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2020年9月30日 (水)

「浮き足立つ」誤用

先日『慣用句の誤用』についての新聞記事を見た。

 

【敷居が高い】

正しくは「相手に不義理をして行きにくい」んだけれど「高級すぎたり上品すぎたりして入りにくい」と思ってる人が増えてるって。

テレビ番組でタレントが老舗旅館や高級レストランなどに入る時「敷居が高いですねー」と言ってるのを見る度に『わかるよ、わかる。分不相応な感じがして 勇気を出して敷居をうんしょっと跨がないと入れないよねぇ~。でも その表現は違うんだよ~』と思っていた私。

意地悪く言えば『あなた その店で過去に何かいけない事したんですか? もしくは 実はその店の三代目で出奔でもしてましたか?』ってとこ。

うん、そこは年の功。ちゃんと正しい認識だったわけだ。

ところが!!

【浮き足立つ】

正しくは「恐れや不安を感じ、落ち着かずそわそわしている」なのに「喜びや期待を感じ、落ち着かずそわそわしている」と思ってる人が6割越えだって。

うひぃーーー! 私も後者の6割の中の人だったーーー!!

特に最近 使った記憶がある。

寿人の久々のスタメンを知った時、久しぶりのピッチ上で、寿人らしいプレーを見せて ゴールも近いと思った時。次の出場で本当にゴール決めた時。

SNSで言った気がする!

そうだわ~、昔は「敵の奇襲に遭い、すっかり浮き足立ってしまった」って 本などで見てたわ。(自分では使わない)

いつの間に それが『喜びと期待でそわそわ』になっちゃったんだろう~汗。

おそらく正しい意味を知ってる人は、花桃の発言を見て「わかるよ、わかる。寿人選手の久しぶりの出場で嬉しくて嬉しくて跳び跳びしちゃいそうなんだよね。本来の意味は違うんだけどね~」と優しく理解してくれたとは思うけど…汗。

正しい意味を理解してて 私の寿人への想いを知らない人なら『へぇ~寿人選手が出場するのが そんなに不安なんだ』と思ったよね。

 友達との会話だったら「寿人の久しぶりの出場でテンション上がっちゃってさ~♪」と言うところだけど 書くとなると それはずっと残るので 61歳の私が若者言葉を使うのがちょっと気恥ずかしく(寿人追っかけしてるのが そもそも恥ずかしいのは棚に上げる)、かつ美しい日本語を使いたいっていう思いもあって『ここは浮き足立つだよね!私の気持ちにぴったり!』って…苦笑。

 言葉は変わっていくし、これだけ認知度が逆転すると もう『誤用』とは言ってられなくなる。

新聞記事にも「上記の二つの解釈を併記する辞書もある」と書いてあった。

でも正しい理解をしてる人には 全く逆の意味にとられる可能性あるよねぇ…。 

 今後、私が<嬉しくて跳び跳びしちゃいそうな時>は、なんと言えばいいのかなぁ?

ズバリ!

「嬉しくて跳び跳びしちゃいます」でよろしいかしら?

…違うね。

 

 

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