるガーゼがくっついてない。

 傷口も赤々してたのが黒ずんできた。 よぉ~し☆

 ところが、テープを留めてたところが痒くなってて、水ぶくれになってしまった。

 新たなただれ。

 …と思ってたら、水ぶくれがどんどん大きくなってきた。

 痛みは肋骨からなのか よく解らないし。

 …肋骨の痛みだと思ってたら、実は神経痛でした~って事もあり得る。

 これは帯状疱疹かもしれない!

 それなら一刻も早く治療を始めないと。

 で、今日は市民病院の皮膚科にかかってきました。

 (今月は、毎週 病院へ行ってるわ)

 ドクターは、私の状況説明を聞き、一目見て「これは帯状疱疹では無いように思いますねぇ」

 念のためにと、水ぶくれを破って内容物を検査してくれた。

 結果は「微妙なところです。この形で帯状疱疹の可能性は低いんですけどねぇ」って。

 「背中にも水ぶくれが出たら、もう一度来てください」って事で、一般的なただれ用の塗り薬を出してもらいました。

 自分で潰そうかと思った水ぶくれを先生につぶしてもらって、気分的にはすっきり。

 でも痒みが増して来た~。

 これは治る前兆じゃないか?(楽観的)

 多分 今回処方の塗り薬で治ると思う。

 まさか、背中にも出て 来週も病院(これで8月は毎週ってことになる)って事にはならないでしょうねぇ。

 そしてチューブ入りの塗り薬が どんどん増えて行く。

 これはもう きちんと薬の説明書と一緒に置いておかないと、何が何だか分からなくなるね。

 いい加減に手っ取り早く使うと、一番良くない所にステロイド系を塗ってしまったりするから。(この失敗も過去にあり)

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2014年8月19日 (火)

痛いのか痒いのか…どっちが痛いのか

 先週の事です。

 私が日常的に食料品を買いに行く2件の店のうち、ヤマナ○はハーゲンダッ○アイスクリームがいつも189円。

 なので、あいちゅくりーのお部屋(小さい冷凍室)に隙間ができると、どうしてもいっぱいにしておきたくてヤマナ○へ行く。

 先日もアイスクリームを買いに行ったのだけれど、売り場は予想外の難所になっていた。

 アイスクリーム売り場は、様々な食品の冷凍ケースが『口の字』に置いてあり、身長147センチの私は普通に手を伸ばしても、アイスクリームの一番奥に届かない。

 ちょっと前までは『口の字』の一角に隙間が作ってあったので、その中に入り込んで取っていた。

 ところが、先日は 見事に『口の字』の各角が閉じられてた。

 さてどうしよう。

 必死で腕を伸ばしても どうしても届かない。

 手前の種類だけじゃ嫌なのよ。

 どうしても奥の種類が欲しいのよ~。

 ケースの周りをうろうろして、何とか最短距離を探したんだけど、それでも届かない。

 意を決して 一瞬上半身に弾みをつけて手を伸ばした…取れた。

 でもその瞬間、ケースの端っこに したたかに横腹を打ち付けた。

 横腹と言うよりも肋骨…。

 「うっ…」となった。 めちゃくちゃ痛い。 でも涼しい顔をして、アイスクリームを籠に入れ(さすがに 同じ種類をもう1個取るのは諦めた)レジを済ませた。

 …肋骨にひびが入ったなぁ。 (よくある。折れた事もあるので、折れてはいないと確信)

 大きく呼吸をすれば痛い。 右を下にして横になれない。もちろん咳やくしゃみをしても痛い。

 その晩から、湿布で冷やすことに。

 本当はコルセットもした方がいいんだけど、この暑さだから汗疹になりそう。

 湿布では、ひびは治らないけど、痛みが軽減できれば…と。

 お風呂上がりに湿布を交換し続けて4日目…それまでと違う強力な湿布薬をはがしたら…なんと皮膚がただれてた! おまけに激痛。

 衣服が触れるだけで飛び上がる程の痛さ。

 お風呂では、患部を手で押さえて、お湯がかからないように。

 それでも痛くてじたばたする。

 その夜から、湿布は皮膚の塗り薬に代わった。

 オロナイ○を塗ってガーゼを当てておけば すぐに治るだろうと 高をくくっていたのだけれど…どんどん酷くなる。

 入浴前に じゅくじゅくオレンジ色に染まったガーゼをそ~っとはがすと、うへぇ~。

 昨日よりも酷い事になってる~。

 これは感染予防の殺菌をしなければ!

