« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »

2019年11月

2019年11月26日 (火)

感動と勇気

 ジェフユナイテッド千葉のホーム最終戦、勇人お兄ちゃんの最後の試合・・・夫同伴で日帰りした。

 

 J2残留は確定してるので『勇人引退の花道を飾る試合』にするのもありかなぁ・・・と 無責任な素人の考え。

 思えば、今季 千葉までよく通った。 広島時代は、広島へ行くのは 多い年で年に8回。少ない時は6回。グランパスで『ホームは全試合観戦』を経験しちゃうと、行ける時は行こうってなっちゃうね。

 

 さて、兄弟そろってベンチスタートの前半、広島の小春ちゃんから『ダゾーンで観てるよ。試合中なのにごめんね』とLINEがあり『寿人が出てないうちは大丈夫^^』と返して、数回 やりとり。

 ハーフタイムは じっくりシュート練習を観察☆

 後半、ベンチ横でアップする寿人は半袖。他の選手は長袖や上着を着てるのに・・・これは!? 出る気満々? 

交代枠最後の一人になってから、ベンチ横で監督が寿人にボードを見せながら何か話してる。 出る!?

震える手で、小春ちゃんにその旨を知らせた直後 出たーーー!

 ゴール裏からは寿人チャント☆ 一緒に歌いながらこみあげる。 私だって本当は試合に出る時に歌いたかったんだぁー!

おそらく小春ちゃんも ダゾーン画面に張り付いているだろうと想像しながら LINEはストップ。

黄色いユニフォームで走り回る寿人を見てるだけで嬉しかった。感動してた。

数ヶ月前は「寿人ゴールして!寿人にゴールさせて!!」と念じながらだったのに、なんだかもう『出てるだけ』で嬉しい。

 

 一週間前、京都のたけびしスタジアムでは出番がなく、ヘタレなファンの私は どう応援すれば良いのか見えなくなってきてた。

 寿人・・・もう引退してもいいんじゃない? ベンチ横で集中力を高めながらアップしてる姿や チームを鼓舞する姿は尊いし立派だと思うけど・・・ヒサ婆は どんどん悲しくなっちゃうの。

 引退したら、それまでの重圧から解放される。サッカー界では引く手あまたで、大好きなサッカーに関わる仕事をして、サッカーファンや選手達も幸せにすることができるはず。

 もう現役にこだわらなくていいじゃん。 ピッチ上でゴールを決めて チームの勝利を呼び込み、スタジアムを歓喜の渦に巻き込む快感をもう一度味わいたいのもあるよね。でも それは試合に出なきゃ実現できない。

 次から次へと ネガティブな思考だけが湧いて来て、結果 こんなファンじゃ 寿人を応援してるって言えないよね・・・何の応援にもなってないもん・・・と 更に深みにはまる。

 

 だったのに・・・苦笑。

 寿人が途中出場しただけで「あぁ~~これが観たかったんだぁ~」と嬉しくなり、残り時間が少なくなると「このまま時間が止まってほしい。この試合をもっと観ていたい・・・寿人のプレーをもっと観ていたい!」となった。

 (サッカー無知で語彙も乏しいので ここからは 拙い表現から映像を想像してください)アクロバティックにスルーしたり、相手ゴール前にうわ~っと攻めこんだ中で、寿人とフナさんが 入れ替わり立ち代わり裏抜けに飛び出したり、勇人兄ちゃんが何度もボールを拾い、顔を上げれば寿人も動き出し・・・あぁ~こんな風景 久しぶりに観た気がする。

 トレーニングゲームで「寿人らしいプレーを観られた」って満足してた・・・つもり・・・無理やり納得させてた。

本当は公式の試合で この姿を観たかったんだ! もっと観たいよ(泣)

 肩を震わせながら何度も泣いた。

 

 1点を失ったまま試合終了。 

はぁ・・・終わっちゃったんだな。

 

 引き続き 最終戦のセレモニー。

ベンチコートを着て登場した選手たちの中に寿人を見つけるのが 今の私の視力だと難しい。

『多分 あれ(あれって・・・ごめん)』と目星をつけても ちょっと動くと見失う。選手の子どもたちがわらわらと出て来て、それぞれのパパに飛びつく。

 うきゃぁーーー☆ 大好物の三男坊くん 見えるかも~~~☆ まずは寿人を特定しないと・・・えっと~えっとぉ~~~。

メインスタンドアウェイ側から アウェイゴール裏へ、そしてバックスタンドへ・・・えっと~寿人どこぉ~? 三男坊くんは出てこないのかなぁ~。

ホームゴール裏へ差し掛かった時! 先頭のマスコットと手を繋ぐ三男坊君と 付き添う(見守る・世話係)の次男坊君発見!!

