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2019年1月12日 (土)

寿人欠乏の影響

 4週間毎に全身性エリテマトーデスの定期診察を受け続けて40年。(20年前までは2週間毎だった)
 検尿は毎回。 採血は不調が無ければ数ヶ月に1回。
 検尿も採血も 診察前に検体を出して、診察時には もう結果がわかる。
ただ、血液検査の一部は 外部で検査するので、私に結果が知らされるのは4週間後の診察時となる。
 さて、先日 いつものように定期診察に行き「前回の検査結果を見ておこうか」と ドクターがパソコンを操り「んん?」
 私の検査結果には 毎回 いくつかの異常値が出る。
でも主治医は「これは 〇〇が上がってるから 多少 上がるのは仕方ない」「△△がこの数値だから そう心配する必要は無い」などと、一つの項目が異常値でも動じない。
 その主治医が「ん? これは気に入らんなぁ」と言う時は深刻。
 全身性エリテマトーデスの勢いを判定するのに一番大事な『抗ds-DNA抗体』が跳ね上がってた!
 時系列のグラフを画面に出して「んんん…こんなに上昇してるもんなぁ…」と渋い顔。
 加齢と共に膠原病の勢いも衰えて 近頃は派生した病気や後遺症には苦しめられても SLE(全身性エリテマトーデス)の症状は ほとんど出ていない。
 この数ヶ月も 咳喘息以外は ごくごく普通の状態だった。
 久しぶりのステロイドホルモン剤の増量で「少し様子をみよう」と相成った。
 普段は私が「先生、だるいです・体が重いです・やたらと眠いです」と訴えて増量する事はあるけど、酷暑のしんどさが終わってからは私は元気(普通の人の6割程度だけど)だった。
 なんでかなぁ?
 帰宅後、採血した日を思い出してみて 合点がいった。
 12月11日。
 寿人の退団が新聞で報じられた直後だ。
覚悟してたのに 辛くて辛くて苦しくてたまらなかったころだ。
 心の不調が血液に表れたとしか思えない。
 なんと単純で密接な私の心と体。
 あの日、病院から特養の母の所へ行ったんだ。
いつものように無言の母におやつを食べさせ、手指のマッサージをしながら 私の心は寂しさで悶えてた。
 母は時々 私をじっと見つめる事はあるけど、あの日もそうだった。
そして涙ぐんだんだ…。
 目やにだったかもしれないけど、その時 私は『お母さん 私の気持ちがわかるんだね…』と思ったんだった。
 「お母さん…私の大好きなサッカー選手が名古屋から居なくなっちゃうんだ。だから寂しくて苦しくてたまらないの」と私が言えば、本来の母なら「いい歳して何を恥ずかしい事 言ってるの」と苦笑しただろうな。
 まだしっかりしてた頃「大好きなサッカー選手だよ」と 寿人の写真を見せたら「ゆうこ こんな面白い顔の子が好きなの?」って言ったよねぇ。(寿人はハンサムでは無いからね)
 
 1か月前のあの苦しさはもう消滅してるので、きっと血液検査の結果も 今なら問題無いような気がする。
 でもステロイドホルモン剤増量して効果が出るのは少し先なので採血はそれ以降。
そしてその結果が出るのはもっと先になるので これから数ヶ月は増量したままだわ。

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