 こんな時、病院で貰った様々な塗り薬が活躍。

 『皮膚の殺菌・感染予防』と 私がメモ書きした塗り薬を発見。

 でも これだと皮膚の修復にはならないだろうなぁ…。

 少々迷いながらも 感染は一番怖いからね。

 そして患部が覆われてて、いつまでも湿ってるのも良くないような気がする。

 それで今日は 家の中では、ガーゼをはずし、服をめくって右わき腹(…というよりも 右胸の下)を風に当てています。(想像しなくていいです)

 で…痛いのは 皮膚なのか、肋骨なのか。 どっちも痛いよ。 そして皮膚は痛痒いよ。

 どっちも いずれは治るはずだし、日常生活には さほど困らないレベル。

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2014年8月16日 (土)

夏休みここちゃん♪

 一昨日、夫の熱烈コールに応えて、ここちゃんが この夏二度目の慰問に来てくれました。

 リビングに入るとすぐ、ショルダーバッグから何やら取り出して、うやうやしく夫と私に差し出したのは4つ折りにした紙。

 カッカに「どっちが ゆうこさんのか 解るの?」と言われたら、封緘にしてあったシールを自分ではがして中身を確認(笑)

 そのシールがこれまた清○屋さんのポイントシール(大笑)

 カッカが「ちょうど置いてあったのを使ったんでしょ」と笑う。

 本人はケロっとしてる。

 さすがに漢字は読めないので、清○屋さんのポイントシールも きらきら銀色のお洒落シールに見えるよねぇ。

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 でもね、以前は複雑に折りたたまれてたのが ちゃんと綺麗な四つ折りになってるの。

 先回に続き 妖怪ウオッチグッズを見せてくれる。

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 ここちゃんが一番お気に入りのキャラクター「コマさん」

 お腹を押すと 色んな言葉をしゃべるんだけど「もんげー」と言うと、ここちゃんの顔が ウキャッと輝きます。

 ここちゃんの新しい「先生ごっこ」は、コレ↓

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夫に電子ピアノを弾かせて

「ここちゃんが こうやったら音をとめるんだよ」
指揮棒に見たてた菜箸をリズムに合わせて振っていたかと思うと、突如 ぴしっ!と振り上げて止める。

 見事な静止。

 夫の「止め」がちょっとずれると

「だんなさんがダメだった~~~」と 崩れる。

 先日の昭和の歌番組を長時間 じっと見てたとの事なので、指揮者の姿を観察してたのかも。

 それに加えて「お天気お姉さん」も 登場した。

 カッカに促されると恥ずかしがってるんだけど、私が

「では、お天気お姉さんの ○○○○ここ○さん、明日の予報をお願いします」と そそのかしたら、ちゃんとやってくれました。

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 顔が真面目(笑)

 左のおてては背中に。

 そして、この日 ここちゃんのお気に入りの数字は「18」

 お弁当を作る真似をしてて「蓋をして~ じゅうはちぷん 待ちま~す」

 『じゅうはっぷん』でも『じゅうはちふん』でも無く「じゅうはちぷん」

 私はこれがかなりお気に入り♪

 だから「明日の気温は何度ですか?」と尋ねると「18度です」なのでした。

 夜が雪なのは、おそらく「アナ雪」の影響ね。

 妖怪ウオッチのカードを4枚持って「○○のカードを引いた人が負け~」と ここちゃんルール発動。

 ところが4枚中の2枚が○○カード。

 どこに配置されてるかも丸解りなので、夫がそれを避けて引き、続いて私も別のを引いたら、そのまま勝敗はうやむやで終わりました(笑)

 夫が引くカードを迷っている(振りをしてる)間中、カードを見つめるここちゃんの嬉しそうな顔!

