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2017年7月

2017年7月22日 (土)

おモードなここちゃん

 先日、ここちゃんが遊びに来てくれました。
 股関節の具合が悪くて歩けないので、外遊び無しで我が家の玄関へ。
 駐車場まで迎えに出た夫が押す玄関チャイムに よたよたと慌てて出て行くと・・・開けたドアの向こうには 紺色のワンピースのお嬢さんが!!
 ここちゃぁ~~~ん♡
 
 パフスリープにグレーのオーガンジー風のチュールスカートがくっついてて、頭には白い大きなリボンのついた紺色の帽子。
 (服装などがわかる写真の公開は涙をのんで自粛します)
 「こんにちは。お邪魔します」と ご挨拶もお嬢様。
 どんどん大きくなるなぁ。
 

Img_3628

 輪投げ遊びの点数を計算する・・・おぉ! ばぁばに教わったひっ算を我流に。

 平仮名の「の」だけを見つけて「のー」「のー!」と読んでたのが ほんの少し前だったのに・・・カタカナも漢字も書く。アルファベットも書く。

 卓球をする時は 熱中して楽しくて 可愛くお口が開いちゃう^^

(写真自粛…うぅぅ)

 

 学校もお稽古事も頑張る小学生のここちゃん。

 でも やっぱり面白可愛いのは健在。

 『ここちゃん建材資材置き場』から梱包材を出して 帽子とワンピースに。

Img_3669

 鏡に全身を映して ご満悦の様子。 せっかくのお嬢様ワンピースがぁ・・・涙汗。
確かに この帽子、正面から見ると皇室のプリンセスみたいで素敵でしたけど。
(写真自粛…むぅぅ)
 
 この数日後、ここちゃんは初めての通知表を貰い夏休みに突入しました。
 成績は予想通り優秀だったようです☆

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2017年7月20日 (木)

またまたお騒がせの顛末

 2回目の整形外科受診してきました。
 
 CT画像も「良かったですね。問題無しですよ」でした。
でも まだ軽い痛みはあるの・・・。
そして、あの違和感と痛みの理由は 人工股関節の緩みじゃないのなら何だったの?
 
 で、ここ数日 思っていたことを聞いてみた。
 
「脱臼しかかったって事は考えられませんか?」
「脱臼したら痛くて歩けませんよ」
 
 痛くて歩けなかったんだよーーー。
 
 普通の人なら救急車か緊急外来へ行くレベル。
 人工関節の緩みを疑った私は『土日に行っても専門医が居ない可能性が高いから 何もしてもらえないだろう』と考えて月曜日まで待ったんだよー。
 
 あらためて異変が起きた状況を詳しく説明したら
「脱臼しかけてた可能性はありますねぇ。 でもそれで脱臼しなかったのは、T先生の手術が上手だったって事ですね」
 自分も同席した手術を担当したT先生が本当に大好きなのね^^
もしかして…自分も主要部分に『参加してた』?
 
 ネットで人工股関節の脱臼(亜脱臼)を調べたら・・・あるわあるわ。
そして ああ、私やっぱりこれだったわ!と確信する。
 で、土日、自分で痛みが和らぐ体勢を取り、クッションを膝の下に立てて寝たのは 素人とは思えない見事な対処だった☆☆☆自画自賛。
 
 ただし 置換してから、右股関節13年目、左股関節5年目で 置換当初の慎重さは だんだん低下してた。
 人工股関節置換後の注意点をネットで検索してみたら あ~そうだったわ~こんな事もダメだったんだ~と愕然とした。
 
 それでもね、慎重派の私は 最初に教わった事がしっかり身についていて『正座・かがむ・足を組む』などの禁肢位は 意識しなくても避けて暮らしてたの。
 術後、同室のご高齢の女性が 落ちたものを拾う為にしゃがんがり、足を引き寄せて靴下をはいたりするのを見て悲鳴をあげたなぁ。
 
 私は今でも足の爪を切る時 独特のスタイル(絶対に見せられない)とってますから~。
 
 
 件の若いドクターが「脱臼は癖になる人もいるので、今回の事を良い警鐘として気を付けて生活してくださいね」と 診察室から送り出してくれた。
 
 ですね。
 
 ただ、同様の状況になったら「亜脱臼だな」と思って さらに落ち着いて対応できるわ。
 
 久しぶりの車椅子外出(介助者無し)は、転倒の心配しなくていいし、平たんな場所だけなら歩くよりもスムーズだし、荷物を膝に乗せたり後ろのバッグに入れたりすれば 止まってる時は両手も使えるし 良い事づくめ。
 公共交通機関を使う時は少々 不便を感じるけどね。
 
