学ぶ
『名波・川口のサッカー教室』的なテレビ番組をチラッと見た。
私がテレビを点けた時、川口さんが小学生チームのサッカーの試合動画のGKを見てアドバイスしてた。
***ここからは私の記憶なので正確ではないですが***
「ボール見てませんね」
え? そうなの? ちゃんと見てるように 私には見えるけど。
動画をスロー再生し、問題のシーンはストップして解説が続く。
「ね、シュートを打ったプレイヤーの方を見てるでしょ」
ほんとだーーー!! 腰を落としてボールを受けようとしてるGK君の顔は正面を向いてる。
別のシーンでも顔は前を向いてて 足元に来たボールを受け損なってる。
「ボールを見てれば ここでちゃんとキャッチできるんですよ」
そうなんだーーー!! なんだか跳び上がりそうに嬉しくなってしまった。
続いて
「全部 下から受けてるけど、腰から上のボールはこうして止めます」と、バレーボールのトスみたいな手の構えをして見せる。(サッカー無知で語彙力が無くて情けない)
へぇ~~~! だって下から受けた方が もし受け損なっても胸で止まるじゃん。上からなんて怖くてつかめないし、もし掴めたとしても落っことしそうじゃん。下から受ければ落っことす心配ないじゃん。
(後で夫に話したら「胸は硬いから弾きますからね」と言われた)
「上から掴んで(お腹に抱え込むようにしてた)吸収させるんですよ」と川口さんの解説は続く。
名波さんも「全然 気づかなかった~」って(言ったと記憶してる)
他にもステップを細かくするとか いくつかのアドバイスがあったけど、私は
➀最後までボールを見る
➁腰から上のボールは上から掴むようにキャッチする(私の理解)
この二点が まさに『目から鱗が落ちる』でした。
たったこれだけを意識するだけで、プレーは大きく変わるんだろうなぁ。
私がそれを実践してみる機会は永遠にありませんが(苦笑
その道のエキスパートが見てるところは、素人とは全く違う…って事は 私も様々な場面で体験してる。
エキスパートにとっては当たり前の基本中の基本でも 初心者にとっては『思いもよらない』事で 『たったこれだけ』を注意するだけで、各段に上達する。
ちょっとしたアドバイスで、それまでの自分では気づかなかったドアが開く…その瞬間は嬉しく楽しいよね。
朗読教室の先生が東京へ引っ越しされて『朗読の指導を受ける』事が無くなり、音訳ボランティアでも アナウンサーのように読めるお姉さま方が健康やご家庭の事情で次々にお辞めになり、私の所属する班で一番の古株になってしまった今、アドバイスしてくれる人は居なくなってしまった。
若いお友達の何気ない言動(彼女達にとっては当たり前)に ハッとさせられて反省する事があるのは まだ救いかな。
若いお友達がアドバイスしてくれる事は無くても 自分が気付けば真似る事はできる。これも『学ぶ』だよね。
さて、冒頭の『名波・川口のサッカー教室』は、後半が放送されるので、今週末も見るよ!
私がGKの基本を学んでどうなるものでもありませんが(汗
| 固定リンク
« 痛いのが当たり前 | トップページ | 向上心 »