 これ引いて~って ワクワク期待してるんだよね。

 おやつは わらび餅。

 練り上げたわらび餅を氷水に落とすのを手伝ってもらった。

 ここちゃんのスプーンについたわらび餅を私が別のスプーンでこそげるのを見てて、次からは自分で2つのスプーンを使って こそげ落としてました。

 この学習能力の高さ。

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 和室で全身で遊んでたので「喉乾いたでしょ」と 麦茶のコップを差し出すと、両手で持って そのまま自然に正座する。

 もぉ~~~なんてお行儀がいいの~~~~!

「座りなさい」と言われたわけじゃないのに。自然に身についてるのよねぇ。

 こういう子どもが大好きなのよ~~~。

 帰りには公園の鉄棒で、新技披露。

 背中から寄って行って、手探りでこのように鉄棒を持ち(肩関節が柔らかい!)

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Img_6088 お尻から上がって足を抜く。

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 写真を見たら、お口を大きく開けてて これまた可愛い~~♪

 この日は 朝5時半に起きたそうで、遊んでても眠そう。

 ブランコには目もくれず、鉄棒とシーソーを1回しただけ。

 もしかしたら熱があったんじゃないかと 心配してたら、昨日は アッタンマンがお休みとれたので、名古屋港水族館へ親子3人で行ったそう。

 よかった~^^

 ここちゃんと遊んでいる間は、母のもやもやもすっかり忘れて笑ってました。

 癒しのここちゃんでした。

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2014年8月13日 (水)

落ちた…

 ここんとこ、母がとっても穏やかで「数年前は、実家へ行く度に不条理な怒りに触れて、帰りの車の中でいつも泣いてたけど、この頃は、仲良し母娘の昔の二人に戻れたなぁ。幸せだなぁ~」と思っていた。

 昨日も(先週は2回も行った)母の笑顔に会うのが楽しみでホームへ。

 2階のリビングに居た母は私を見ると

「ゆうこ~~~ありがとうねぇ~~~」と涙ぐみ(いつもそう)続いて「お母さん、今日 寂しくて…」と涙を手でぬぐった。

 大丈夫?と顔で聞きながら 背中をなでて、そのままリビングのテーブルに着く。

 職員さんがお茶を淹れてくれて、そこで持って来たおはぎを母に食べさせて ノートテイクでおしゃべり。

 …ここまでは良かった。

 ところが、ここんとこキャンペーン中の「ここにいる人達は、バカばっかり!」が始まってからが大変。

 いつもは母の部屋に二人で居るのを リビングにしたのが失敗だった。

 隣のテーブルでは、入所者さんが3人と職員さんが一人 手芸をされてる。

 1メートルと離れてない場所で 入所者さん達の悪口言いたい放題が始まってしまった。

「ここに居る人の中で お友達になりたいと思える人は 一人も居ない!」

いつもなら『無理して仲良くしなくても 職員さんと仲良くすればいいよ』と書くんだけど、昨日はちょっと違ってしまった。

 母が「私は嫌われてるのかしらね」と言ったから。

『嫌われてないよ。いつも他の入所者さん達が 話しかけてくれてるよ。お母さんに聴こえないだけ』と。

 こういう事の理解が難しくなってしまってる。

 2階の母以外の3人の入所者さん達の中で、おひとりだけは 表情がまったく無くて、認知障碍なんだろうなぁ…という感じがするけれど、あとのお二人は、見るからにしっかりされてる。

 ちょっと話してるだけでは、どこも悪いように見えない。

 職員さんが母にも手芸を勧めてくれたので、私も一緒にやり始めたんだけど

「お母さん こういう事 嫌い!」と放り出す。 

 ご機嫌斜めの幼児と同じね。

 すると隣のテーブルから、しっかりされてる方が 母のフェルトを見て

「いい色合いだねぇ」と声をかけてくれた。

 筆記して『隣のテーブルの方がそう言ったんだよ』と説明しても

「いつ!?」「誰がー?!」「ゆうこに言ったんでしょ!?」

『お母さんに言ったの』

「お母さん、そんな事 聞いてない!」 そりゃ聞いてないでしょうよ…。

『お母さんに聴こえないだけで、褒めてくれたんだよ』

「ゆうこには 言うわ!」

『私にじゃなくて、お母さんに言ったんだよ』

「何を言ったのー?!」

もうこうなると説明のしようがない。

 