 骨頭壊死になった時、大腰筋などを鍛える運動も指導されて、真面目にコツコツやってた。
 ・仰向けに寝て 足首におもりをつけて20センチくらい上げて止める。(SLR)
 ・横向きに寝て 同じくおもりをつけた足を開いて上げる。(外転運動)
 ・うつぶせに寝て おもりをつけた足を後方に上げて止める。(伸展運動)
これを復活させた!
気のせいか、これを数セットやった直後は、股関節が軽くなったような気がする。
 今 昔買った本を開いたら、上記の運動毎日30分くらいしてください・・・だって。
あたくし・・・10分もやってませんが。
 そして このページの下には「体重を減らしましょう」の一文も!!
 
 ぎゃーーー今回の一番大きな原因は これだったかーーー!
 
 
 

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2017年7月18日 (火)

良かった☆

 イソ君の移籍が発表され 彼のグランパス最後の試合となった山形戦。
 
 グランパスファン1年生の私は、正直 古くからの選手への思い入れは 楢さんくらいで他はほとんど無い。
 それでもファン・サポーターさん達のツイッターなどを見ていると『勝って送り出したい』と思う。
 
 蒸し暑く雨もパラパラのパロマ瑞穂スタジアム。(数日前に来たばかり)
 
 寿人スタメンじゃ~ん♪
 寿人が出てると どうしても寿人しか見なくなっちゃう。
寿人の良いプレーには「やっぱり寿人 すごいじゃん!」だし、ちょっとしたミスには「あ~~寿人ぉ~~~」
 
 全体を見てないけど『なんか良いじゃん』とは思う。
 多分、寿人がいい感じだからだね(苦笑)
 
 向こう側のコーナーの方へ飛んでいくボールを寿人が全力で追いかけてる!
(これ、見逃し配信で見たら、寿人が引き出したボールだったのね)
 そうとも知らず、私は「寿人 必死で追いかけろーーー!」と両手を握りしめてた。
 
 追いついたーーー!(これだけで嬉しい)
 その上 クロス上げたーーー! (素晴らしい☆)
 オッシーがヘディングでゴールしたーーーーーーーー☆
 夫が拳を突き上げる。
 私は『寿人アシストだ!』とほくそ笑む。
 
 試合後のヒーローインタビューでは「寿人さんなら、こちらに出してくれると思った」とオッシー。
 ハイライト映像では、ゴールに向かって走ってたオッシーが一瞬 タイミングをずらすように見えた(サッカー無知なので正確な見え方じゃないし、表現も自信ない)
 
 そして寿人からのボールを頭でズドン。
 
 ああ、こういうのだよねぇ~~~!
私が見慣れたサンフレッチェ広島での寿人のプレーを 久々に見た気がする。
 
 終了間近になると寿人が疲れてるように見えて来た。
もう交代させたって~~(名古屋弁)
それでも、チャンスになると「寿人頑張れ 寿人がんばれ 頑張れ 頑張れ!」と無責任に「頑張れ」を心で連呼する。
 
 よく「疲れて足が止まりそうになった時、応援の声があと一歩を踏み出させてくれる」って選手がコメントするよね。
 心の声じゃ背中を押せないだろうけど、それでも必死で「寿人頑張れガンバレ頑張れ!」
あと一歩、あと10メートル、あと30秒 必死で走れ!
 
 やっと交代したら、ベンチで両足首をアイシングしてた。
無責任に頑張れとは言ってしまうけど、体に無理させて故障の原因になったら困る。
 
 オッシーのゴールを守り切り勝利。
 
 イソ君の花道を飾ることもできた。
私の後方からも「磯村 頑張ってこいよ!」と大きな声が何度も聴こえた。
 
 珍しく見逃し配信を全部 見てしまった。
 
 「〇〇いいじゃん!」
 「おぉーー〇〇 素晴らしい!」
 「お、〇〇 よく頑張った!!」
 ダゾーンの解説付きの映像を見ると あの選手もこの選手も すごく良いプレーしてるじゃん!
 
