乙女の日々の記憶
Instagramに こんな写真をアップしてキャプチャーを付けた。
リーガル・デザートブーツ。
チェックのキルトスカート。
陸奥A子の漫画。
わかる人は58歳から65歳の女性。
そしたら…見事に<同世代トラップ>にかかってくれた友達がコメントをつけてくれた。
地元の友達からもLINEが来て、それぞれと40年以上前の話に花が咲いた。
陸奥A子さんの漫画の話から『チッチとサリー』へ。
当時の乙女達は こういうのでキュンとしてたんだよねぇ。 今のお嬢さん達が読んだら あまりのソフトさに『???』でしょうね(笑)
そこから『コバルトブックス』へと話題は進み…お互いの記憶の間違いに気づいたり。
不思議なのは遠方の友達。
彼女と、サンフレッチェ広島を通じて知り合ったのは互いに40代後半。
あれから十数年、プライベートな話もけっこうしてきたけれど、乙女時代の共通点を語り合ったのは初めてかも。
インターネットなんて無い時代、今のような情報の拡散は無かったはず。
それでも同じような本を読み、同じようなファッションを楽しんでたのよねぇ。
そして…ここんとこ ずっと心に引っかかってた事。
高校2年の時、授業後(世間では『放課後』と言うが、私の住む地域で『放課』は授業と授業の間の休み時間の事。なので『授業後』)部活もせず、教室に残ってお喋りもせず、急いで帰る事を「マッハで帰る」と言ってた。
言い出したのは、同じクラスの 私のグループとは毛色の違う『女らしい子達』
「急いでるの?」
「うん、今日はマッハで帰るの~」
苗字を呼び捨てするのがニックネームだったイ〇シがそう言ってたのを鮮明に覚えてる。
(あの頃、私の周りではフルネームを呼び捨てにするニックネームがけっこうあった。私も普段は『ゆう』と呼ばれているのに『旧桃ゆうこ~、今日はマッハで帰るの?』って)
そのうちに クラス中に浸透し「今日マッハ」と短縮されていった。
テレビアニメ(当時はテレビマンがと言ってたような…)『マッハ・ゴーゴーゴー』の世代ではあるけれど、そこまで遡るのは昔過ぎる。
その『マッハ』を 私 最近 テレビで見たのよねぇ~。
今時の女子高生が『急いで』って意味で言ってた。
どんなテレビ番組だったのかも覚えてないのが残念。
まさか、私達の時代の『マッハ』が継承されているはずないよね?
もう40数年前の事だわ…遠い…。
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