 母は寂しいんだと思った。

 しっかりされてるお二人と職員さんは、普通に会話が弾み、もう一人の方は 黙ってるけど、その中に違和感無くいらっしゃる。

 職員さんの話では、母は 他の皆さんと一緒にテレビを見たり、手芸をしてても 5分くらいしか居られないそう。

 きっと皆が楽しそうに会話してる中に居るのが辛くなってしまうんだろうな。

 自分だけがのけ者にされてると感じちゃうんだろうね。

 挨拶しても返事をしてくれない(してても聴こえて無いんだけど)し、話しかけても答えてくれない(聴こえないだけなんだけど)人達と一緒に居ると 疎外感がどんどん強くなってしまうんだろうな。

 元気だった頃は、ご近所の人達とも穏やかにお付き合いできてたから、こういう状況には慣れてない。

 寂しいから逆に強がって「皆 バカだから、もうお母さんも挨拶しない事にした!」と。

 母の思考システムはよーく解る。

 だから母を諭しても無駄なのもわかる。

 でも入所者さんへの罵詈雑言が 母の口から垂れ流されるのを見てるのが辛い。

 隣のテーブルの皆さんには 絶対に聴こえてるし。

 こんな事を言う母と仲良くしたいと思う人は居ないよね…悪循環だ。

 職員さんに 私が母の心情を説明すると「大丈夫ですよ。わかってますから」と笑顔で応えてくれるけれど、解っていても、こんなおばあさんは、可愛くないよね。

 母がトイレに立った隙に、隣のテーブルのお三方に「母は耳が遠いので、皆さんの声が聴こえ無くて、失礼な事を言いますが、すみません」と謝ると、お一人が「お互い様だから、そんな事 気にしんで(気にしなくて)いいよ」と言ってくださる。

 えーーーすっごく しっかりなさってるーーー☆

 母が難聴でなければ、きっと良いお友達になってもらえるのになぁ。

 ここ2日 連続で入浴を頑なに拒絶したそうなので、今日は「娘さんがみえるうちに お誘いしますね」との事で、職員さんと共同作戦で入浴を促した。

 なんとか浴室までは行ったけれど、そこでは とうとう職員さんにも暴言を吐く。

 あぁ…久しぶりに やんちゃな母を見たわ。

 寂しいから…なんだよね。解ってるんだけど、どうしようも無いのよ…。

 こんな嫌な事ばかり口に出す母を見てると 私も嫌な気分になる。

 職員さんにお任せして帰っちゃいたい。

 でも職員さんも困るよね…と葛藤してたら「お嬢さんは もうお帰りくださって大丈夫ですよ。私達が対応しますから」と助け舟。

 もう私が『逃げたい』顔になってたんでしょうね。

 他の入所者さん達にも挨拶をして、1階へ下り、施設長さんに事情を説明。

「大丈夫ですよ~。皆 同じですから。母桃さんだけじゃないですから」と また笑顔で言ってくれるけど…。

 いつものようにホームの近くのスーパーで買い物。

 でも足が重い。頭が回って無い。

 あぁ…ずっと順調だったからなぁ…こんなトントン拍子に行くわけないよねぇ。

 たまには こういう日があるよねぇ。

 そう思うんだけど、心が重いと体も重い。

 事故しないように、慎重に運転するけど、現実逃避なのか『とにかく今すぐ寝たい!』

 車を止めて横になりたい。

 

 なんとか家まで無事に帰って来られたけど、食料品の一部を冷蔵庫に入れただけで、ベッドで寝てしまった。

 ふぅ…母の事では「ちょっと慣れてきたわ♪ 親の老化に悩んでる人は 私に何でも聞いて^^」だったのに、私もまだまだだと実感しました。

 母はきっと このまま孤立していくんだろうなぁ。

 今度は、リビングじゃ無く、他の人の姿が見えない母の部屋で二人でおしゃべりしよう。

 それか、しっかりされてる方に狙いを定めて、私がノートテイクで間に入って、おしゃべりしてもらおうか…。

 何をしてても、母の事を考えて、ちょっと憂鬱になる。

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2014年8月11日 (月)