 寿人しか見てなくてごめんなさい。
 寿人のヘディングシュートもあったの忘れてた(汗)
キーパー正面だったなぁ…惜しかったなぁ・・・あれ決めてればなぁ・・・。
 
 でも…良かった。
 寿人を尊敬してるオッシーのゴールをアシストできて☆
 
 同じFWでも 寿人を尊敬してる選手の事は 私はチーム内でポジションを争うライバルと認識しない。
 オッシー…寿人に恩返ししてね♡

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2017年7月13日 (木)

これも神様のポイントシール還元?

 
  左太ももの軽い痛みと違和感は続いている。
 
でも8日に発症した時のように『松葉杖を頼りにしてもへっぴり腰』ではなくなって、室内はステッキで移動できる程度にはなった。
 
 じっと座っていれば痛みも違和感も無いけれど、動くと『ダメな肢位』がある。
 
  左脚をちょっとねじる(椅子に左側から座るとか、ちょっと腰を前かがみにするとか)と、股関節に痛みが走る。
 
 左股関節を人工関節に置換する前と似てるなぁ…。
 
 レントゲンでは異常は見つからなかったけれど、CT撮れば何かわかるかも…。
 でもわかったところで、治療は人工関節再置換しかないよね。
 
 ふぅ・・・。
 買い物するにも 日常的な家事をするにも 片手が使えないのが不便。
 ちょっとした動きの度に痛みが走るのも不快。
 
 「こんな足ーーー!」と 声に出してあたる。
 
 でも・・・先週末の座っててもどうやってても太腿に太くてかたい棒が入ってるみたいな違和感や 仰向けで足を真っ直ぐ伸ばして寝られない状況を思い出せば「この程度まで回復できてよかった~」なんだよね。
 
 そんな状況ながら、昨日はパロマ瑞穂スタジアムまで行って来たのでした。
 
 最寄りのJR駅まで車を運転し、車椅子でJRに乗車、金山でタクシー。
身障者駐車場も使わせてもらえるので、スタジアムまで運転すれば一番楽なんだけど、名古屋市内を運転するのが怖いのよ~~~。
 
 車椅子でJRに乗ると、皆さん親切にしてくれるの。
 
  以前は列車が到着する直前に杖で立って、荷物を車椅子に積んで自分で車椅子を列車に乗せてたのを 久しぶりの乗車ですっかり忘れてて、列車が到着した時もぼんやりと待ってた。
 慌てて立ち上がったら、近くにいたサラリーマン風の男性が車椅子を持ち上げてくれて助かった~。
 
 長い足の席の前に大きなバッグを置き、その上に90度に渡した傘が飛び出してて通れないのよ~坊や~! と 顔を見るもスマホのゲームに夢中で気づかず。
 仕方なくそちらを諦めて反対側の手すりにつかまってたら(車椅子のストッパーをかけても念のために摑まる)近くに居たおば様が自分の安心スペースを空けてくれた。
 
 件の坊やには「私が車椅子だからというだけじゃなく、傘を立てておけば他の人の邪魔にならないのよ」と教えてあげるべきだろうなぁ…と考えていたら、心の声が聞こえたのか、数分後に立ててました(笑
 
 通勤通学ラッシュを避けて早めに出たけれど、金山駅では結局 人混みをかき分けて走る事に…端っこを走っていると、対向してくる同じように端っこ狙いのお年寄りまでが道を譲ってくれる。
 
 「ありがとうございます」いっぱいの往路でした。
 
 
 レミちゃんは、悪天候予報に行くのを迷っていたけれど、私が「寿人 1トップか2トップでスタメンらしい。車いす席は豪雨でコンコースに避難する時もスムーズだよ」とそそのかして「もう迷わない!」と言わせた。
 
 『天皇杯をレミちゃんと二人で観戦すると寿人ゴールあって勝つ』を成立させたい。
 
 
 レミちゃんと観戦した2試合(天皇杯・リーグ戦)とも、雨予報ながら本降りにはならなかった。
今回も、試合前はポツリとも降らず。
 土砂降りの中、レインポンチョ車椅子でスタジアム入り口で待ち合わせる予定が余裕余裕~♪
 
 しかしながら・・・寿人はスタメンでは無くて。
二人ともスタメンのつもりだったので、試合前にメインスタンド側で練習しているメンバーを見て「龍くん いるねぇ」「竜士くんもだ」
・・・「あれ? こっち側がスタメンじゃん。 じゃあ 寿人は…」と やっと気づく。
 
