« 2018年2月 | トップページ | 2018年4月 »

2018年3月

2018年3月29日 (木)

ご利益

 日曜日に 今年2回目の総本山参詣に行って来た。
 快晴の春の空・咲き始めた桜・暖かな日差し・・・気持の良い一日。
 

Fuji

 渋滞中のバスの窓から こんな壮大な富士山も楽しめた。

 信仰の参詣に行くと「行く時は歩けなかったのが帰りは歩けた」なんて話も聞く。

残念ながら、私にはそれほど劇的な変化は無い。

 でも…数ヶ月前の事を思い出すと、明らかに一段階上がったのを感じる。

 1月の参詣では、貸し切りバスに乗る末寺までの『夜明け前の暗い道の運転』が怖くてタクシーを呼んだが、今回は自分で運転して行った。

 よく知った道だし、ほとんど直線だし、街燈はあるし、集中していけば運転できるだろう!と。

 総本山の広大な境内でも、車椅子を使いつつ、場所によっては車椅子をカート代わりに押して移動できた。

 末寺の人達のさり気ない心遣いも いつものようにたくさん貰った。

 バスの中では 何十年も前から今までの参詣の事を 色々思い出した。

母と参詣していた時期もあったなぁ。 バスの中で母娘喧嘩をした事もあった。

膠原病を発症した頃の事も、股関節を悪くして 夫同伴で車椅子を使用した事も思い出す。

 たくさんの辛い事があって、特に病気に関しては『元の体に戻る』事は無く、複数のハンディを受け入れて来た。

 それでも 今が幸せだと思える…それが一番の幸せなんだろう。

ありがたいな、幸せだな…と 何度も思った。

 総本山の参詣を終えると 不思議な高揚感がある。

 少しだけ優しくなれたような気がするし、少しだけ頑張ろうと思える。

 週明け、仕事・病院・特養の母の訪問・ボランティアの総会と 連日 外出し、面倒な事もいくつか…。

 三ヶ月前の私だったら溜息ついてただろうな。

 鼻歌混じりとはいかないけれど「ええぇーい!」と頑張れた。

 グランパスの応援を通じて知り合った元気でキュートなお嬢さん達との交流に思いがけないパワーを貰ったりして、その出会いも神様(私の信仰は『仏様』だけど)のプレゼントだと思う。

 去年一年間は、1月の参詣は雪で断念し(現地は晴れていたそう)春と秋は、グランパスの試合を優先してサボった(汗)

 「今年は グランパスの試合があっても ちゃんと参詣する!」と決意したところ、今のところ運よく試合と重なってない。

 秋の参詣は 今よりももっと元気で行けるといいな!

 

|

2018年3月20日 (火)

車椅子でお出かけ

 
 2012年に左股関節も人工関節に置換し、2013年くらいから広島へも杖で行けるように。
 
 その後、スタジアム内の短時間なら…友達と待ち合わせる飲食店街だけなら…杖も無しで。(折り畳み杖は携帯)
 
 その頃「ああ、以前は車椅子で来てたよねぇ…よく来られたなぁ…あんな面倒臭い事 もう無理だわ」と思った。
 
 その面倒臭い事を またしたんだよね…苦笑。
 
 単身車椅子での広島訪問は、着替えなどを入れたバッグが膝の上に収まらなければいけない。
 車椅子の後ろに提げる方法も工夫はしてあるけれど、あまりに後ろが重いと重心が後ろになって危険だし、荷物がタイヤに触れないようにするには、結局 荷物の幅は膝に収まるのと同じサイズ。
 
 杖で行ってた頃は、大きなキャリーバッグがお供で、歩きやすい替えの靴も入れて行った。(短時間のみのお洒落靴とスタジアム内を歩ける靴を履き替える)
 
 それが小さなバッグには必要最小限の物しか入れられず、広島の友達は「ひざ掛け 良かったら持って行くよ」「必要な物があったら準備しておくから言って」と。
 
 今回のように昼夜の温度差が激しい季節は、本来ならば夜の観戦用に厚手のコートを持って行きたいところだけれど、バッグに入れられないから着ていくしかない。
 昼間は暑かったぁ…。
 
 その膝上に収まるバッグも、下り坂だと転げ落ちるので ショルダーバッグ兼用のデザインを選び、長い持ち手を付けて首を通しておく。
 
 
 自動車の運転はとてつもなく下手っぴで 慎重過ぎてドンくさい私だけれど、車椅子走行となると 一気に暴走族と化す。
 入院中「病棟でこんなにスピード出して車椅子で走ってるのは、子どもと花桃さんだけです」と 看護師さんに言われた。
 