母の夕食

 先週の金曜日、飲み会の夫を車で配達した先は、母のホームの近く。

 せっかく近くまで来てるのに会わずに帰るのはもったいないので、自分用の夕食をコンビニで買って、母のホームへ。

 1階のキッチンからは、揚げ物の音と匂い。

 何フライかなぁ~♪ と 思いながら2階へ。

 母は珍しく テレビの前のソファーに 他の入所者さん達と座ってた。

 皆さんに挨拶をすると「娘さん?」「そっくりだねぇ」「綺麗だねぇ」と言ってくださる。

 すぐに母にノートテイクすると もうご機嫌さん♪

「これ私の娘なの」「一人娘なの」と言いまくる。

 ん~ 聞いてくださる方たちも おそらく「もう3回目!」とは思ってらっしゃらないはずだけど…笑。

 でも母と二人だけのテーブルについた途端「ここのおばあさん達は ぼけ老人ばっかり。まともなのはお母さんだけ!」と言い出す。 とほほ…。

 『挨拶しても返事もしない』『食事を出してもらって当たり前のように食べる。ご馳走様も言わない』が始まる。

 母に聴こえてないだけなのになぁ…。

 食事が1階から上がって来るまで、2階の職員さんとおばあ様達は雑談してる。

 母は一人では、そこには入れないだろうなぁ…。

 職員さんも1対1の時は ノートテイクしてくださってるんだけど、複数になるとそれを望むのは無理だもんね。

 母は私の買って来た助六を指して

「お母さん これ 食べたい」と にこ~っとする。 可愛い。

『もうすぐ夕食だから、6時になったら、皆と一緒に食べようね』

「あ、ほんとう。じゃあ待ってるわ」

 1分後…。

「お母さん これ食べたい」にこ~っ^^

さっき書いたところを指差して見せる。

「あ、職員さんに そう言われた?」

 ちょっと違うけど頷いておく。

 15分間 その繰り返し。

 

 そして待ちに待ったおかずが上がって来る。

 すでに2階のキッチンのカウンターには、それぞれのトレーと湯飲み茶わんがスタンバイされてて、そこにおかずが手際よく載せられ、ご飯とみそ汁をよそってくれる。

 さっき揚げてたのは豆腐でした。 

 揚げ豆腐におろした山芋に味をつけたものがかかってる。

 大根とさつま揚げの煮もの。

 漬物2種。

 具だくさんのみそ汁とご飯。

 母はお待ちかねの私の助六を食べ「ゆうこ これ食べていいよ」と 自分のおかずを分けてくれる。 

 どのおかずも美味しい!! もうびっくりするくらい美味しい!!

 栄養士さんとか、外部給食とかじゃなくて、職員さんが交代で作ってると聞いてたので、正直 あまり期待してなかったのに、予想外の高いクオリティ。

 おまけに この日は若い男の子が作ったと聞いて、さらにびっくり。

『毎日 上げ前据え膳で こんな美味しい物が食べられて幸せだねぇ』と書くと

「ほんとにそう思う!」と母。

 夕食を終えると

「お母さん 今日 ここに泊まるんだけど、ゆうこは どうするの?」

 私の帰りを心配してるのね。 それか一緒に泊まれるのを期待してた?

『車で帰るから大丈夫だよ』

「じゃあ、あちらに挨拶して行ってね」 と 他の入所者さん達を掌で示す。

 …そう、子ども時代から 母は私にこういう躾をしてきた。

 ここに入所してから、他の人達に挨拶を促したのは初めて。

 言われなくても 私はいつも挨拶してたんだけどね。

 時に そんな私に「あんな人達に挨拶なんかしなくていい」と言う事も(苦笑)

