佐藤寿人(サッカー)

2018年11月14日 (水)

「佐藤寿人めっちゃいい人!」の話

 11日は、中学の「還暦同窓会」でした。
 
 同じ日に、グランパスのファンクラブの一部の人だけが練習場のグラウンド内で見学でき、ファンサービスも受けられる「特別な見学会」が開催されるので、グランパスの寿人に会える最後のチャンスかもしれないのを諦めた。
「還暦同窓会」と言っても、二十歳の同窓会から5年毎にやってる同窓会なので、特別に「懐かしい人に会える!!」という期待もなく。
 240人の生徒の中で、夫婦が6組(12人は夫婦ということであり、夫と私もその中の一組)という なんだか知り合いばかりだし。
 数年ぶりに咳喘息が重症化してて、体もしんどいし。
 暗くなると運転できないから、途中で帰って来ればいいわ…くらいの気持ちで出席した。
 なのにね、行ってみると やっぱりすごくすごく楽しいのよねぇ。
 鬼籍に入られた先生もあって 少しずつ出席される人数は減ったけれど、今もお元気な先生は、本当にこの会を楽しみにしてくださってる。
 
 今回は還暦というせいなのか、出席者も5年前より20人程増えて100人。
当時のニックネームが飛び交い、あちこちで談笑の輪ができ、皆が幸せそう。先生方も嬉しそう。
 私の中学時代は 先生も生徒も おおらかな良い時代だった。
 
 ああ、来て良かったなぁ…幸せな中学時代だったなぁ…で あっという間の二時間半。
途中で帰る予定が、暗くて運転できなくなるギリギリになってしまった。
 
 さて じんわりと幸福感に包まれた同窓会…だったけど、私が一番感激したのは、その途中で起きた思いもよらぬ出来事でした~。
 
 会の冒頭では、毎回 先生方からご挨拶をいただく。
 その中で 当時新卒で若さ爆発元気いっぱいで人気のあったA先生が「今の楽しみの一つは グランパスを応援する事」とおっしゃった。
 そりゃ私 飛びつくよねぇ。
 雑談タイムに、A先生のところへ行って「私達夫婦もグランパスの試合観戦に行ってますす!」と話した。
 先生はJリーグ創設当時からのファンで、昔はゴール裏で声出してたって。うん、でしょうね。
「私たちは、佐藤寿人選手のファンで 広島から去年 移籍してきたんです~」
 ひとしきりグランパスの話に花が咲き「最後の瑞穂で会おうな」と 先生の笑顔で その場は終わった。
 
 しばらくして、〇〇み(本名は〇〇子なのに、なぜか〇〇みと呼ばれている)が
「おやま~(当時 苗字の頭に「お」をつけるニックネームが流行っていた。江戸時代か?!」)佐藤寿人のファンなんだって~?」とやって来た。
 〇〇みとは、一緒に遊びに行くグループでは無く、卒業後も繋がりは無かったんだけど、電車などで偶然会えば いつも「おやま~」「〇〇み~」と声を掛け合う仲だった。
 彼女は人懐っこいので、おそらく私だけじゃなく 誰とでもそうだったはず。
 「佐藤寿人」の名前が そんな〇〇みの口から出てびっくり。
 彼女の勤め先には、色んな業界の有名な人がお客さんとして来るんだって。その中に「グランパスの佐藤寿人選手」が居たわけ。
 
 A先生が「さっき、ゆうこが佐藤寿人選手のファンだって言ってたぞ」と教えてくれたから 飛んで来てくれたんだって。
 
 寿人との接点を説明してくれた彼女の口から次に出たのは
「佐藤さん、めっちゃいい人っ!」
続けて「あんないい人 居ない! 有名な人 けっこう来るけど、一番いい人!」 大真面目な顔で言う。
 その時 すでに私の顔はキラキラしてたらしい。
「私 もうすっかりファンになっちゃったんだよ~!」と言う〇〇みの手を握って
「えーーー! 嬉しいーーーーーーっ! いい人でしょーーーー!」
「うん、ほんとにいい人!」
2人で手を取り合って、乙女のように跳び跳びした事でした。
 
 そこから更に聞けば、その職場で 寿人の神対応ぶりにファンになる同僚が複数いるそうな。
 〇〇みいわく「佐藤さんが来てくれると 私達のモチベーションもあがる」
「一人の子はスタジアムに行くって言ってた。残り二試合 私も応援してるからね!」
 同窓会の余韻だけでなく、こういう話で興奮して帰って来たのでした。
 
 
 グランパスのフロントさ~ん こんな所でも人気を集めているので、グッズ販売や集客には期待できると思います。
どうか来季も契約継続してくださいな。(懇願)

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2018年10月23日 (火)

寿人の居るグランパス

 時々 ふと思う。
 寿人、グランパスの選手なんだな。
 寿人、名古屋に居るんだな。
 そう思っただけで、ちょっとだけ胸の奥が温かくなる。
 そして 同じくらいに
 寿人 ほんとにグランパスの選手なのかな?
 寿人 ほんとに名古屋に居るのかな?
 夢の中の出来事じゃないかと思ってしまったりもする。
私 ずっと長い夢の中に居るんじゃないかな?
 