 試合が始まり、二人で手拍子し、プレーに声を上げながら、目の前でアップしている寿人を見ては 時々「うふっ」と顔を見合わせて笑ってしまう。
 
 後半開始。
 
 寿人が呼ばれてビプスを脱ぎ、監督に指示を受けてるのを見て、レミちゃんとパッと顔を見合わせて目を見開いた。
 その時、何度目かの雷鳴と稲光が・・・。
 
「雷雲が接近しているので試合を中断します。選手や観客の皆さんは 屋根のある席やコンコースに移動してください」とアナウンス。
 え~~~せっかく寿人が呼ばれたのに~。
 
 でも 試合中断で避難というソフト異常事態は初めての経験でちょっとワクワク。
「25分から再開します」のアナウンスが流れ、コンコースに居た人たちから歓声があがる。
 
 スタンドに戻ると すでにピッチでは選手たちがボールを蹴ってた。
 
 中断して再開するのって、体も冷えるし気持ちの勢いも削がれるし、いろいろ大変かもしれないなぁ…でも寿人投入から見られるから嬉しいなぁ~。
 
 そしたら再開のホイッスルより先に再びの雷鳴。
間髪入れずに「コンコースなどに避難してください」のアナウンス。
 選手たちもアナウンスと同時に 駆け戻って来る。
 寿人、なぜかベンチに戻る。
 スタンドから「観客よりも選手を早く避難させろ!」と男性の声。続いて「寿人 早く戻れ」
私達も 出入り口に向かいながら「寿人ぉ~早く来やあ~」
 
 寿人と他に2人がスタンド下に戻って来るのを目の端で確認しながら 私達も退避。
 そして間もなく「中止」がアナウンスされた。
 
 
 さて、そこから私の長い旅が始まる事になるとは・・・。
 
 タクシーに乗るまで一緒に待つと言ってくれるレミちゃんを「皆と一緒に帰れるうちに帰って。一人で地下鉄駅まで歩くの危ないから」と強引に帰らせる。
 後で思えば正解だった。 お家でご主人は市内の豪雨のニュースで心配されてたと思うし。
 
 警備員さんが「待機タクシーを流しましょう」と言ってくれるも、いつもなら待機してるタクシーがおらず(この時 すでに名古屋市内では大混乱だったらしい)
「すみません、ご自分で呼んでください」と。
 
 家を出る前に登録しておいたタクシー会社に2社目で繋がり配車をお願いした。
が、駐車場の位置がわからないらしく(パロマ瑞穂スタジアムは 複数の競技場があって紛らわしい)何度も電話でやり取りし、警備員さん達も無線で連係して誘導してくれて、やっと
 
 タクシーに乗れたのが10時10分。
 JR金山駅で降車し、JRの改札口へ行くと まさかの「運転休止のお知らせ」
復旧の目処もたってないとのこと。
 地下鉄の代替えが案内されてるけれど、結局それでもK市の駐車場までは行けない。
 
 意を決してタクシーを拾う…これがまた苦戦。
 やっと乗れたのは11時過ぎ。
 
「すごい雨でしたね」と運転手さん。
???
 スタジアムでも金山までのタクシーでも それほどの雨じゃなかったの。
JRが止まってるのも不思議だった。
 
「鶴舞は冠水してましたよ。この車もさっき水没しかけました」 ひぇ~~~。
 その鶴舞を通り過ぎる時、パトカーや警察官はたくさん居たけれど、水は無し。
 
 帰宅後、ニュースで その後、私がタクシーで通った所二か所が冠水してた時間帯があったのを知った。
 ずっと大渋滞だったけれど、冠水の恐怖を味わわずに済んだのは幸い。
 
  きっとタクシー帰宅する人がたくさん居たんでしょうね、夜遅いのに道路は反対車線も車びっしり、タクシーがいっぱい。
 
  私は、駐車場が閉まる12時までに着けるのか、お金が足りるのかが心配になって来た。
 12時過ぎてしまったら、翌朝、またタクシーで取りに行くしかないな…お金が足りなくなったら、家まで来てもらうか…と 段取りして気が重くなる。
 