 初めて母も伴って お暇のご挨拶に。

 すると一人の方が「今日は 娘さんがみえたから にこにこしてみえるねぇ」と。

 もうノートテイクの道具を部屋に置いて来てしまったので、母に伝えられず。

 でも母は雰囲気で察して、さらに笑顔でその方を見る。

 その方が「うちも娘が二人いるの。仲良くしましょうね」と。

 ああ、母の耳が聴こえて居たら、その瞬間だけでも「こちらこそよろしくお願い」と 会話が弾んだのになぁ。

 その方には「母は耳が遠いので、おしゃべりは難しいけれど、よろしくお願いします」と言っておいたけど、きっと覚えてはいないでしょうねぇ。

 刹那ではあっても、入所者さんと笑顔でおしゃべり(っぽい事)ができれば、母のホームでの生活は さらに楽しくなるだろうに…。

 1階で、夕飯を作ってくれた男の子に「すごく美味しかったわ~! 私も今度 作ってみる。ご馳走様~」とお礼を言って外に出ると…どしゃ降り。

 恐る恐る運転して帰って来たけれど、行って良かった。

 今度は昼食時間を狙って行こうかな。

 他の入所者さん達も交えて、私がノートテイクすれば、タイムラグはあっても おしゃべりができるかなぁ。

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2014年8月 8日 (金)

やっぱり泣ける

 昨日は ウオーターボーイズ再放送の最終回。

 もう何度見たんでしょうねぇ。

 でも見ちゃう。

 真剣に見ちゃう。

 この時、無名で 今 活躍してる俳優が居るんじゃないかと目も凝らす。

 でもいつしか演技に引き込まれてる。

 聞き慣れた音楽も新鮮に聴こえる。

 気づくと泣いてる。

 ストーリーとは別のところで泣いてる。

 演技を終えて、感動の面持ちのメンバー・涙ぐむ男の子達。

 あれはドラマとして…だけじゃなく、本当に感動してるんだろうなぁ。

 あの最後の演技を完成させる為に、皆 俳優業と並行して、シンクロの訓練したんだもんね。

 皆が心を一つにして、難関をひとつひとつ越えて来たんだろうね。

 だから最後の演技は見てる者の心を打つんだよね。

 人を感動させる事ができるって素敵だなぁ。

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2014年8月 7日 (木)

またまた お岩さん

 月曜日、声の広報の録音を終えて買い物して帰宅。

 夕方から、右にちょっと違和感。

 ちょっと痒い…ん?

 鏡を見ると…ひぃ~~~ またあの忌まわしいお岩さんアイ(…の初期)

Aa

 でも二度目ですからね、余裕よ。

 まず薬を塗る。

 この前 皮膚科で貰った薬 『また使うかも。似たような薬がいっぱいあるから、どれを使うか解らなくなっちゃうかなぁ』と思いながら、薬の引き出しに入れたんだけど、どの薬なのか はっきり覚えてるうちに また使用機会が訪れるとは…!

 喜ぶべきか。

 冷やして横になる。

 夕飯後には、プレドニンを2錠服用。

 これで、月曜日は一日3錠って事。

 続いて、火曜日は 朝からプレドニン2錠服用して、薬を塗布、冷やして寝る。

 これでかなり回復。

 水曜日は、病院→弱よわさん同盟のまつちよさんと病院デート→母のホーム。

 さすがに目の化粧はできなかった。

 T嬢にも会った。

 裸眼だったけど「目 どうしたの?」と言わないから、そんなに気にならなかったんだと思う。

 もちろんホームの母も。

 右目だけで済んだし。

 今日は右目もメイクして、一緒に要約筆記をしてたHさんとランチ。

 まだ自分ではちょっと違和感があるけれど、向かい合ってても気づかれないレベル。

 

 

 土偶のように両瞼が腫れた時の写真も撮っておくんだったなぁ。

 

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2014年8月 5日 (火)

二度ある事は…

 長く花桃ブログを読んでくださってる方、覚えておいででしょうか?