 グランパスに移籍してきてから、広島時代にはできなかった練習見学も行けるようになったけど、熱心なファン・サポーターさん達のように『週に何度も』『毎週』なんてのは程遠くて、去年も結局『平均して月に一度』くらいのペースだった。
 今年は、非公開練習が増えたのと猛暑のせいで、今の時点で まだ6回…。
 決して『寿人熱』が醒めたわけではなく。
 
 広島時代は、ホームの試合ですら年に6~8回しか観戦できなかったのが、名古屋では20回以上観戦できるのよね。
 それで『2年前よりも ずっと多く寿人を観てる』気になってる。
サッカー見る目が無いので、練習見学したからって何が分かるわけじゃないし。
ただ単純に『寿人 声だしてたなぁ』『楽しそうにやってるなぁ』『ゴール決まってたなぁ・なかなか決まらなかったなぁ』程度だもの。
 
 寿人がグランパスの一員として、リーグ戦でゴールを量産し『グランパスに無くてはならない存在』になってたら、私の『寿人、グランパスの選手なんだな。名古屋に居るんだな』は、夢の中の出来事のようでは無かったのかもしれない。
 私の中で圧倒的な存在感で『寿人のグランパス』になって、日常の全てがグランパス中心になってたかもしれない。
 グランパスでも ファンサポーターのハートは掴んでるし、キャプテンとして信頼も得てるんだけどね。
 寿人の移籍の目的はそれじゃないもんね。
 
 寿人ファンになってから、リーグ戦年間日程表には、試合結果よりも大きく 寿人のゴール数を書いていた。
 『1』が 時々 抜けながらも並び、けっこうな頻度で『2』があって 時に『3』も見る事が出来たなぁ。
 2018年の日程表…怪我で欠場もあり、後半交代出場を表す『後』の文字が並び、近頃はベンチを表す『べ』が続く。
 
 数年前の私なら それすら耐えられず『寿人 もう移籍しやぁ』と思っただろうな。
 
 広島での2015年辺りからは、試合の前日練習を見学した時は 翌日のスタメンが分かる一瞬(紅白戦のビプス)を、一緒に見てる小春ちゃんと無言になって凝視し、スタメンだと分ると 小春ちゃんと「良かったぁ~~~!」と顔を見合わせたっけなぁ。
 それが…スタメンじゃない事も増えて来て 今度は『途中出場でもいいから出て!』が願いになった。
 私が観戦に行くエディスタや、名古屋・清水・磐田戦では、幸運にも『最後まで出番無し』って事は無くて 神様が私が観戦してるのを知ってるんじゃないか?と思い上がる事も(汗)
 
 だったのに…だったのに…。
 
 今季 ホームで観戦の時は、ベンチの寿人を観察・鑑賞し、ダゾーン観戦の時は 画面に向かって「ベンチを映せ~、映してくれ~~~」とつぶやき、一瞬でも映ると パソコン画面に指をくっつけて「寿人!」と 夫に見せる。
 ダゾーン観戦のハーフタイムは 昔ならトイレタイムなのに、今は一時も目が離せない。
可愛くビプスを着た(寿人が着ると小学生のチョッキみたいなんだもん)寿人が誰とボールを蹴ってるか、シュート何本決めるか、食い入るように見てる。
 
 私の楽しみは こうやって形を変えて行くけど、寿人の気持ちはどうなんだろう?
楽しいはずないよね。
 
 来季の動向が気になる時期になった。
 昔から『寿人が移籍したら一緒に移籍。引退したら一緒に引退』と公言してた私。
うん、もちろん移籍したら 今度もついていくよ。
 でもね…近くで応援する喜びを知ってしまうと、スタートが『県外の選手・県外のチーム』だったのに『遠く』へ行くのが辛くなる。
 私の体が 以前よりもどんどん動けなくなってるのもある。
 
 晴れて地元グランパスのファンとなってから、地元メディアでもグランパスが目につくようになり、いくつかのイベントも経験して、グランパスが身近な大切なチームに変化してきた。
 試合観戦数が増えれば、スタジアムで出会う人やスタッフさんにも顔馴染みが増えて それはスタジアム観戦の楽しみとも比例する。
 熱意と誠意を持って応援してるサポーターさんや、明るく真心こめて仕事しているスタッフさん達に親近感を持って『グランパスはこんな良い人たちに支えられてるんだ!』と感動さえする。
 これは年に数回しか行ってない広島時代には 無かった感情。
サンフレッチェ広島にも同じような力はあったと思うけど、『たまにしか行かない』私には それに接する機会が少なかった。
 
私は寿人が好きなのであって、チームには それほどの想いは無い。
これが当時の本音。
 
 寿人が来季 グランパスに居なくなったら…今の私のグランパスへの思いはどう変化するんだろう?
 寿人の次のステップを応援しつつ、地元チームを応援し続けられるのかなぁ。
寿人が居なくなった途端、グランパスへの興味も失せてしまうのかもしれない…と ちょっぴり思う。
 
 寿人には不本意かもしれないけど、来季も名古屋に居てほしい。
私は以前のグランパスの事はよく知らないけれど、昔からのファンの人が『良い変化』を口にすると、寿人の影響だ!と思ってしまう。
 勝手な思い込みだけれど、寿人にはグランパスをもっともっと良くしてもらいたい。
それは『寿人を近くで見ていたい』だけの 自分本位な願いなのかもしれない。
 
 寿人ファンとなって 広島へ通い始めた2006年。
あの時 まさかグランパスに寿人が来て、私がグランパスを応援する事になるなんて 夢にも思わなかった。
 本当に夢のような時間を与えてもらえたんだなと実感する。
ずっと夢の中に居たい。
 
 寿人と寿人の家族が幸せなのが一番、それが私の幸せだと思ってるけど、ん~~今は とにかく来季も名古屋に居てほしいばっかりだ。
 
 ここまで『ダメダメファン』に落ちぶれちゃったよ。
もう『ヒサ婆』とさえ名乗れないかな。

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2018年10月 3日 (水)

ほ!