 年配の方や 車椅子初心者は『ひじ掛け椅子の腕』のような感覚で、リムのてっぺんよりもやや先(下)から回し始める。
 それだと少ししか回転できず、キコキコキコと小刻みに回さないといけない。多分 息が切れる。
 
 私は、てっぺんよりもずっと後ろ、腕が届くギリギリまで後ろのリムを掴み一気に回す。
これだと一回転で すい~っと進む。
推進力が残ってるうちに次の回転を始めるので どんどん加速して、さほど力を入れなくても きゅい~んと走る事になる。
 
 歩くよりも断然早いし、長時間走行してても そんなに疲れない。(翌日、腕が筋肉痛になる事はある)
 
 地元の病院や市役所などは、車椅子ユーザーには便利にできている。
でも、公共交通機関を利用して一人で移動となると やっぱり色々 面倒な事が出て来る。
 
 列車の乗降も 昔は駅員さんに言って介助してもらってた。
でも それだとスロープの準備をしてもらい、列車が到着するまで一緒に居てもらい、もちろん押して乗せてもらい…なんだかすごく大事なのよね。 
 降りる駅でも駅員さんがスロープ持って待機してくれてたし。
 
 で、ある時から 列車が到着したら車椅子を降り、荷物を車椅子に載せて 自分で列車に乗せるように。 ベビーカーと同じような事よね。
 ホームと列車の隙間がちょっと怖いけど、これは杖でキャリーバッグを持って乗降する時も 実は難関。
 周りの人の迷惑にならないように素早く杖を使って乗降するよりも 車椅子を押してた方が『障碍があるんで』の免罪符になるような気がする。
 駅員さんを拘束しないで済むのは ストレス軽減。
 先週の広島行では、地元JRの乗降で「良かったら押しましょうか」「車椅子載せましょうか」と言ってくれる見知らぬ人も居て、周りは温かく いざとなったら誰かに助けを求めればいいと思った。
 
 そうそう これも車椅子ユーザーあるあるだろうけど、厚手の服の袖口は タイヤに擦れて汚れるので、袖カバーも装着。
 長い下り坂は、リムを握ってブレーキをかけ続けないといけないので、滑り止めのついた手袋も必須。
 これらフル装備で、私の車椅子「ぴっちぃ号」は快適な走りをしてくれる。
 地元の友達やボランティアでご一緒するお姉さま達、広島の友達も 私の車椅子には慣れていて 過剰な気遣いをしない。
「手伝える事があったら言ってね」が 一番 助かる。
 スロープが見つからず 数段の階段を私は手すりを掴んで上り、友達が車椅子だけを担いで上げてくれた事もある。
 
 初めて見る人は『車椅子だから押してあげなきゃ』となり、実は 私は人に押してもらうのが怖い。
 必要な時だけ助けてもらえるのは本当にありがたい。
 基本的には「長い上り坂だけ押してください」なの^^
 後は、手動の観音開きの扉も自分で開けて体を入れてすり抜ける。
ただ…このすり抜け技術に関しては 加齢のせいか ちょっと苦手になってきた。
だから近くに人が居たら開けてもらう事にした。
 
 小さなエレベーターに乗り込む時も 上手く車椅子を切り返しして、隅っこに収まる。
先週 駅のエレベーターでそれをしたら 一緒に乗ったマダムが「まあ!お上手ねぇ! あ、ごめんなさい。失礼だったかしら」と。
「いいえ、光栄です」笑
 
 これが自動車だと 広い駐車スペースでも 何度も何度も切り返さないと停められないのだけれど…苦笑。
 
 2015年秋 中心性漿液性脈絡網膜症を発症してからは、目の焦点が合いにくく 歪みや暗さ眩しさにも苦労するようになった。
 ステッキで歩くと、地面の位置が急に近づいたりする。 人混みの中を歩く時も怖い。 転倒したら即骨折だから 転ばないように注意して。
すごく集中してて 無意識にすごく疲労してたんだと思う。
 その頃から、広島へ行っても前日練習の見学だけしたら『ホテルへ帰って寝たい!』だった。
 
