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2018年11月19日 (月)

PK戦は泣けるーーー!

 土曜日の午後、PCで年賀状のデザインをしながら、夫がテレビで見ている高校サッカーを背中で聞いていた。
 後半ロスタイムで、そのままなら敗戦が決まるチームが1点返して同点にしたところで、私もテレビの前に仁王立ちになる。
 対戦高校の名前も知らず、もちろん選手の事も知らないし 何の思い入れも無いんだけど、敗戦が決まる直前で同点にした選手のアップが映ると
「良かったねぇーーー!」と両手を握り合わせて涙ぐんでしまう。
「ヒーローだよね! 家族や友達や彼女 今 どんなに嬉しいだろう。天井突き破っちゃうよね」と ジャンプもできない身でありながら、拳を振り上げて跳び上がる真似。
 すると夫が
「でも相手チームからすると これで勝つところだったのにー。審判 もっと早く笛吹いてくれよーと思うよ」
 あ! そうだった!!
どういう経緯で同点ゴールが生まれたのか 私は見てなかったけど、きっと体を寄せてシュートを阻もうとした子がいただろうし、寄せてなかったら『僕が防ぐべきだったのに』って子がいたかもしれない。
 もし逆転したら 終了ホイッスルが遅かったと 審判が責められるかもしれない。
 
 うわぁ~~~! 身もだえする私。
 
 そしてPK戦へ。
 どうやら録画放送だったようで、延長戦を飛ばして いきなりPK戦だった。
 
 ひぃ~~~延長戦で決着つかなかったって、終了間際まで勝ってた方のチームは辛いだろうなぁ…追いついたチームは このチャンスを無駄にするもんかって燃えてるだろうなぁ…審判 責められてるかなぁ。
 
 窓の外は日が西に傾いてるけど、画面はまだまだ明るいので 間違いなく録画放送で、この時点では もう決着ついてるんだよね。
 夫と二人で結果を見ようともせず、テレビ画面に注目する。
 
 いとも簡単にネットを揺らしていく選手。
 あ~~良かった。
 ( *´艸`) 私 どっちを応援してるわけでもないのよね。
ただただ「失敗させたくない」だけ。
 
 どっちがどっちなのかさえ認識しないまま見てた。
 これを書く為に 今 検索して 先制したのは「東邦(緑)」で、追いついたのが「名古屋(赤)」と認識。
 何本目かに (確か)東邦の選手のシュートが枠を外れた。
 うあぁぁぁーーーー! どうしよう!!
 どちらにも誰にも何の思い入れも無いのにうろたえる私。
 ああ、彼の家族や親しい友達や彼女(居ると仮定)どんな気持ちだろう…。
自分が親戚のおばちゃんの気分になってしまう。
 そしてグレーのユニフォーム(どっちだ?)のGKが蹴って決めた時は「おぉーーー! かっちょいいーーーー!」
 そのまま次の勝負を受ける為に GKとしては体が大きくはない彼がゴールに入った時は「次は止めて!」と言う。
 どっちを応援してるわけでもないのに、ヒーローになってほしい。
 何本目かに 今度は赤いユニフォームの子が枠外へ。
 あぁ、さっきの東邦の失敗の子 ちょっとホッとしたね。 
今 失敗の名古屋の子も これで勝敗が決まるわけではないから、最初の東邦の子よりはショックも少ないだろうと 勝手に想像して まあよしとする。
 6人目にもなると「もう全員 決めさせてあげて」となる。
その反面、止めてヒーローになるGKも見たい。
 盾と矛、完全に矛盾している私。
 7人目なんて、夫が
「え~俺まで蹴るの~? そんな予定 全然無かったし~って思ってる」と。
だよねぇ。
 きっと前の方にPK得意な子が並んでるよねぇ。
 あぁ…どんどんプレッシャーがきつくなるじゃん。
 私の息子が出てたら堪らないわ。
 登録は何人? 15人かなぁ?
もう 全員が蹴って決着つかず、じゃんけんでいいじゃん。
 半泣きの顔で言う。
「どこかで決着するしかないんだよ」と 冷静な夫。
 9人目だったか、名古屋の子のボールが枠を超えて終わった。
 飛び上がる緑の子達、崩れ落ちる赤い子達。
 ふぇ~~~ん、無責任な矛盾おばちゃんは泣けるよぉ~。
この時は負けた方に気持ちがやや寄ってた。
 翌、日曜日の朝刊に 歓喜に湧く東邦の選手たちの後ろに、ピッチに突っ伏す子、棒立ちの子、正座してうつむく子に膝を折って話しかける赤い子達が写っていて それを見て また泣く。
 完全に「負けたチーム」寄りの感情。
 まあ結果として、先制した東邦が勝ったので、審判の笛がもう少し早かったらと責められる事は無かっただけ良かったのかなぁ。
 うぅぅ…勝負は辛い。
 私は勝負師の妻にも親にも 絶対になれない!
 …今更、どちらにもなる可能性ありませんが。

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