 10月になり、リビングの壁掛けカレンダーをめくった。
 

Hi

 10月は これだったーーー!

 購入した時、全部見たはずなのに忘れてたらしく 初めて見るような感じで 思わず口から出た音が「ほ!」

 どういう「ほ!」なんだろうか? 笑

 こんな笑顔が見たいよ。

 チームメイトがゴール決めれば満面の笑みでベンチを飛び出して称賛してるし、勝ち試合の後の挨拶も爽やかな笑顔ではあるけど…。

 このカレンダーの写真も 永井龍くんのゴールを喜ぶ一瞬だったはず。

 ゴールを決めたら、寿人はどんな顔するんだったっけなぁ。

飛行機みたいに両手をひろげてコーナーフラッグを掴みに行き胸のエンブレムを叩いて見せる事もあったねぇ。

コーナーフラッグにキスもあった。

寿人のゴールが見たいよ。

ピッチで躍動する姿も見たいよ。

ゴールを狙って前傾姿勢で走るとこも見たいよ。

寿人ターボエンジンがかかる瞬間 見たいよ。

「ほ!」だよ。

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2018年9月22日 (土)

悲哀妄想しすぎ・・・

 夕べ パソコンを見ていた夫が「寿人と楢さんのグッズ販売されるよ」と。
 寿人と楢さん!?
 なんでこの時期に この二人!?
 それはもしかして「さよならキャンペーンセール」なのか?
 私も開いて見たら、顔写真がプリントされたブランケットや、背番号付きユニフォームをモデルにしたトートバッグやマグカップなどなど。
 ん~~~私 実は こういうの興味ないんだ…。
デザイン的に好きじゃない・日常で使わない。(主婦の現実主義)
 だから今までも レプユニとタオルマフラー以外の選手グッズは買った事がない。
 でも「さよならキャンペーンセール」だとしたら…。
 もしくは、この売り上げで 寿人の現在の人気を測るのかもしれない。
だったら売り上げに貢献せねば!
 商品一覧を見ながら
「でも これ絶対 使わないよねぇ…うーん」と 腕組みをする。
 ソファーに座っていた夫が
「そういう問題じゃないんです」と。
 そうだね!
夫の言葉に背中を押されて、トートバッグをクリック。これなら観戦には持って行ける…うぅぅ…かもしれない…持って行くしかない。
 そしたら!! 寿人と楢さんだけじゃなく 他の全選手の名前があるじゃん!!
念の為に他のグッズもクリックしてみたら…ぜ~んぶ 全選手の分があった!
 なぁんだーーーーー!! ビックリして損したぁーーーー涙。
 って事で、トートバッグの他に いくつかを購入。
絶対 使わないよね…と思いながら(汗)
 寿人の顔写真のついたブランケット 膝にかけるかなぁ…笑。
マグカップは入院した時に使えるかな。
ナップサックは災害避難の時に出番があるか。貴重品入れておく? 
 もうヒサ婆の応援は 貢ぐしかないのよ。
 

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2018年8月24日 (金)

涙が出ちゃうんだ

 22日 水曜日、今年二度目のエディオンスタジアムに私は居た。
 
 試合前、スタジアム前やコンコースで グランパス11番のレプユニを着ている人を見かけるたびに 私は「ありがとう」と小さくつぶやき、ある時は胸の前で両手を合わせもした。
ちょっと泣きたい気分になる。
 
 久しぶりのスタメンの寿人が 試合前のウオーミングアップをしている。
 ゲーフラを揚げながら 私は空の雲を見てた。
上を見てないと 何かが零れ落ちてしまいそうだったから。
 ♪ひーさーとー ららら らーら 
ひーさーとー ららら らーら
ひーさーとー ららら らーら 
みちびーけ ゴールへ♪
 
 涙でかすれる声で 私も一生懸命 歌った。
 ゴール裏のコールリーダーさん、何度も歌ってくれて ありがとう!
 
 試合開始。
 ホーム側で、隼平くん(完全に広島キラー襲名だね)がゴールした時 私には寿人がゴールしたように見えた。
 試合後に会った広島の友達が
「寿人 いい動きしてるなぁ~と思ったら 32番の子だった」と。
あはは、見間違えるのは見えにくい私だけじゃないんだ。
 並ぶと体のバランスなど全然違うのに、プレー中は 私 しょっちゅう隼平君と寿人を見間違える。
 広島時代 後輩のゴールをお膳立てしたり、自分で行けるのを後輩に譲ったりした事もあったなぁ。
 寿人と同じ「裏抜けが得意」な隼平君、寿人から たくさん学んでね。
グランパスで「師弟関係」が公認になりつつあるので、私は隼平君が好きになった。
寿人を好きな選手・尊敬してくれる選手は 私 大好きになります。
 
 数年前 寿人のドリブルは独特で 私には『ちょ~んこ ちょ~んこ』に見えた。
「寿人 ドリブルの上手い子に習やぁ~(注;名古屋弁「習いなさ~い」)」と思った事あったなぁ。
いつの間にか その『変なリズムのドリブル(失礼)』は『普通のドリブル』になってた。
 
 久しぶりの長時間の出場で、『普通の』ドリブルシーンも見られた。
 倒されてもボールを離さず、そこから間髪入れずに攻撃に転じた時は「おぉ! 寿人 行けっ!」と叫んだ。
 『ターボエンジンがかかった!』と 昔 私が表現してた瞬間に近い(…うん、完全なターボエンジンじゃなかった…)前傾姿勢で走る姿も見られた。
 