 今回は、久しぶりだったのに、さほど疲労感も無かった。
これは車椅子で転倒の心配が無いのが大きいんだろうね。
 
 車椅子の面倒な事とステッキの面倒な事と ちょっと格好つけてステッキも無しの快適さと転倒のリスクと 色んな事を秤にかけると…今は「遠出する時は車椅子」がベストだなぁ。
 
 
 

|

2018年3月15日 (木)

センチメンタル 広島の夜

 
 寿人がグランパスに移籍後、初めての広島との対戦。
 
 数日前から、広島の友達とメールをやり取りしてた。
・寿人が1ゴールして、広島が3点とって勝つのがイチバンいい
・寿人にゴールはさせない。それが礼儀
・寿人は見たいけど、赤い寿人を見るのは辛い
・しばらく観戦してなかったけど、寿人が見たいから行く
・寿人ゴールは見たいけど、どんな気持ちになるかわからない
 
 それぞれが全く違う想いだけど、根底に寿人への愛があって 読む度にベソベソしてた。
 
 私も1年数ヶ月ぶりの広島。 単身車椅子は6年ぶりくらいかな。
 
 一昨年まで 開幕すると「また今年もよろしく」な感じで 友達と待ち合わせて前日練習を見学し、ランチしておしゃべりして、夜はまた別の友達と食事して…私にも思い出がいっぱい。
 
 寿人ファンで今も頻繁に連絡しあう小春ちゃんは駅まで来てくれた。
 
「久しぶりなんだけど、そんな感じがしないね」
 1年も会わない事なんて無かったなぁ。
 私の中でも『昨秋 最後の試合に来て 年が明けて開幕』みたいな感じ。
 でも広島駅は綺麗に改装されてた。 時間は間違いなく流れてる。
 
 スタジアムで待ち合わせた友達は 全員が会うなり
「ほんとに赤なんじゃね(広島弁でこんな感じだったかな?)」と 私をまじまじと見る。
そっかぁ…寿人の赤いユニフォーム同様、私の赤も違和感あるんだねぇ。(ええ、ええ、確かに朱赤は自分で似合わないと思ってた色)
 
 小春ちゃんと 選手バスの入り待ちをする事に。
一昨年まで 紫のバスをお迎えしてたのと対角線上の場所。
 遠い場所から サンフレッチェの太鼓の音が聞こえてくる。
あぁ、2年前までは 私もあの中に(端っこの方だけど)居たんだなぁ…。
 
 紫ユニで「こんなの着てると寿人が困るかしら」と心配する小春ちゃん。
アウェイサポーターから少し離れた場所でバスを待ってると…ぱらぱらぱらと人が増えて来る。
 どの人も紫ユニの上に何か羽織ってる。
 みんな寿人を早く見たいんだね。 お迎えしてくれるんだね。(ちょっと涙ぐむ)
 
 グランパスサポーターが入場してしまうと、バス待ちは『隠れ紫』ばかりに。
グランパスサポーターは、サンフレサポーターほどバス待ちに熱を入れてないのかも。 
パロマ瑞穂でも それほど多くないし、豊田スタジアムは どこでお迎えしてるのかさえも私は知らない。
 
 そしてグランパスのバスが来る。
窓ガラスが黒くて 私の目では誰がどこに座ってるのか判別不能なんだけど、小春ちゃんにも見えなかったそう。
 
 スタジアムの所定の位置に駐車し、選手が降りて来ると同時にシャッターが閉まり始める。
どんどん低く狭くなる視界に合わせて 何とか寿人を見られないかと屈んでいく隠れ紫の人達…涙ぐむ私。
 
 別の友達と会う為に、ホームゴール裏に繋がるエリアまで走る。
車椅子だと こういう時 便利。 だって自転車みたいなんだもん。
転倒の心配しなくていいからストレス無いし。
 ホーム側まで赤いレプユニの私が行っていいかな…と ちょっと思いつつ、袋叩きにされる事もなく到着。
 
 その頃、スタジアム内ではアウェイチームの選手紹介が始まってて、ポジション・背番号・名前が順番にアナウンスされる。
「フォワード 背番号11 佐藤寿人~!」 
ホーム側から拍手が起きるのを間近で聞いた。こみ上げる。
 
