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2018年4月17日 (火)

神様は見ている

 
 連敗中の名古屋グランパス…。
 実は『チームの勝利よりも寿人のゴール』を願ってしまうダメダメなヒサ婆でも、これはちょっと苦しい。
 キャプテン寿人であっても、出番が少なくプレーで引っ張れない分、チームメイトを鼓舞するのも難しいだろうなぁと想像する。
 そんな中で、11日(水)の仙台戦で ジョー選手のPKの裏側にあったいい話を知った。
 ジョー選手のシュートが相手選手のハンドを誘い得たPKだから、当然 蹴る権利はあるものの、本当はその日は長谷川アーリア選手がPKを蹴る事になっていたそう。
 でも寿人がジョー選手に駆け寄り「大丈夫だから頼むぞ」とポルトガル語(話せるんだ!?)で声をかけて ジョー選手が見事にPKを決め、その後、ジョー選手がもう1点。
 鳴り物入りで加入して 期待に応えられていなかったジョー選手には良い起爆剤になったと思う。
 ジョー選手を思いやり、寿人も立ててくれてPKを蹴る権利を快く譲ってくれた長谷川アーリア選手にも感謝。
 そんな嬉しい話を聞いて 私も言いたい。
 前半 交代(させられた)深堀選手が戻って来る時、私はスタンドから見ていて可哀相で(失礼な言い方かも)抱きしめてあげたいような思いがしてた。
 交代した選手はベンチの端から握手かタッチか(お疲れ様の意味だろうね)をするんだけど、一番奥に座ってた寿人が誰よりも早く立ち上がったのが見えた。(他の選手は座ったままだったと思う)
 そして全選手とタッチを終えて来た深堀君を 立って出迎えた寿人が ポンポンとした。
「よく頑張ったぞ」なのか「次こそ頑張れ」なのか…とにかく思いやりを感じる所作だった。
 自然にそういう対応ができるのは 年の功もあるかもしれないけど、寿人の持って生まれた気配りや思いやりなんだろうな。
 広島時代、寿人が若手にクロスを上げさせてシュートする居残り練習をしてたのは有名な話。
「このタイミングで」
「ここに出せ」
細かく要求して それに応えるべく何度も繰り返し蹴ってたと聞く。
 試合中、ボールを持ったら「まず寿人を見る」のが暗黙のルールだったし、寿人に良いクロスを上げられるのがレギュラー獲得の早道だと、私は思ってた。
 
 そして寿人の居残り特訓の効果は、もちろん寿人のゴールにも直結してたし、アオちゃんや航平君を成長させたとも思ってる。
 
 グランパスで 寿人が「俺に合わせてクロスを上げろ」って居残り練習するのは…残念だけど無理かなぁ。
 今は「ジョーが打ちやすいように上げろ」って練習すべきなのかな。
 でも そんな勝手な居残り練習をしたら 監督への造反になっちゃうのかな。
 などと、サッカー無知・ど素人・運動音痴のヒサ婆が ちょっぴり考えてみました(汗)
 
 明日のルヴァン杯、広島戦。
絶好調、首位独走の広島が相手…。
 ここで何とか修正し、気持ちを切り替えられるような結果(=勝利)が欲しい。
 寿人だって、他の選手達だって「そこそこ試合に出てればいいや」とか「練習してるだけでも給料はもらえるんだし」なんて思ってない。
 誰もが勝ちたくて勝ちたくて、自分のプレーで勝ちたいと思って頑張ってるに違いない。
 わかってるから安易に「頑張れ」と言うのが辛いけど、でも頑張るしかない。
 寿人の思いやりの裏にある熱い闘志も信じたい。
エゴイストが許されるFWというポジションで、チームメイトを気遣わなければいけない矛盾。
 若い選手を思いやる優しさを神様は見てるよね!
 寿人のゴールで「うおぉぉぉーーー!」と雄たけびを上げ、スタジアム全体が盛り上がり、ピッチの選手たちが更に躍動し、久しぶりの勝利に
♪なごやー 俺らの-♪と 声が裏返りながら歌う寿人を見せてください!
 
 

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