 かなり早い時間帯に足を傷めたように見えた。
幼稚園児のお遊戯のようなポーズで股関節か膝関節を伸ばしてるのを確認した。
 
 でもまた走ってるから大丈夫なのかな…。
 どうかどうか、寿人の脚が最後までもちますように。
 
 数年前の寿人なら 
ここで出たでしょう!
ここで相手を抜き去ったでしょう!
ここで打ったでしょう!
 そんなシーンが時々 見えた。
 
 延長戦に入る。
「寿人 走って!」
「寿人 走って 走って 走って!」
両指を顔の前でからませ祈る。
乙女の祈りのポーズでもあるけれど、傍から見たら 私の場合は おそらく祈祷師。
「寿人 走って! 足がちぎれてもいいから 走って!」
いや ちぎれては困るけど…。
周りに人が居ないのを良いことに 声に出す。
 
足攣ったよね。
久しぶりの公式戦スタメンだもんね。
90分も戦ったもんね。
 だけど、だけど・・・ゴールしてほしいんだ。
 きっとグランパスサポーターだけじゃなく、サンフレッチェサポーターも 寿人のゴールが見たいはず。
 
ねえ どうして すごく頑張ってる人に
もっと頑張れ というだけで ルルルルル 
涙が出ちゃうんだろ
 (ドリカム Love Love Love)
 
 グランパスでも 寿人の人間性は高く評価されて、ファンも増やした。
でもね、本来の寿人は もっともっと凄いプレイヤー・もっと怖いストライカーなんだ。
そこも見てほしい。 (見せてくれなきゃね)
グランパスの ファン・サポーターさんに そこを好きになってほしい。
(見せてくれなきゃね)
 
 プロスポーツ選手の年齢によるピークは 人それぞれ。
玉さんは 38歳ながら、新境地で覚醒した。
でも 寿人と得点王を競い合った人達の多くは 近頃はもう名前も聞かなくなってる。
そういうケースの方が多いんだろうね。
 
 台風の影響を受ける事もなく 翌日 無事に帰宅。
入院でもちょっとした外出でも 非日常から帰って来ると 自分んちじゃないような変な感じになる。
 
 一泊して 昼過ぎに帰って来るのは、夜帰宅するよりも 更に不思議な感じ。
 晩夏のセンチメンタル またも発動。
 携帯に着信があっただけで涙がこみあげてくる。
荷物の片づけをしていて、前夜使ったハンカチが出て来ただけで「うっ…」となる。
 泣きたい気持ちの割に 涙がこぼれない。
 
 台風接近の妙に明るく晴れた空を見て、悲しみの塊が喉を越えて
「え~ん」と声を出した。
 え~ん、え~~~ん
♪ねえ どうして…涙が出ちゃうんだろ… ♪と あえて歌った。
 声がかすれて涙は出ない。
 夜になって帰宅した夫に 色々感じた事 見た事を 話した。
「僕はスカパーで見てて、寿人 まだまだやれるなと思ったよ。上手いプレーいくつかあったし」
 
 鬱病のトンネルの出口で寿人に出会い、鬱病から完全離脱して 寿人を応援してきた。
 右の人工股関節を大事にしつつ杖で観戦してたのが、左の骨頭壊死も進行し、車椅子で広島まで行くようになった。
 夫のサポート無しで単独車椅子で新幹線に乗るなんて 想像もしてなかった。
 
 前日練習の見学で ファンサービスを受ける際、車椅子だと咄嗟の移動ができなくてもどかしく、寿人をもっと近くで見たいから左も人工関節に置換した。
 そのお陰で 室蘭キャンプまで行けたんだよね…。
 
 寿人を発見してから応援した日々は、私の病気の歴史(後半)と並走している。
 年間に6~8回くらいだったけど 広島へ観戦に行くと「次の観戦まで元気でいられますように」と 目標をたてる。
夏場は 膠原病悪化を恐れて 私のオフ期間。 スカパー観戦。
 2015年の優勝決定戦は、緊急入院で 観戦チケットもホテルも新幹線もキャンセルしたなぁ…。
 寿人が好調な時は、自分の体優先で無理はしないけど、寿人が不調になると 心配で心配で現地へ行かないと気が済まなくなる。
 2015年からは 目の病気(滲出性漿液性脈絡網膜症)も発症して 杖で歩くのが怖くなってきた。
 広島で出番が減って、もう引退かなぁ…私も体力が落ちて広島まで行くのしんどくなっていくなぁ…そんな時の グランパス移籍。
 近くで応援できる幸せ・近くで心配できるのも幸せ。
 
 寿人が引退したら 私 どうなっちゃうかなぁ。 空の巣症候群かなぁ。
 
 晩夏のセンチメンタルは ここまで妄想が暴走。
 「寿人は まだまだやれる」夫の言葉で ちょっと方向修正。
 『晩夏のセンチメンタルで悲壮な事を思ってたのが嘘みたい~~』と 笑える時が来ますように。

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2018年8月20日 (月)

転輪太鼓と五連勝

 昨日のグランパスの試合は、スタジアムイベントに「転輪太鼓」のパフォーマンスがあった。
 観戦予定の友達に「是非見て!」と知らせておく。
 レミちゃんは、数年前にもスタジアムで転輪太鼓を見たそうで「魂をゆさぶられた」と。
調べてみたら2012年にやってたのね。
 当時の私は サンフレッチェ広島のファンでございまして…地元チームの情報に無関心でありました(汗)
 