 待ち合わせた友達から少々ショッキングな情報を聴き、動揺したまま所定の席に戻る。
 
 懐かしいスタジアム…年に5~8回の観戦を11年だから70回以上はここに来てる事になる。
 
 私でさえ感傷的になるんだから、寿人はもっと懐かしくて複雑だろうな。色んな事を思い出し考えるだろうな。
 
 懸案の「赤い寿人」は、アウェイユニで白でした。
 試合前のアップが終わり、選手が一旦 引き上げる時、メインスタンドのホーム側から「寿人ぉー!」「寿人!」「ひさとー!」と たくさん声がかかった。
 また鼻をすする。
 
 試合開始。
 
 聞きなれた広島のチャントがこだましてくる。
寿人も聴こえてるよね。 
 スタンドのサポーターを両手を揚げて煽り、盛り上げてたシーンがよみがえる。
 どんな気持ちでプレーしてるんだろう。
 さっき聞いた話と重ねて何度も涙ぐむ。
 
 試合は1-2で グランパスは勝てなかった。 寿人のゴールも無かった。
 
 勝ったサンフレッチェサポーターの喜びの時間が終わった時、スタンド下からカメラマンさん達が駆け出した。
 
 あ、寿人が挨拶に行くんだ!
 広島のゴール裏に大勢のカメラマンさんに囲まれた寿人が立つのが見えた。
メガホンで何か喋ってる。 スタンドから「わぁっ!」と笑い声が上がるのが聴こえた。
バックスタンドの人達も ゴール裏に向かって ぞろぞろと移動してる!
 
 そして♪さーとーおー ひーさと ららら・ららーらー♪が始まった。
寿人ファンとしては『こんなに愛され続けてる』のが嬉しく幸せな事。
 
 でも…グランパスファンとしては 別の気持ちにもなる。
 
 嬉しいのか悲しいのかわからないのに、さっきまでこみ上げたり鼻をすする程度だったのが とうとう嗚咽してしまった。
 広島のゴール裏へ挨拶には行くと思ってたし、行ってほしいとも思ってた。
でも…あれは長すぎるよ。 盛り上がり過ぎるよ。
 ひぐっひぐっひぐっ…。
 
 アウェイユニの白なので、広島時代のアウェイユニと似てなくもなく、ゴール裏の前に立つ寿人の姿は 昔見た姿とダブる。
 
 ああやって、勝利の後、若手選手の劇場に参加したり、サポーターを煽ったりしてたなぁ。
 
 勝てなかった事・寿人ゴールも無かった事も 広島の夜をセンチメンタルで包んでしまった。
 
 テレビの代表戦で寿人に一目惚れし、夫と初めて広島に観戦に来た秋、広島駅を発つ時「ああ、寿人の住む街とお別れなんだ…」と すごく寂しかった。
 当時私は40代後半で 寿人に恋してるとこもあったから。
 
 あれから時を経て、私は『おばさん』から『おばあさん』になり、寿人への恋心は いつしか親心に似たものになっていた。(子供を産めなかったから本当の親心は知らない)
 
 大好きな広島の街から 寿人は名古屋へ帰らなきゃ(行かなきゃ?)いけないんだなぁ…と想像して また胸が詰まる。
 
 広島の街のあちこちには、日々成長を感じ、充実し輝いてた頃の記憶もちりばめられてるよね。
 そんな事も寿人は思い出してるのかなぁ…。
 
  考えたら、今は試合が終わったら、私の住む地方で会えるんだから 私は寂しく無いはずなのに。
 
 時間も空間も 私の中で歪む。
 
 数年前の私が 広島のどこかに居るような・スタジアムで赤いレプユニの人を見ると、この1年 一番身近だったはずなのに「あ、グランパスの〇選手のユニだ」って 向こう側に感じたり…。
 
 ん~~これは認知障碍の始まりなんだろうか? (冗談じゃなく ちょっと本気)
 

|

2018年3月 9日 (金)

「ばんざーい」しちゃうよね

 7日、寿人がスタメンで出るらしいので期待や心配を胸に出かける。
 前日の公式ネット情報でも マッチデープログラムの表紙は寿人だったし!
 