うぎゃぁーーー!! 大好物が2人も揃って出てたーーーーー!! そこから やっと寿人も見つけて彼らを凝視。

跳び跳びする三男坊くんと またまた背が伸びてかっちょよさアップした次男坊くん♡ ・・・私 寿人よりも二人に夢中だったかも(汗)

 セレモニーが終わり、メイン指定席に居た(車椅子介助席じゃなく指定席を買った)夫が戻って来て「〇〇ト(三男坊くん)が途中で転んで 〇〇トが抱き起したよ」「〇〇トがマスコット目掛けて走り出して、追いかけてったよ」と話してくれた。

うあーーーん!! そんな素敵なシーン 見そびれたーーー泣。 私 ずっとどこを探してたのよー! なんで見つけられなかったのよーーーー! バカバカ! 私のバカ! 4分の3周 損したーーーっ!! (これは今も後悔し続けてる)


Img_20191126_140045

 お兄ちゃんの引退セレモニーは スタジアムの明かりが消えて幻想的な雰囲気の中で始まった。

ジェフでの勇人さんの長い歴史をまとめた映像を皆が厳かな気持ちで見つめる。

寿人のように『自己プロデュース』に長けておらず、多くを語らず実直に背中で引っ張るイメージの勇人さん。

誠実な言葉がスタジアムに静かに響く。 

ご両親への感謝・・・ご両親は感動してらっしゃるだろうな・・・と。お母さまは私と同い年だけど 子供を産めなかった私は 実感を想像するのみ。

 この時 私は『寿人の時は・・・』と想像せずにはいられなかった。 寿人の現役時代を語るのには まずゴールシーンだよね。

全ゴール流したら時間かかるかな。 ゴールしてスタンドがうわぁーーーっと湧く中 飛行機のように両手をひろげてコーナーフラッグに駆け寄ったり、指輪にキスをしたり、エンブレムを叩いたり・・・いくつものシーンが浮かぶ。 見たいなぁ・・・。

 静かな口調でジェフへの熱い思いを語る勇人さんとは また違うだろうなぁ。 そんな想像をして また泣けてくる。


Img_20191126_140155

 新幹線に乗り遅れない為に途中でスタジアムを出た。

 東京駅へ向かう在来線の中で 小春ちゃんから「ダゾーンでセレモニーもやったよ。テレビ画面なので上手く撮れなかったけど」と 私の大好物の二人がマスコットと歩く写真が!! うっきゃぁ~~~私が現地で見そびれたやつーーー! 私が一番喜ぶところを撮ってくれた小春ちゃん 素晴らしい☆

 

 帰宅後、夫はさっそくダゾーンの見逃し配信でセレモニーを見始めた。私は片づけをしながら、夫の声に誘われて画面を覗く。

あぁ・・・ダゾーンカメラさん 可愛い二人をよく撮ってくれたけど、ヒサ婆カメラだったら ずっとこの子達にズームだったからなぁ・・・あぁ もったいなかった(涙) まだ言ってる。

 

 私たちは出て来てしまって見られなかった勇人さんがスタジアム一周して挨拶してるシーン。二人の息子君がずっと後ろについてた。どんな気持ちでお父さんの背中を見てるのかなぁ。

 引退を決めた時「ボク 泣いちゃった」と長男君が言ってるのを動画で見た事がある。 その時の驚きや悲しみはもう薄れて 今は『お父さん お疲れ様でした』の心境にはなってるんでしょうけれど、一緒に歩いたら、自分が思ってた以上の『偉大なお父さん・ファンサポポーターに愛されてるお父さん』を実感したでしょうね。

 

 寿人の時は? 長男君・次男君は 広島で『エースでスターでヒーローのお父さん』をずっと見てたし『スタジアムを歓喜させた瞬間』も何度も経験してるよね。

 あぁ・・・もう一度 私も味わいたいなぁ。 色んな事が理解できるようになってきてる三男君にも味わわせてあげたいなぁ。

 

 

 不思議な高揚感。 もう一度味わいたい・・・味わえるはず!