 いつもなら、ギリギリまで着席しないのに、転輪太鼓に合わせて レミちゃんとも早めに「非公式 寿っちゃん会議」を終えて別れた。
 
 準備をしている転輪太鼓の面々を見ながら「あの子 あんなに大きくなったんだ~。お、あの子はイケメン度が増したなぁ」と 思わず頬がゆるむ。
 近くの席の人にも「すごい演奏なんですよ。絶対見て聞いてくださいね」と宣伝も忘れない。
 
 そして演奏が始まると…響くのよ、心に。
 やっぱり最初の数秒でもう涙が出て来る。
 それまでざわついていたスタンドもシーンと見入ってる気がする。
 
 演奏が佳境に入ると もう私も体を揺らして涙をこぼして夢中になっていた。
いつものステージは、音の反響も計算された建物の中だから、こういうだだっ広い空間は 音が散ってしまって迫力が落ちるかと思ってたけど、いやいや やっぱりすごい迫力。
 みぞおちの辺りに ドンドンドンドンと何かが落ちて来る。
 勝てるぞーーー! この太鼓の応援で力が倍増だよーーー!!
 
 そして試合は…。
 ボールも人も動き(どこかで聞いたなぁ)見てても楽しかった。
メインスタンドからの手拍子も止む事なくて、満員のスタジアムを大きな力が包んでいた。
 
 新加入や学生選手達の活躍で、ジョー選手の穴を見事に埋めた。
 五連勝で、降格圏から一気に脱出。
 はぁ…良かった。
 良かったけど…寂しいよ、私は。
 
 
 ベンチの寿人は いつものように戦ってた。
ピッチ上の選手たちを鼓舞し、相手チームのファウルには抗議をし、ゴールには喜び。
これは広島時代も見慣れた姿。
 でも…これをする為に名古屋に来たんじゃないよね。
 
 広島での全盛期と比べたら、歳もとったし、動きのキレは落ちてるのかもしれない。
寿人を活かすプレーをしてくれるチームメイトが居ないと 個の力でゴールするスタイルでは無いしね。
 色んな事を 素人なりに理解も納得もしてるつもり。
だから「なんで寿人を使わないのよ!」と 目くじらをたてるつもりは無い。
 
 ただただ寂しくて…。
 
 勝ち試合の後、笑顔でチームメイトを引き連れてスタンドに挨拶に回る姿は屈託がなく、自分のゴールで勝った試合と少しの差も無い。
 …いや、もし自分のゴールで勝ってたら きっと歌うね(笑
 
 メインスタンドの後方からは「寿人ぉー! ありがとうな!」「寿人 次も頼んだぞ!」の太い声もかかった。
 
 この前から 私は「寿人を広島に帰(返)さなければ」なんて卑屈な事は思わない事にした。
「今はグランパスの寿人なんだもん!」と胸を張る事にした。
 
 でも本当にグランパスの寿人として力を見せつけるには どうしたらいいの?
私に何ができる?

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2018年8月 8日 (水)

晩夏のセンチメンタル?

 5日の豊田スタジアムは興奮のるつぼと化した。
 
 2点先制されてからの逆転勝ちで2連勝。 メインスタンドも終盤は大きな手拍子が続き、終了のホイッスルが鳴った時には、総立ちになって あちこちでハイタッチする姿が見られた。
 私も最後列で泣いてた。
 
 私が泣けたのは、実は勝利が決定するよりもずっと前。
 ジョー選手のゴールをアシストした前田選手がベンチに向かって走って来た時。
それより早くベンチを飛び出した寿人が、両手を開き腰を落として「さあ、来い!」のポーズ。
そこに飛び込んで来た前田選手に寿人が飛びついて 寿人が抱っこされる形に。
うんうん、寿人お得意のスタイルよね。
 そこで私は泣いた。
 
 寿人がゴールして、歓喜しながらチームメイトに飛びついて抱っこされる…私が最初に認識したのは、高く抱き上げてくれるウェズレイ選手とのシーンだったなぁ。
 何回見たんだろう。
 
 そしてその何回目かが、寿人はベンチに居て…なんだよね。
自分が出てない試合で、こんなに屈託なく喜びを表現する寿人が 健気で…半面 痛々しくも思えて それで涙が出ちゃった。
 
 最前列で見ていた夫は 後で「ジョーがPK蹴る直前 寿人はこうやって(両手の指を絡めて乙女の祈りポーズをする)祈ってて、隣で深堀くんが真似して両手合わせて祈ってたよ」と 微笑ましいエピソードとして話してくれた。
 
 試合前のウォーミングアップの時、寿人のチャントが無かった。
「ひ・さ・と・チャンチャチャッチャ!」だけだった。 控えだから? いや同じ控えでも和泉君のはあった。
今までも寿人が控えの時にチャントが無かった記憶が無い。
 なんで、寿人のチャントやってくれなかったんだろう…? ずっと心にひっかかってた。
 勝利の喜びよりも「なんでやってくれなかった?」の疑問が大きくなっていく。
 長くグランパスを応援しているお嬢さんに尋ねたところ「サブの選手のチャントは省かれる事もあった。和泉君のチャントがあったのは急にスタメン外れたからという事もあったかも。だから気になさらず(要約)」との返事。
 そっかぁ…でもなぁ…。
 
 消灯する直前に 閃いてしまった。
 寿人 広島に帰る話が具体化してて、サポーターさん達の信頼を失ったんだ!
 『チャント無かった』から あの日 私が見たり感じたりしたいくつかの出来事がパズルを埋めて「風が吹けば桶屋が儲かる」式の図が私の中で完成してしまった。
 そう思ってしまったら、動悸がして眠れなくなった。
消灯後、布団の上に座って まだじっとしてられなくて、誰かに電話したいくらいの衝動と戦う。
 