 家を出る前に した事。
「寿人ゴールする!」×3回  声に出して言う。
 
 「言霊」とか「常にポジティブな言葉を口にしなさい」…って、ずっと言われてる事で 納得もしてるんだけど、私はどうしても心配が先に立ってしまって
『本人もすごく気合入ってるけど、空回りしたら…メンバーも不慣れかもしれないし、寿人は連携で活きる選手だからなぁ…』と、ネガティブな事が 頭に渦巻いてしまう。
 
 だからあえて言葉に出してみた。
「寿人絶対にゴールする!」
 そして次に思ったのは…寿人ゴールして 私泣くなぁ~。
 
さて、その試合は…キックオフ早々に失点。
あぁぁ…。
 続けて失点。
ひぃぃ…。
 立て続けに3失点目。
うそぉ…。
 
 なんかむごい。
 ゴール裏のチャントが止む。
「なんか歌ってよ~~~泣」
 
 前半で4失点。
 引き上げて来る選手たちに『まだまだ! 後半 頑張れるよ!』の想いを込めて拍手するけど、届いてないだろな。
 実は私も あぁこの調子で後半も こてんぱんにやられちゃうんだろうか…と思ってしまってたから。
 
 寿人は、早々に足を傷めたように見えたし。
ワントップかと思ってたら、そこには大垣君が居て、寿人は自陣深くまで戻って守備してる時もあり。
 
 え~ そんなに長距離走り続けたらもたないよ…。
 そんなところに居たらゴールが遠すぎるよ…。
ヒサ婆は、大好きだからこそ厳しい時と 寿人優先の見方をして甘い時がある。
 
 後半、メンバーが交代して プレーに勢いが出来たように見えた。
 
 寿人はテーピングが見え隠れする右足で サイドを何往復も走ってる。
太腿 痛いんだろうな…ずっと走ってしんどいだろな…でも頑張れ…頑張れ…頑張れ。
 
 その瞬間は突然来た!
 
 左から、オシ君がパス出したなぁ…あ、寿人突っ込んでる…ゴール!!!
 
 ほんと私 サッカー見る目も無いし、網膜症で見えにくいのもあって、色んな事を見落としてるのに、寿人がゴールする時だけは よく見えてるんだよねぇ~。(寿人にゴールしてほしいという願いの強さで そう見えちゃうのかな)
 夫が半信半疑で居る横で「やった! 寿人!」と 胸の前で手を叩く。
 
 寿人がゴール内のボールを掻っ攫ってセンターラインへ走る…見慣れた、でも久しぶりのシーン。
 もうその時は、私、両手を揚げてバンザイ。
その自分の姿をふと客観的に見て『万歳を覚えたばかりの乳児みたい』と思った事でした。
 両腕をビシッと伸ばした力強いバンザイじゃないのよねぇ…。
 
  そして案の定、寿人のゴールは 私が「打て!」とか「それっ!」と言えるタイミングでは無く、突然なのでした(苦笑)
 
 1-4で惨敗なので 寿人ゴールを単純に喜ぶわけにはいかないけど、とにかく良かった。
 
 寿人ゴール 不思議に泣かなかった。
 ただ帰り道は じわじわと興奮していて、いつもより高めの声で しゃべり続けてました。
 
 0-4で負けるのと 1点でも返して 1-4にしたのでは、こちらの気持ちも全然違うよねぇ。
 それは寿人ゴールだったから…かな。
 レミちゃんと私だけかもね。
 
 

|

2018年3月 6日 (火)

やっぱりいいなぁ~☆

 
 3月3日 私の誕生日。
 
 その日に計画された高校のクラス会の連絡を随分前にもらった。
「Jリーグの日程が出てから返事するわぁ」
「一応 欠席にしておいて。試合によって突然行くから」と いつもの我儘返事。
…のちに
「瑞穂だったら終わってから行けたけど、豊田なのでやっぱり欠席~」
 もし瑞穂だったとしても、今の足の状況だと 試合終わってから行くのは無理だったかも。
 
 クラス会<グランパスの試合
 
 だったけれど、寿人は出ない可能性が高い。
 なんだかなぁ…。
 
 せっかく買ったシーズンチケットの前の方の席も 車椅子では行く事ができず、最後列。
なんだかなぁ…もったいないなぁ…。
 
  頑張って階段だけステッキで降りる事はできそうだけれど、途中でトイレに行きたくなったら困るんだよねぇ…。
 結局、この日 試合中に2度もトイレに行き『あぁ、無理してステッキで降りなくて良かった』だったのでした。
 寒い時期は トイレ我慢できないなぁ…これも加齢のせいか。
昔は 試合直前にトイレに行って『さあ、ここから最後まで我慢するぞ!』で済んだのにねぇ。
 紙おむつを使用する事を真剣に考えてはいる。
 