 

 この3週間ほど 寿人とは全く無関係な気がかりな事があり、日常生活の中で笑った瞬間に『私 笑ってる場合じゃないじゃん』と我に返る。

私が神妙にしてたからって解決する事ではないのに。

ネガティブな不安がいつも心の隅っこにあるので、ちょっとした事も どんどん重く感じてしまってた。

それが 久しぶりに『私も まだ頑張れる!』と思えた。

 車椅子で遠征するのも どんどんしんどくなってて「来年は千葉までなんて行けないわ・・・」とまで思ったのに「行けるうちは行くよ!」と変化。

 

 尹監督が来季の指揮を執る事が発表されて、寿人は また新しいチャレンジの年になる。歳はとっていく。アスリートとしては さらに厳しい状況になるでしょうね。

 

 ヒサ婆は ヘタレで自分本位で 全然応援にならないけれど、やっぱり来季も寿人ファンです。

 

 

 

 

 

|

2019年11月20日 (水)

タクシー☆天国

 16日(土)夫と 千葉戦を観る為に 京都のたけびしスタジアムへ。

 京都駅で新幹線を降りてタクシー乗り場へ・・・うあぁ~すごい行列! でも並ぶしかない・・・と並んでいると タクシーは次から次へと客を乗せて発車する。乗り場の後ろにはタクシーも長い行列作って待ってる! おぉ☆さすが観光地。

先頭がどこなのか見えなかった行列も あっと言う間に私たちの番に。

 

 たけびしスタジアムが「西京極スタジアム」だった頃、広島の友達と京都駅で待ち合わせて タクシーも付き合ってもらって 広島戦を観に来た事がある。

 スタジアムの様子も「あぁ、うんうん、こんなだったわ♪」と なんだか懐かしい。 あの時は杖で歩けたから、スタンドの上部席で観たなぁ。

 たけびしスタジアムの車椅子席は最前列だった。でもメイン席の最前列をずずず~っと通り抜けなければいけない。

入場した時は、まだスタンドに人がまばらだったのに、ウォーミングアップ前にトイレに行こうとしたら 通り道の最前列にはもうみんな座っていて、足元にはシートを敷いて荷物が置いてある。

「すみません。ごめんなさい」と そこを通り抜ける(涙・汗) これ、試合中になんて絶対 行けないじゃん。

 

 いつもなら『寿人鑑賞タイム』となるハーフタイムに2度目のトイレに行くしかない。

寿人のシュートが何本決まるのか いつも無意識に数えていたのに~。

ハーフタイムに「すみません。ごめんなさい」と 身の細る思いで(細くはならない)往復して戻ると 夫が「寿人 ボレーシュート決めました^^」と教えてくれた。 

 おぅ! 夫 グッジョブ☆

 後半、寿人がいつ投入されても大丈夫なように トイレも済ませて万全の態勢でその時を待ったけれど・・・3人目の交代も寿人じゃなかった。

もう下を向くヒサ婆。

 寿人は ベンチ脇に立って声を出してたのに。 戦えないファンでごめん。

 

 京都サンガは勇人お兄ちゃんが2年間在籍したチームでもあるので、試合終了後は サンガサポーターからも声援がとび、お兄ちゃんはサンガゴール裏へも挨拶に。

感動的なシーンなんだけど、いちいち私は『寿人なら・・・』と置き換えて想像しちゃう。

 

 なんだか寂しい心持ちでスタジアムを出る。

 千葉のスタジアムの帰りにタクシーを呼ぶのに手間取った記憶しかない夫は「タクシーどうしますか?」

「大丈夫! 道で拾えるから」と私。

 そう、広島の友達と帰った時、タクシーを呼んだ記憶は無いの。 当時は友達もスマホじゃなかったはずで、タクシー会社を検索する事も難しかったし。きっと道で拾った!