 翌日は 広島の複数の友達とメールやLINEのやり取り。
 昔、失恋して「私、振られちゃって…」と 誰彼構わず話したくなったのと同じ状態。
 
 そのやり取りの中で 友達の「寿人は いつも今できる事を頑張る男。グランパスの為に頑張るよ。見守ってあげて」との言葉が腑に落ちた。
 
 そうだった!!
 練習の時から、スタメン目指して全力で走り周り、大きな声で周りを鼓舞してる。
試合では ベンチスタートでも、身を乗り出して身振り手振りで一緒に戦い、チームメイトの好プレーには全身で歓びを表し、称賛する。
 ベンチ横でも 交代枠が残された先月の広島戦では、終了のホイッスルが鳴るまで真剣な顔でウォーミングアップを続けていた。
 5日のガンバ戦でも三人目の交代がされるまで黙々と体を動かしてた。
 勝利を喜び、サポーターの前で笑顔で両手を揚げる。
 試合に出るつもりで…でも出られないなら そこでできる事を全力で一生懸命やってるんだった!
 痛々しいなんて思う私が間違ってた。
 ファンの私が そんな風に思ってちゃダメだ。
 『グランパスの盛り上げ役』だって全力でやる寿人を ヒサ婆は誇りに思わなきゃ。
 
 そして「本妻広島・愛人名古屋」だとか「寿人を広島に帰さ(返さ)なければ」なんてのは、本当は私の広島へのひがみなんだとも気づいた。
 
 グランパスでも 寿人は間違いなく愛されてる。
 プレーでも寿人の良さを発揮して グランパスサポーターさん達から「返さないもんねー!」と言われなきゃ。
 私も「本妻広島に帰るのが寿人の幸せ」なんて思わずに「ずっと名古屋に居て!」って思おう!
 
 月曜日の夜は、友達の言葉で前向きになれたけど、昨日は母の所へ向かう道すがら「来年の今頃は、寿人 名古屋に居ないんだよね…私は どんな気持ちでここを運転してるんだろう…」って またとりとめもなく考えてた。
 それでも日曜の試合後の夜中の動悸・苦しさ・辛さは消滅してるなぁ。あれは異常だった。
 
 思春期の頃から、私は夏の終わりになると感傷的になった。
今年は酷暑で まだまだ晩夏の感じはしないけど、暦では立秋。
 
 ここ数年、おばさんから おばあちゃんへと変態し、晩夏のセンチメンタルも無くなってたのに、これは久しぶりのその現象なのかも。
 心が若返ったんだと思おう(ちょっと無理やり)
 
 

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2018年8月 2日 (木)

「今日 ゴールする!」

 
 昨日 仏壇の前で朝のお参りを始めた瞬間
『今日 寿人 ゴールする!』
 ピカーッと頭に浮かんだ。
 そこからは急に胸がドキドキ。
これは何かの暗示か!?
 仏壇にいつもよりも丁寧にお参りをして、あらためて
『今日 寿人 ゴールする』と 胸に刻んだ。
 
 午後、寿人のブログを見た。6月のゴンちゃんが星になった日の投稿。
日差しを浴びて笑っているかのようなゴンちゃんを見たら、涙がこみあげて来た。
 6年ほど前だったか、前日練習にゴン君やムサシ君・ピッポ君(雌雄知らないの)と次男坊くんが来てたのを 広島の友達が撮影して送ってくれた写真がある。
 元気なゴンちゃんと 可愛い笑顔で戯れる次男坊くん。(まだ小さかったなぁ)
 それを見ても また胸にぐっと迫ってくる。
 
 ゴンちゃん…寿人に力を頂戴ね。
 いやいや、星になったゴンちゃんに そんな事をお願いするのは筋が違う。
私が信じるんだ。
 
 『今日 寿人 ゴールする!』
 
 あ…まさか仙台に行ってないって事ないよね?
 夕方、控えメンバーに入ってるのを確認。
 
 途中出場でもいいんだ。
アディショナルタイムに2ゴール決めた事あるんだもんね(私がファンになる前だけど)
 後半37分(代表戦では 私が『寿人タイム』と呼んでいた)に投入されて劇的なゴールを決めるんだ!
 夕飯を急いで済ませ、夫とPCの前に座る。
「ベンチを映せ~~~」
「寿人はどこじゃ~~」
「ベンチを映してくれぇ~~~」
目玉おやじの声で叫ぶ。
 
 グランパス先制!
新戦力の活躍で2得点。
後半で逆転されました~は 嫌だからね。
新加入の前田選手のゴールをアシストしたのは 和泉くん。
相手DF二人の間を通したパス、ああいうの寿人にも頂戴~~~(金切声)
寿人、ああいうのが大好物なのよ~。
 
 実況アナが「グランパスが久しぶりの勝利を手にする事になります」的な事を言う度に
「やめてやめて~~~ そういう事 言うと 逆転されるからぁ~~~」
 
 1点返されて 両チーム 激闘が続く。
 
 広島で一緒だった石原直樹選手は 今年 仙台でキャリアハイを更新中だって。
浦和へ移籍してからの2年間(だったかな)怪我などで辛い時期をよく我慢したね。
寿人の近くで走り回りカンフーサッカーを魅せてくれてたのが懐かしい。
 
そんな直樹君の決定機には キャァ----!
ランゲラックの好セーブにも キャァ---!
 