 
 結局、11時45分に駐車場に到着。
 お金も スタジアムに行く時は いつも少額しか持って行かないのに、なぜか昨日はお札を2枚入れてて助かった。
 
 タクシーの乗り降りの時は、土砂降りでは無く、車椅子を出し入れしてくれる運転手さんも私も濡れずに済んだ。
 
 こんな大変な観戦になってしまったけれど、終わってみれば無事に帰宅もできたし、寿人が投入されるのも確認できたし、めでたしめでたしな感じ。
 
 タイミングが少しずれていれば、タクシーも足止めされ、車の乗り降りでずぶ濡れになり、翌日 車を取りに行かなければならなくなり、駐車料金もかさみ・・・だった。
 最初の試合中断も もう数分、雷鳴が早かったら寿人の交代を確認する事もなく「寿人出番なかった」となってたよね。
 
 神様のポイントシール 還元されたのかもしれないな。
 

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2017年7月 4日 (火)

久しぶりの ぴっちー号(車椅子)

 
 1日 土曜日、大切な試合を目前にして 私は一生懸命 仏壇にお参りをしていた(ちょっと笑うとこかも)
 
 正座ができないので、いつものように小さな座椅子に座っていたんだけど、途中で左太ももに変な感じがした。
 
 お参りを終えて 夕飯の支度の為に立ち上がろうとしたら・・・立てない! 左太ももに固い棒が入っているかのようで力が入れられない。
 見た目には変化なし。 腫れあがっているわけでもない。
 
 とにかく大事な試合があるので(笑) 夕飯の支度だけはしないと!
 
 杖にすがり、我が家の狭い台所は摑まる処がたくさんあるので、あちこちに摑まりながら移動。
 流し台にお腹を当てて(ぽっこりお腹は支えるのに最適!)体を支え、左足を浮かせたまま 何とか支度を終える。
 
 帰宅した夫と慌ただしく夕飯を食べ、PCの前に座る。
 
 左太ももをさすりながら画面を見ていると、入場直前の選手の様子が映り、寿人が左太ももを 私と同じようにさすっている。
「おんなじとこ さすってるじゃ~ん」と この時はまだ笑う余裕があった。
 
 でも試合が始まると、私の左太ももの違和感はどんどん増してくる。
 試合を見てるのか 自分の左足を睨みつけてるのか・・・うん、これくらいの方が 寿人のシュートチャンスに「それっ!」「ほれっ!」って叫ばなくて済むからいいかも。
 
 自陣深くまで戻って守備してる寿人・・・涙。
 
 後半、考起くんが絶妙なクロスを上げた。
ゴール前の寿人が突っ込んで・・・うっそ~~~!
「寿人ぉ~! これは考起くんに ごめんなさい言わんとーーー!(注:名古屋弁で「ごめんなさいと言わないといけない」」思わず叫んだ。
 
 
 大事な試合に勝てなかった・・・寿人も決定的なチャンスを決められなかった。
 
 すっかり気落ちした私は 早寝(ふて寝に近い)する事に。
 
 力の入らない左足を庇いながら 杖では足らず、松葉杖を2本出してきた。
何とかシャワーを浴びて布団に入ったら・・・左足が伸ばせない!
 
 その可能性は感じてた。
 人工関節置換の手術後は、患肢の下に医療用クッションを置いてくれる。 
って事は、これは手術直後の状態に似てるって事か・・・。
 
  ソファーのクッションをあてがうも低すぎる。重ねても足りない。 座椅子を置いて丁度良いけれど痛い。
 
 押し入れの奥に 手術入院する時用の厚いクッションがあるんだよねぇ・・・。夫に出せるかなぁ。
 頼んでみた。
 ・・・出せなかった。 はい、私の入れ方が悪いんです。
 
  蒸し暑いのと動けないのとで泣きたくなってくる。 涙も出ないし 喉までこみあげてくるわけでもない。 ただ泣きたい気持ち。
 
 自分で台に乗り、なんとか引っ張り出す。
 ああ、やっぱりこれだわ!
 ただ、いつもの使い方では やはり高さが足りず、クッションを立てて そこに膝を乗せて丁度良くなる。
 
 人工関節が緩んだんだろうな・・・。
 手術だなぁ・・・。
 左は置換してから まだ5年しか経ってないのに。 
 手術は眠ってるからいいけど、術後の 寝返りも自分でできない2日目からがしんどいんだよねぇ・・・車いすが許可されても、ベッドから車椅子への移動や便座に座るのさえ大変だし痛いし、ああ またあの苦しみを味わわないといけないのか・・・。
 