 さて、前置きが長くなりましたが…。
 
 J1復帰のホーム第一戦。 すごい人人人!
グランパス フロントがすごく頑張ってるなぁ…と感心する。
 
 2018年の新チャントにも驚いた。
いいじゃーーーーん☆彡☆彡☆彡 なにこれ? すごく素敵!
後で、原曲がある事・某チームとかぶってるのを知り ちょっとがっかり。
サッカー無知の私は『私なら拙くてもオリジナルがいい』と ず~~~っと思ってるので(苦笑)
で、某チームのチャントをユーチューブで聴いたら…うふふ、グランパスの方が断然いいわ^^(身びいきだね)
 
  続いての楽しみは、キックオフ前のプロモーションビデオ(と言うのかな?)
去年は寿人が出るから文句なしに楽しみだった。
今年はどうかなぁ…。
 
  うぉ! 寿人の存在感あり!
 
 それだけじゃなくて、グランパスの映像センス 私 好きなんだよねぇ~。
 昔、1年に1度、対広島戦で豊田スタジアムや瑞穂スタジアムに来てた時も いつも注目してた。
 
 いつだったか、炎が画面全体に吹き出すようなオープニングで どどどどど…!みたいなドラムがどんどん大きくなるBGMのが忘れられない。
 迫力があり闘志がわき上がるようで、敵ながらあっぱれと感動したっけ。
 
  晴れてグランパスファンとなった去年は、寿人と共にJ1復帰を目指す想いで胸がいっぱいになったなぁ。
 
 2018年は・・・あぁ・・・やっぱりいいわぁ!!
 
 ミュージカルの観劇中、ストーリーの途中の歌やダンスが終わった瞬間、客席から拍手が起きる事がある。
私も(つられて)拍手するけれど、すごくすごく感動した時は
「素晴らしかった!」「良かったよ!」「ありがとう!」の気持ちが溢れて、必死で拍手する。
 この日の拍手はそれだった。
 すごく良い物を見せてもらった感じ。 また見たい。
 
 そしてJ1。
あぁ、グランパスが居るべき場所。
相手チームにも 無知な私でも知ってる選手がいっぱいいる。
寿人が居るべき場所。
 
  最後列からだと、ピッチ全体は見えるけれど、私の視力だと選手の判別がやや難しくなる。
 寿人だけは見えるんだけどね。
 それでもね、1年間応援してると、寿人以外の選手の事も どんどん好きになるし、心から応援したくなる。
 
 そして 1年前とは全く別のチームになったのを 私でも感じる。
 
 チャントに合わせて手拍子やハミングしながら、一週間前 ダゾーンで観た時と同様に、スピード感も連係も素晴らしくて「すごいすごい!」という気持ちで何度も必死で拍手してしまった。
 
 ジョー・シャビエル・亮太選手がボールを持つと スタジアム全体が「おおぉーーーー」とどよめく。
 広島時代、寿人にボールが渡ると こうやってスタジアムが盛り上がったよねぇ。
 
  1点を守ったまま、後半アディショナルタイム。
寿人が投入された。
 
 寿人頑張れ! 寿人頑張れ! そう思っただけで涙が出る。
 
 時間稼ぎ交代だよね…と わかってはいるけれど、それでも「寿人頑張れ!!!」
 
 私の前に座ってた男性が立ち上がり両腕を開いて上げる。
その時は『え~もう勝った気でいるの? スタンド席では最後列だけれど、その後ろに車椅子の私が居るんですけどーーー』と思った。
後で、彼も寿人ファンだと知り、私がこみあげたように、その人も寿人投入で嬉しいのと「寿人頑張れ」で居ても立ってもいられなくなったんだなぁと納得する。
 
 本当に短い時間だった。
 代表戦の後半37分「寿人タイム」の交代よりも短いプレーだった。
 それでも寿人は全力だった。
 
 試合終了後、列になって相手選手と握手していくところに寿人が居る…それだけでも嬉しい。
 
 翌日のネットで、ゴール裏へ挨拶に行く選手達の写真をたくさん見た。
屈託ない笑顔の寿人。
 新聞には、新GKのランゲラック選手と喜び合う寿人の写真が。 ・・・可愛い。もうすぐ36歳になるとは思えない可愛さ。
 
 心の底で思う事はきっとあるはず。
でもチームの勝利を喜び、試合に出られなくても チームの為に自身を磨く事を止めない。
 
 寿人が頑張る限り、私も頑張る。 
 あの素晴らしいグランパスのプレーに 寿人が絡む日を夢見てる。

|

« 2018年2月 | トップページ | 2018年4月 »