 グランパス3人目の交代も 寿人じゃなかった…。
 ベンチの前に出て、ピッチの外に出たボールを拾う寿人が映った。
試合に出てなくても ベンチで戦ってるんだよね。
 広島でもそうだったよね。
 グランパス3月以来のリーグ戦勝利。
さすがに私も嬉しかったよ。
 
本来の私の喜びの順位は
①寿人ゴールで勝利
②寿人ゴールあるも敗戦
③寿人ゴール無く勝利
④寿人ゴール無く敗戦
 普通のチームファン・サポーターさんとは ②と③が逆。
 でも昨日は 本当に勝って良かったと思った!
 試合終了後、戻ってきたチームメイトの頭をくしゃくしゃにして 寿人は弾ける笑顔で迎えてた。
 
 あんな顔、演技じゃできないよね。 もし演技だとしても そこまで演じきれるのはすごい。
私なら『自分が出られなかった』事で 勝利を喜んでも笑顔がひきつると思う。
 寿人 偉いな。
 
 新加入の選手の躍動・ベテラン枠の玉さんの活躍・元チームメイトの輝き、私なら(いちいち『私なら』と比べるのを許して)『もう私の出番は無いなぁ…ここまで頑張ったから もういっか~』となるけど、寿人は違うよね。
 
 負けず嫌いだと公表してる寿人には、すべてが『良い刺激』になってるはず。
次は僕の番! と 闘志を燃やしてるに違いない。
 名古屋に移籍して、グランパスサポーターさん達の心も掴んだ寿人。
『寿人ファンの数』は、広島時代の2倍とはいかなくても 1.5倍くらいには増えてるはず。
 リーダーシップや言動で グランパスサポーターを魅了してるけれど、本当はプレーでも
「さすが寿人!」と思われてほしい…。
 
 すっかり『寿っちゃんファン』となって ドキドキワクワクしてくれてるレミちゃんにも 全盛期の寿人のプレーを見てほしい。 見せたい。 もっともっと好きになってほしい。
 
 ヒサ婆のピカーッ『今日 寿人 ゴールする!』は、見事な空振りに終わりました。
 私の応援なんて何の効力も無いんだろうけど、それでも大好きだって事は胸をはって言える。
 ベンチで戦う寿人も、負け試合の後 チームメイトの列から数歩前に出て サポーターの怒声を矢面に立って受ける寿人も、寿人らしくて立派だと思う。
 比例して 見ているのが辛い時もあるけど、応援し続けるよ!

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2018年6月 7日 (木)

言葉が無い・・・

 後半、ベンチ横でアップしていたメンバーに「寿人!」と声がかかった瞬間、私は夫と顔を見合わせ、私の後方からも「寿人ぉ!」「ひさとっ!」と歓声があがった。
 
 ユニフォーム姿でピッチを駆け回る姿 久しぶりに見るなぁ~。
あの前傾姿勢になる瞬間も☆
 
 どうかどうか寿人にゴールを!!!
 ヒサ婆の自己中な願いは 途中から「寿人じゃなくてもいい。誰でもいいからゴール決めて!」に変わった。
 延長戦で寿人のプレーを長く観られるのは嬉しかった。
 …でも 決着がつかず『PK戦突入』がちらつき始めると 私は落ち着かなくなってくる。
 いよいよPK戦!となった時は、チーム全員が集まっているのを凝視。
誰が蹴るの?
誰が蹴るの?
 コイントスにより、アウェイ側のゴールでの勝負が決まる。
 ん~寿人キャプテン、すでに運が無かったか…?
いや、熱いサポーターの目の前で蹴るよりも 相手サポーター前の方が余計な緊張しなくてもいいのかな。
 
 センターラインで並ぶ両チームのメンバー。
そこでも私は寿人がどの位置に立っているのかを必死で探す。
 股関節をほぐすように片足を上げてほぐす寿人を確認し、寿人蹴りそう…と思ったら、もう胸がドキドキし始めて苦しくなる。
 
 シャビエル選手の綺麗なゴールで始まり、グランパス側は次々に決めていく。
隣で夫が「よっしゃ!」と拳を握るのを目の端でとらえながら 私はドキドキドキドキ…。
 ミッチ選手が1本止めて、俄然 優位に。
 そして5本目の寿人。
 
 ああ、この時の私の混乱ぶりが 今も悔やまれる。
 それまでのドキドキとは逆のドキドキが混じった。
『ここで寿人が決めたら、まるで寿人が勝ち取ったような錯覚するよね。寿人 美味しいよねぇ~~~♪』
 ゴールを決めてチームメイトが駆け寄り 誇らしげに拳を突き上げる寿人の姿を想像してしまった。
 こういうのが似合うんだよねぇ~~♪ 寿人 モッテルもんねぇ~☆
 
 私は寿人のPKをいつも見ない。
心配で怖くて、現地でもテレビ観戦でも 目をきつく閉じて その上 両手で顔を覆ってうつむいて ひたすら「どうか決めて」と念を送る。
 
 なのに・・・なのに・・・ゆうべに限って・・・。
 
 だって久しぶりの寿人のPKなんだもん。(どらくらいぶりかさえも思い出せない)
放送でリプレイも見られないし。 この目に焼き付けておきたいじゃない。
「今日は見る!」と夫に宣言して 眼を開いて見つめる。
 
 うそぉ~~~~~~。
 相手キーパーに防がれてしまった。
「どうしよう」「どうしよう」「どうしよう…」 私の口から出るのは この言葉だけ。
 
 続く、ワシントン選手も同じように防がれ、相手チームの5本目が決まったと同時に グランパスの負けが決定した。
 どうしよう…どうしよう…どうしよう。
呪文のようなつぶやきと共に目が潤む。
口も鼻も両手で覆って どうしよう…と考える。
 