 そんな記憶を頼りに、夫と道路を眺めていると・・・タクシーは走ってるけど、賃走の表示ばかり。

う~ん、さすがに夕方はダメか。 コンビニの駐車場でタクシー会社を検索して電話する。

まずMタクシー、場所を伝えると「ちょうどその辺りに空車が無いんです。本当に申し訳ありません」と 心から申し訳なさそうな女性オペレーターさん。(どこかとは大違い・・・嫌味だよ)

じゃ、次の会社…と思ったら、空車が見えて夫が停める事に成功。

「良かったぁ~~~」と乗り込んで 行き先を告げると 反対車線からMタクシーがウインカーを出してコンビニ駐車場へ。 あ~ きっと電話切ってからすぐに空車が見つかって来てくれたんだ・・・ごめんよ~ もうYタクシーに乗っちゃったよ~。

 夕方でも ちゃんとタクシー たくさんあるじゃん^^

某地で『タクシー呼んでも来てもらえない・そもそも走ってない』を何度も経験したので、京都のタクシーが入れ食い状態に思える。

 京都弁もやさしい運転手さんと会話しながら、予定より早く京都駅に着けた。

 

 京都のタクシー 万歳☆

 

|

2019年11月13日 (水)

「人間起こし」そうなんだー!

 ここちゃんの小学校の運動会を見に行くようになって3年。

高学年の組体操に毎回 感動してた。

一番好きなのが グループごとに一人がスクッと高い位置に立ち上がり、ポーズを決めた後、立ち上がりと逆に後ろへまっすぐ倒れるもの。

言葉で説明するのが難しかった。

これでした!

Img_20191112_154541

昨日の朝刊に掲載された。

残念な事に、危険度が高いからやめる学校が増えているとの記事。

うん・・・私も『自分がやるとしたら怖いなぁ』と思ってた。(ちびなので、土台にはならず立ち上がる役になる前提)

 

この記事のイラストを見て、立ち上がる仕組みが(ちょっとだけ)わかった。

あれ、遠目に見てると不思議だったもん。

まるでゴム仕掛けの人形みたいに 土台の中から スクッと現れるの。

土台の人達が心を一つにして『勢いよく押し上げ』 立ち上がるひとりは、その想いを全身で感じてタイミングを合わせるんだね。

で、勢いつきすぎて前に倒れてこないように、受ける役の人もいるんだ。

後ろ向きに倒れるのは『下で受けてくれる皆を信じて』怖がらずに真っ直ぐに落ちていくだけ・・・そこは予想通り。

思い切りと信頼。

 

一瞬のシーンに あんなに感動してしまうのは、こういう仕組みだったからか~。

 

危険だから止める・・・のも 理解できる。

でも・・・ここちゃんがやるのを見たかったって思いもある。

 

|

2019年11月 6日 (水)

ぴっちー号で 新ルート

 ジェフの試合観戦、スタジアムから帰る時のタクシー『呼んでも来てもらえない』事が続き、蘇我駅(そこにはタクシーが居るので千葉駅前のホテルへ)まで車椅子で走る事が普通になった。

ならば最初から蘇我駅近くで泊まろう!

 とういう訳で3日は 初めて東京駅から京葉線で蘇我駅へ。

せっかく品川駅で総武線に乗り換えるのが上手になったのに・・・。東京駅で総武線に乗り換えるのも もう1回やれば完璧になると自信もあったのに。

 東京駅 広いんだよねぇ~。乗り換えが難しいんだよねぇ~。案内表示を見て移動して目的のホームが目の前なのに 最後に『エスカレーターと階段しかありませーん』って事があるんだよねぇー。そこからスロープやエレベーターを探して流離うんだよね・・・涙。

 以前、東京駅で貰った構内図を見て予習もしっかり。 

でも平面図でいくら勉強しても 実際に行かないとわからないんだよねぇ。一度行くと 平面図を見た時「ああ、ここだ」って分るんだけど。

 

 事前に調べて作った『乗り換え予定表』発車時刻・ホーム・行き先。 裸眼でも見えるように黒サインペンで大きく書いたものをバッグの外ポケットに入れてある。

 以前の総武線乗り換えの記憶を参考にしつつ、余分な走りもなくホームへ行けた。 ただ・・・距離がある! 車椅子じゃなかったら途中で動けなくなってるわ。 滑らかで平らな所を移動するのは車椅子最強☆自転車だよね。

 

 蘇我駅で初めて降りた。 タクシーを待った事のある駅前も改札口から出ると 違って見える。

ホテルに荷物を預け、友達と待ち合わせて一緒にスタジアムへ。 昼間だし、押してもらうのは怖いから 一人でも行けるけど、やっぱり同行者がいてくれるのは心強い。

 

 勝ち試合の帰りも友達が付き合ってくれる。

あ~スムーズに来られたなぁ~♪ 

 

