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2015年3月 4日 (水)

両親の愛に感謝する日

 昨日は誕生日だと言う事を 朝まで忘れていました。

 2日の夜は「明日は病院へ行って~終わった時刻によっては 母の所へ直接行って一緒にご飯を食べて~ 紫外線が強くなる前にお墓参りも行っておくといいかなぁ~。尿蛋白はどうかなぁ~」などと考えていて、自分の誕生日はすっかり抜けてました。

 朝、起きて来た夫が「誕生日おめでと~」と言ってくれて「あ」と気づく。

 病院ではR子先生が待ち合い室まで寄ってくれて「今日 お誕生日ですね」と。

 尿蛋白は+-になっていた^^

 マイナスになったとしても すぐにはステロイドは減らさないだろう…と思ってたら、意外にも「前回は尿蛋白以外 血液検査の数値も良好だったから…よし、減らそう!」とW先生。

 え~~いいんですか~~~^^

 これから苦手な季節になっていくので、油断はできないけれど、さらなるムーンフェイスの心配だけは ここでストップできそう。

 薄曇りの空の下、母のホームへ。

「まさか、ゆうこが来てくれるとは思ってなかったわ~。遠いのに悪かったねぇ」と母。

 そんなに遠くないし、毎週来てるんですけど…。思わず吹き出してしまう。

 一年前なら『まさかって何よ』って ますます仏頂面になってただろうな。

『お父さんのお墓参りに行こうよ』と書いて見せると「わぁ~嬉しい~~~!」

 助手席の母の膝に『お父さんのお墓参りに行こうよ』が見えるようにノートテイク道具を置く。

 母が何やらせっせと書いてる。

「ありがとう。お父さんは 誰よりも ゆうこが来てくれるのが嬉しいと思います。私も ゆうこが来てくれるのが 一番嬉しいです」

 母は口で言えばいいのにね…また笑ってしまう。

 ただ霊園では 母の衰えを痛感した。

「お母さん、一人では どこへ行っていいかわからないわ~」 そうでしょう…。

 もう父のお墓の場所もわからないし、この前来た時よりも さらに足元がおぼつかなくなってる。

 でも水桶は持とうとする。

「そこ段差あるよ」「そっちじゃなくて こっちだよ」と 瞬時に伝えられないので、母の腕を自分の腕にからめて、足元に注意しながら歩く。

 それでも母は躓くし、よろけるし。

 私も荷物やノートテイク道具があるし、自分も足元は危ないので、母と二人の墓参が ちょっとずつ大変になってきたのを感じた。

 お墓の簡単な掃除を終えると「お父さん! ゆうこが連れて来てくれました。お父さん、早く 私を迎えに来てください!」 大きな声で言う母。

 3時からホームで「ひなまつり会」をすると聞いていたので、喫茶店には寄らず直帰。

 一人ずつ お雛様のショートケーキが準備され、職員さんが「今朝 ひなまつりだよと言ったら、母桃さんが ゆうこの誕生日だっておっしゃってました」と。

 当の母は そういうやり取りさえも すっかり忘れてたけど^^

 ケーキを前に、職員さんの音頭で 入所者さん達が「ハッピーバースデー」を手拍子で歌ってくれる。 

 何か分かってない母も手拍子をする。

 お礼を言ってから『今 みなさんが 私の誕生日を祝ってくれたよ』と書いたら、母はおもむろに立ち上がり「ありがとうございました」と深々と頭を下げた。

 多少 タイムラグがあるので、皆さんには 分かったかなぁ~~~。

 二人の職員さんが 自分たちの分のケーキを私にくださって(お二人は半分こ)美味しいケーキタイム。

 その後、母の部屋でアルバムを見た。

 数年前、母との仲が険悪だった頃『幼い頃のアルバムを親と一緒に見るのも良い』と聞いて 実践した事がある。(その時は、それほどの心境の変化は無かった)

 母の入所時に、アルバムも持って来たので、時々 二人で見る。

 誕生日のこの日は 赤ん坊の私を抱っこする嬉しそうな父の顔や、初々しい母の姿に込み上げるものがあった。

 父も母も幸せだったなぁ…。

 母は相変わらず血圧が高く、近頃は朝の散歩も「今日は だるいから行かない」と断る事が増えてきたと職員さんが申し訳なさそうに話してくれた。

 あれほど散歩が好きだったのに。

 だから足がどんどん弱っていくんだね。

 先日は、ホーム専属の歯医者さんから 義歯が抜けた事、その治療について相談の電話があった。

 きめ細かく対応してもらえるのが本当にありがたい。

 母の血圧は、歯の不調から来てるのかもしれない。

 でも当の母は 抜けたままになってる歯も 違和感がないらしい…自覚してないと言うか、食べた時の嫌な感じも すぐに忘れてしまうんでしょうね。

 母にとっては それも幸せな事かもしれない。

 私にとっても「ここが痛い」と言い募られるより 知らずに居た方が楽だ。

 でも…着実に体は弱ってるのは 私にもわかる。

 爪の伸びるのは異常に早い…汗。

 私の爪切りも まだ怖々で、母も緊張している。

 赤ちゃんの爪を切る若いお母さん 偉いなぁ。

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