 まるで降格が決まったかのような気分。
2007年、サンフレッチェ広島が降格した試合を 私はスカパーでしか見ていない。
もちろん、2016年 グランパスが降格決定した試合も知らない。
 降格じゃないんだからね。
それと同等に語る事じゃないよ…。 そうだけど…。
 
 バックスタンド側から挨拶に回る選手達。
ゴール裏では 当然 叱咤されている模様。
 キャプテンとしてだけでなく、夕べは『大事な場面でPKを決められなかった』責任を痛感してただろうな…。
 メインスタンドへ回って来た時 さすがに拍手するのは躊躇した。
 そしたら後ろの方から「寿人! 次だぞ!」「寿人 頼んだぞ!」と男性の声。
私はそれに救われた。
 
 帰りのトイレで『チャーミングで明るくポジティブなサポーター』のかわいこちゃんと遭遇した。
「ごめんねぇ…」と涙ぐむ私を抱きしめてくれた。
 
ヒサ婆に どんな力があるんだろうか。

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2018年5月28日 (月)

ここちゃんと「ファン感」♪

 昨日は、グランパス2018ファン感謝デーでした。
 寿人を見たくて2年目の参加。
 
 今年は ここちゃんとカッカもお誘いした。
 
 炎天下の入場待ち行列…。 車椅子の方が倒れる心配が無い。でも ここちゃん達が心配。
 
 私は寿人見たさや ここちゃんが一緒の嬉しさで頑張れるけど、そこまでの執着の無いここちゃんを無理やり連れて来たからなぁ…。
 そんな心配もよそに、ここちゃんは凍らせたペットボトルを溶かすのに夢中。

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 シャカシャカと振っては溜まった液体を確認してにっこり。

「そんなに頑張って振ると(酸欠起こしそう)疲れるよ。あ~一口か二口でなくなるねぇ」

 可愛く飲んで「二口だった♪」

 暑さと全然始まらない入場で嫌になっちゃうんじゃないかと思うのに、無邪気な笑顔に救われる。

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 無事入場し、寿人の「UCCコーヒー講座」の待ち行列でも 嫌がるそぶりも見せず(気配り・思いやりのあるここちゃんなんです~) UCCの方がご厚意で配ってくれたコーヒーを片手に、プログラムを吟味する。

 想像で読む漢字が正解してるので、おおよその中身も理解できる。

 車椅子で座っていられるとはいえ、じっと待たなければいけないのは大人も苦痛。

でも ご機嫌なここちゃんの笑顔やおしゃべりを聞いてると和む♪

 UCCコーヒー講座が終わると 私はすでにぐったり。

車椅子じゃなかったら倒れてる。

 夫がメインスタンドの席も確保したけれど、去年よりも競争率が高かったらしく、早く行った割に端っこだった。

 おまけに私は、ステッキで階段を下りる(下りられるように わざわざ上段を確保したのに)のが もう怖くて怖くて断念。

 せっかくの「グラ笑点」も最上段からなのでよくわからず、大画面を通してみるだけ。

 

 寿人が「低迷してるチームを応援してくれるファンを楽しませよう」と 自分のキャラに無い事を頑張ってしてるのだけはわかって、涙ぐんだりした。

 帰宅後、あちこちでアップされた「グラ笑点」の動画は、面白かった~~~!

 

 ここちゃんとカッカには、天然芝も体験してほしかったの。でもプログラムの時間帯の都合であきらめる。 

 ここちゃんが楽しみにしてたビンゴ大会も カッカと夫が並びに行ったけど、ビンゴカードはすぐに売り切れ。

 なかなか予定通りにはいかない。

 私がスタンド最上段で「グラ笑点」を眺めてる間に、夫は ここちゃんとカッカと3人で「スタジアム探検ツアー」に参加。

 普段は入れない場所へ行けて、夫も初体験。

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 これはマッサージ受けるベッドかな(カッカにもらった写真)。 こういうとこで面白可愛さ爆発のここちゃん^^

選手ロッカーでは、寿人のユニフォームの前での一枚も。

 そしてなんと、ここちゃん、ガチャの1回目で 寿人のストラップを引き当てました~!

 以前から 私が呼ぶように「寿人」とは呼び捨てにできず「佐藤さん」と呼んでたここちゃん「佐藤選手」と呼び方が変わりました^^

 お仕事体験のコーナーでは、TOYOTAのキャップを被り作業着を着て(これがまた妙に似合ってたんだわ~)ミニカー作り。

 うまく作られた体験コーナーで、最後は自分で色付けしたミニカーが「ちゃんと走るか」確認作業をして終了。

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 帰りの車内では プログラムの写真を見ながら 選手の名前を覚え・・・そのうち、タオルマフラーで顔を覆い始め・・・カッカの手をとり・・・眠ってしまいました(笑

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 ここちゃんは、本物のおばあちゃんちでも寝ないんです。 でも この時は耐えられない睡魔に襲われた模様。

 あれだけ日を浴びて 人混みの中に居て あっちやこっちへ移動してたから疲れるよねぇ。

 でも私が写真を撮ってるのに気づくと・・・

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 笑いを誘うコーディネイトに変更し、カッカの帽子の下で笑いをこらえている顎が写りました。

  週末の宿題の中に「日記」もあり、グランパスのファン感謝デーに行った事を書いたそう。

 一番 楽しかったのは「ミニカー作り」だったようだけど「佐藤選手を応援しています」と締めくくる気配りも忘れないここちゃんなのでした。

 

 

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