 4日は、練習場でのトレーニングゲーム見学。 午後からイオンで 寿人と勇人お兄ちゃんのトークショーがあるので、それも行く予定。

トレーニングゲーム中・・・トイレに行きたい(苦) ちゃんと前もって行っておいたのに・・・。スタンドの皆さんの前を車椅子で走り抜けるのって ちょっと気を遣うのよね。

 案の定 狭い所を速く走り抜けようとして柱に当たり、周りの人に声をあげさせてしまった。

トイレを済ませて戻り、後半は私が居る方に寿人が攻めてくる。 これは絶対に見逃せない。

・・・なのに・・・なのに! またトイレに行きたくなっちゃったんだよ~~~涙。 これが老人。しばらく我慢する。

寿人 そろそろ交代じゃない? それまで我慢する。

・・・え~~全然 交代しないじゃん。 また膀胱炎になっても困るし・・・あぁ~~~ん! もう我慢できない!

 

 スタンドに居る広島からと名古屋からの友達に「またトイレ」と目配せしつつ、2回目の『スタンド最前列走行』そして 1回目と同じ場所で柱に当たる。 これは 私の技術のせいではないね。気づかない傾斜があるんだわ。もう やだぁ~~涙。

 

 トイレを済ませて、もうスタンドに戻る勇気が無かった。 またみんなの前を走るの恥ずかしい。かといって入り口では寿人が見えない。

もういいわ・・・イベントに行こう(涙)

 気持ちは とぼとぼと、実際は車椅子をころころと走らせてホテルへ。舗道はでこぼこしてるからシャーっと走れないのもある。

ホテルで荷物を受け取ってタクシーを呼んでもらうと・・・すぐ来た! ほぉ☆

 

 でもイオンの入り口がわからず。年配の運転手さんがメーターを止めてくれて 迷い込んだ駐車場の料金は「僕が払いますから」と言ってくれて(要らなかった)二人で「こっちかな」「あっちかな」で 無事 たどり着く。

 

 トレーニングゲームの後 ファンサービスを受ける人達より早く到着したはず。 整理券も貰った。

でもね・・・車椅子で観覧席に並ぶのがちょっと・・・。邪魔だろうなぁとか、目立つよねぇ・・・とか思ってしまって。

事前に予習しておいた通り、吹き抜けの2階から見よう♪

 広島からいらしてる友達が「一緒に」と誘ってくれたけど「ここが特等席だから」とお断りして。

 

 トークショーを堪能し、サッカー教室は諦めて さて どうやって帰りましょうか。

行きのタクシーの運転手さんに「帰りは東京駅へ行くんだけど、タクシーだと遠いですか?」と聞いたら「蘇我駅からここまでよりも かなり遠いから タクシーは・・・」と教えてくれた。

 じゃあ近くて申し訳ないけど、海浜幕張駅までタクシーで行くしかないね。 イオンならタクシー待ってるでしょ。 

 

 待ってなかったーーー!

 

 タクシー乗り場には タクシー会社へ直通の電話があり、受話器を取る。

繋がらない! 繋がったかと思ったら「もしもし・・・もしもし・・・聴こえないので切りますね」え? 私もちゃんと「もしもし」って言ってるのに~~~。

 4つのタクシー会社が 結局 繋がらなかった(涙)

千葉のタクシーぃぃぃぃぃ~~~~! 心の声は ここまでで自粛。

 バスで行こう・・・(泣)

バス乗り場には案内の人が居て、車椅子も載せてくれた。 JR駅で降車の時もバス停に案内の人が居て降ろしてくれた。

 

 <日本語が通じる場所なら何とかなる>で 毎回 何とかなってきた。

東京駅行きの京葉線に乗れた時点で『東京駅で新幹線発車までかなり時間あるなぁ』だった。 いつも帰りの新幹線は余裕を持って買っておくからね。 何か食べてもいいし、早いのに替えてもいいな・・・と考えてた。

 

 ところが! 東京駅おそるべし。

 京葉線から新幹線ホームの移動は 来る時に『エスカレーターや階段の隣に確実にエレベーターがあるから遠回りしなくていい』のを確認してある。

 そしたらね・・・エレベーターの前に長蛇の列。 ねずみーランド帰りのベビーカーや大きなキャリーバッグを持った人たち。

エレベーターは何度も乗らなくちゃいけないの。

 何回乗ったか忘れたけど、とにかく毎回 行列に並び、待って待ってエレベーターに乗り、ホームに着いたのはギリギリ!