 寝付けないまま日曜日の朝を迎える。
 
 救急外来にかかったところで何ができるわけでもないので 家でじっとしていた。
 それでも入院に備えて、食材を使いきっておきたい。
 松葉杖をつくと両手が使えないの。 ああ、不便だ。
 
 ここ数年、杖無しで外出する事が増えた。
 室内で家事する時も「ああ、以前は ここでいちいち杖を持ってて面倒だったなぁ。私 よくやってたなぁ。今は 多少 庇う事はあっても 両手が使えてありがたいなぁ」と、頻繁に思ってた。
 松葉杖ついてリュックを背負って買い物に行ってた・・・若かったからできたけど、もう無理だ・・・とも思った。
 それが…無理でもしなくちゃいけなくなるんだ。 
 
 日曜日は クッションを立てた姿勢で うとうと寝てばかり。
 激痛では無いけど、強い違和感。 激痛よりマシかな・・・と思える余裕はある。
 上手な寝方がわかったので、日曜日の夜は泣きそうにはならずに 翌日の通院に備えて早寝した。
 
 日曜日に 夫に頼んで車椅子のタイヤに空気を入れてもらった。
 
 月曜日、自分で運転し 車椅子で病院へ行って来た。
 あ~~ぴっちー号は快適~♪
 
 杖無しで外出しても、折り畳み杖は持っているし、慎重に歩いてるし、あちこちに無理をさせてるので腰が痛くもなる。
 それが車椅子だと そういうストレスが全然ない。
 転ぶ心配もしなくていいしね。
 
 そんな変な喜びを感じつつ、手術の覚悟を固めていく。
 診察が終わったら、あちこちへキャンセルの電話やメールしなくちゃ。
 
 診察後 レントゲン撮影。 はい、予想通り^^
 久しぶりの股関節のレントゲン撮影。 撮影しやすいように、ちゃんとファスナーの無いスカートをはいていった。
 仰向けに寝て左足を真っ直ぐ伸ばせないのも 日曜日よりは伸ばせるようになってた。
 
「両方の親指をくっつけられますか?」
 あ! 私とした事が! 股関節の撮影時の基本姿勢すら すっかり忘れてた!
 ちょっと左膝は浮かせてるけど、親指をくっつけて撮影終わり。
 
「次に 膝をちょっと立てて・・・」
「ラウエンですね」
「え?よくおわかりですね!(笑顔)」
えへっ。
骨頭壊死歴21年、レントゲン写真 何枚撮ってると思うのよ^^ 100枚は越えてるはず。
 
 撮影終えて、診察室に戻る。
 
 若いドクターが 以前の写真と見比べて
「大丈夫ですよ。 緩んでません。良かったですね」
 
 へ? 
 
 人工関節置換手術は きっと予定がびっしりで、その中にどうやって私の手術を組み入れてもらえるんだろうかと考えていたので拍子抜け。
 
 違和感や動けない状況を更に説明して食い下がる(笑)
「左足が長くなってるような気がするんですが ボルトが緩んでるって事はないですか?」
「僕が見た限りでは、それも無いです。綺麗ですよ。隙間も無いし」
 
 今回のような痛みや違和感は 腰などから起きる事もあるそう。 
一番心配なのは感染症だけれど、その症状は無いとのこと。
 
 2012年の手術後の写真を見ながら
 「僕、この手術の時 手術室に居たと思います」
ん~手術室には大勢いたし、術後の診察も 主治医の他に若いドクター達がいっぱい来てくれたのは覚えてるけど、顔も名前も覚えてないわ。
 
 私の苗字が変わってるのと ぴっちー号で思い出してくれたのかな。
 
 手術室に入った時 予備麻酔が効き始めながらも「先生、よろしくお願いします。かっちょいい股関節にしてくださいね」と言って ドクターや看護師さん達を失笑させた事だけは覚えてる。
 
  「緩みの心配は無いので歩いて大丈夫ですよ。 でも心配なので もう一度だけ来てください」と件のドクター。
 
 『心配なので』を3回繰り返されたのは 何か引っかかる事があるんだろうなぁ。
 
 歩いて大丈夫と言われても、ささっとは歩けない。
 
 病院からの帰り道、松葉杖を両方ついて買い物する元気は無かった。
 室内での家事も まだ松葉杖を片方だけつく。
 寝る時のクッションは平置きにできるようになった。
 
 このまま治まってくれるといいのだけれど。

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