  去年7月、テントウムシや花やミツバチなどがどっさりと飾り付けられたバッグを購入した事を。(写真もアップした)

 あれ、今年も使ってます(笑)

 昨日は、声の広報の録音日。

 あれを持って行きました。

 で…この場所へ持って行ったのは初めてだったのか、皆さんが「まあ! 可愛い!」と言ってくださる。

 実は あのバッグ 持って行くと必ず注目を浴びる。

「素敵」「可愛い」の次に「作ったの?」が来るのも決まり。

 カタログショッピングで買ったと説明し、おまけに 今年、同じものが値下がりして売られていたことも報告…涙。

 その上、最近 あのバッグではミス続き。

 手作りっぽい編み編みの中には、布製の巾着がはいってて、その布が濃い茶色。

 口の狭い濃い茶色の中から、財布や携帯やハンカチをつまみだすのは けっこう難しい事に気づかされる老眼の悲しさ。

 先々週、近所のスーパーへ行き、買い物を済ませ『外は暑いから、店内で車のキーを出しておこう』と手探りしたけれど、指先にそれらしい物が一向に触れない。

 何度も探って、結局、バッグの中身を全部出すに至った。

 …無い。

 私は車を降りてから、リモコンキーでロックするので、ここへ来るまでは間違いなくあった。

 カウンターに聞いてみたら、届いてました~~~。

 入れにくい巾着の中に入れたつもりで、落ちてしまってたらしい。

 

 そして2度目は、同じスーパーへ買い物に行き、レジで バッグから財布を取り出そうとして…無い!

 探っても探っても無い。

 後ろを待たせると申し訳ないので 事情を説明し、会計済みの籠を預かってもらい、レジを出たカウンターで またもバッグから中身を全部出す。

 …無い。

 あ~~家を出る時、ちらっと見て、それらしい物が入ってるって思っちゃったのよねぇ。

『それらしいもの』なんて 一番 危ういのに。

 運よく夫が在宅の日だったので、電話して財布を持って来てもらった。

 こうして事なきを得た。

 音訳のお姉さま達に 一部始終を話してから

「二度ある事は 三度あるだから、今度は 大変な事になるかも~~」と言ったその帰り…。

 あえて、例のスーパーを避けて、清○屋さんへ向かった。

 信号停止中にメール着信に気づき、ささっと目を通し『店内の涼しい所で返信しよう』と 信号が変わる前に バッグに戻した。

 清○屋さんの店内のベンチに座って、さて携帯…と探ったら 無い!

 え~~~バッグの口元にさっと置いただけだったから、そんな奥まで入るはずないよね。

 一応手探りしてみたけど、やっぱり指先にそれらしいものが触れないので『これは助手席に落ちてるな』と、また車まで戻った。

 助手席には落ちてない。シートの下も覗いてみたけど無い。

 そこで、またバッグから全部出すことに…。

 シートの上に あれこれ出したら…ありました。

 え~ん、ここまで戻る意味なかったじゃ~ん。

 でも見つかって良かった。

 これで「三度あった」と思っていいのかな。

 3年目の使用で 多少 くたびれてきてるので、値下がりしてるのをもう一度買おうかな…と ちょっと思ってるんだけど、老眼には不都合な代物かもしれない。

 私のファッションのポイントは、まず「歩き易い靴」に合わせるのが最優先だけれど、とうとうバッグにまで制限ができちゃったか…。

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2014年8月 1日 (金)

ウオーターボーイズ

 もはや夏の風物詩となった感のある「ドラマ・ウオーターボーイズ」の再放送が 今年もまた始まった。 

 妻夫木聡主演の映画と、ドラマ2シリーズ、何度見たことだろう。

 ドラマが始まったのは、私がまだ鬱病の中に居た頃。 

 一番酷い時期は過ぎていたけれど、なかなか全快とはならない状況で、夏の日差しは ひたすら眩しく、ドラマの中の男の子たちも ひたすら輝いてた。

 このドラマの再放送を見る度に、あの頃の感覚を思い出すけど、だんだん実感が薄らいで来てる。

 私もこうして夏空の下、お日様を全身で浴びながら、友達と笑ったり、恋をしたり、何かに一生懸命になったりした日々があったんだなぁ…って、元気だった学生時代を思い出して切なかったりしたんだよね。

 そういう記憶も、もう実感とは離れてる事に あらためて気づく。

 こうして辛かった日々も過ぎ去った出来事になっていくんだね。

 昔のドラマは 今 活躍してる俳優さん達が「駆けだし」だった頃の姿も見られて それも楽しい。

 ドラマは 2よりも1の方が好きだったんだけど、売れっ子俳優の若き日の姿を見る為に、2の再放送も見ちゃうんだろうなぁ…。

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