 

 新幹線が発車した時は どっと疲れが出た。お弁当も買えず。 お菓子いっぱい持ってるから空腹で倒れる事はなかろう。

 

 

 名古屋駅に着いた頃には 立ち上がると ほわ~んとするように。 これ杖で歩いてたら絶対転ぶ。

改札口を通ると 駅員さんが「ホームまで介助します」

「ありがとうございます。でも大丈夫です。一人で行けます」

「ホームでは介助するきまりなんで」と 電話をし始める。

「車椅子を下りて 列車には自分で載せるので介助いらないんです。付き添ってもらうのが申し訳ないし」

「でも規則なんで。ちょっとお待ちください」 電話。

待てなぁーーーい!!

「ごめんなさ~い」と走って来てしまった。

エレベーターでホームに上がると 列車はすでに来ていて。 あぁ 待ってなくてよかった♪

 

 最後は『わんぱく車椅子ユーザー』になってしまったけれど、今回も無事に行って来られました☆

 

 車椅子で京葉線、次に行く時は帰りが要注意ね。

 

 

 

|

2019年11月 1日 (金)

母を知る人

 先日 Oちゃんが お喋りに来てくれた。

 出会ってから45年・・・店で落ち合う時は 周りの耳を気にしてできないような『恥ずかしい話・みっともない話・愚痴・悪口・ちょっと自慢』も 家だと思う存分できちゃう。

 で、どんな話をしても『それが ゆうこ☆』と聞いてくれる。

ちょっと自慢をしても「え~! すごいじゃ~~ん!」と目を見開いて喜んでくれる。 ありがたい友達。

 

 そんな話を夢中でしていて

私「お茶いれようかな。おもたせのケーキには 温めた牛乳にインスタントコーヒー・・・」

Oちゃん「砂糖無し」

私「そーそー!」

 で 支度をしていると Oちゃんが「そういえば、ゆうこのお母さんにコーヒー淹れてもらった時さぁ~」と笑いながら話し出した。

「新品のインスタントコーヒーの蓋を開けると、紙がついてるじゃん。ゆうこのお母さん そこに小さく穴が開けてあってさ~」

そうなんだよねぇ~~笑。 一時期、旧花桃家のインスタントコーヒーは 紙の蓋を取らず、小さく穴をあけて そこから振り出してた。

母の従姉が自営業の忙しい合間に飲むインスタントコーヒーを手軽に かつ 湿気らないようにと生み出した技を 母も取り入れてたのでした。

Oちゃんの笑いながらの話は続く。

「で、ゆうこのお母さんは『Oちゃ~ん うちのコーヒー こういう風なんだわ~』って言ってさぁ~」

私「ねえ、それいつ? 私 居た?」

Oちゃん「ゆうこの病院へお見舞いに行ったら、生花がダメで持って帰ったんだけど、そうだ!って思いついて お母さんとこへ持って行ったの」

 そうそう! そんな事あった。

 何度目かの入院(おそらく股関節手術の名大病院)は 生花を部屋に飾る事が禁止(雑菌の繁殖防止の為)されていて、親しい人には そう伝えて持って帰ってもらったけど、言えない相手もあって、そんな時はベッドの下に隠しておいて、次に面会に来てくれた友達に持って帰ってもらってた。

 Oちゃんも それだったんだ。 で、自分ちを通り越して 私の家まで行ってくれたんだった。多分 片道30分はかかるよね。

Oちゃん「でね ゆうこのお母さんは『花も嬉しいけどOちゃんが来てくれたのが嬉しい』って すごく喜んでくれてさ、私も帰り道 行って良かったなぁって思ったんだ」

 そうだった。

 私が結婚して 母は一人暮らしになって ご近所にもお友達は居たけれど、若い人が大好きな母は 私の友達が大好きだった。

花を届けるだけのつもりだったOちゃんに「あがって、あがって! お茶飲んでって♪」って 家に連れ込んだ(笑)んだろうなぁ。

そして「お茶って言っても インスタントコーヒーで ごめんね~」と言い、小さな穴をあけた紙の蓋をお披露目したんだね。

 

 元気だった頃の母の姿が 声が 笑った顔が 鮮明に浮かぶ。

 

 ささいな出来事が大切な思い出になった。

そして 母を知る人の そんな話を聞ける事が幸せ。

|

« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »