佐藤寿人(サッカー)

2017年10月12日 (木)

ちょっと安心

 
 7日、レノファ山口戦で『寿人・玉さん』のアベックゴールもあって勝利し、J1復帰に少し近づけた気がする。
 
 山口での試合には、サンフレッチェ広島のファンサポーターさん達が『グランパスの寿人・宮原和也くん』と『レノファの一誠くん』を見る為に 大勢 行くと予想されてた。
 
 私の広島の友達も行くと聞いた。
 
 移籍してもなお、応援してくれる人たちの前で、活躍してゴールできたらいいなぁ・・・寿人は そうういうのモッテルから あるかも!と 期待はしてた。
 
期待通りのゴールと活躍だった。
 
 試合後、ゴール裏のグランパスサポーターさん達(おそらく赤い物を身に着けたサンフレッチェ広島のファンサポーターさん達も混じってたはず)とマイクでやり取りし、求めに応じて グランパスのチャントを歌う寿人の動画が公開された。
 
へぇ~~寿人、あんなに歌 うまいんだ~~☆
すごくよく通る声。
 
 嬉しそうな輝く笑顔で、サポーターさん達と心を一つにし、お互いがエネルギーを供給しあえる関係を見事に構築したなぁ。
 
 
 後日、サンフレッチェのファンサポーターさん達が ネットで「輝く寿人が見られて幸せ」「楽しそうにサッカーしてて良かった…グランパスの寿人だと思うと寂しいけれど」と 口々に感想を述べてるのを見て嬉しかった。
 
 この夏、サンフレッチェ広島が降格圏まで落ちた時
「こんな時 寿人が居てくれたら」
「寿人がどれほどの役割を果たしてくれてたのか痛感する」と 広島の友達から何度も聞いた。
 
 グランパスで あまり活躍できていなかった時期、私にも嬉しい言葉だったと同時に
『移籍しない方が良かったかも…あのまま広島で大事にされながら引退するべきだったかも』と 心を痛めもした。
 
 
 グランパスでは かつて『嫌なFW』だった寿人が味方になった事で百人力を得たつもりが、期待ほどのゴールが無くて サポーターさん達をガッカリさせた。
 
 マスコミやファン対応の良さで評価はされても「いくら人柄が良くても プレーで魅せてくれないと移籍してきた意味が無い」とも言われた。
 
 それが今や(ゴール数は まだ期待に達してないでしょうけれど)グランパスサポーターさん達にも愛され信頼されているのを感じる。
 
 寿人は自分の決断を後悔するような状況にはしない。
最終的には絶対に「決断して良かった」と思えるように 並々ならぬ努力をする人だと知ってるけれど、弱っちいヒサ婆は、目先の事にとらわれて悲壮だった。
 
 あぁ…良かった。
 今は 移籍して良かったと 私も思える。
 
 サンフレファンサポーターさん達も グランパスで寿人がくすぶってたら、移籍を認めた事をずっと後悔するし、寿人の決断さえもが納得できないって蒸し返す。
今の状態なら 『寂しいけれど、寿人が充実してるのなら良し』と思ってくれてるんじゃないかな。
 
 きっと寿人も あのまま広島に居たら味わえなかったであろう手ごたえを感じて 毎日が充実してると想像する。
 本当に良かった。
 
 さあ、ここからです!
 
 J1復帰に向けて前進したと書いたけれど、自動降格ラインにはまだ遠く、高い壁を越えて行かなくてはいけない。
 
 寿人は「人生を懸けて」と語ったらしい。
大げさじゃなく、愛するチームからの移籍・家族の引っ越しは、本当に人生を左右する決断だったはず。
 
 最後に 寿人本人が「移籍して良かった」と思えるように。
グランパスサポーターさん達が「寿人 本当に来てくれてありがとう!」と思ってくれるように。
 
 
怪我するな!
シーズン最後まで全力でプレーできますように!
 
 
 

|

2017年9月 1日 (金)

無力なヒサ婆

 
 26日土曜日、豊田スタジアムで レミちゃんと「今日もゴールするといいねッ!」と手を握り合って別れ、始まったウォーミングアップを見た。
 
 あれぇ…? スタメン組に見つけられない…念の為に控え組を見る…居ないよねぇ。
見逃してるね…と またスタメン組を凝視するも やっぱり居ない。
 
 え? 居ないわけ?
 ネットでチェックもせずに『今日はどんなプレーで どんなゴールを魅せてくれるかなぁ~』と呑気にワクワクしてた。
 
 なんで?!
 
 前々日の非公開練習後の公式コメントでも異変は無かったよ。調子よさげだったよ。
調子悪くてベンチからも外れたって事は無いはず…だとすると…。
 
 寿人とごく親しい人が通りかかったので、思わず聞いてしまう。
「寿人さん どうしたんですか?!」
 
 怪我をした・今日スタジアムには来てる
 
 今日来てるって事は、動けないような怪我では無いんだね。
 それだけは理解して、それ以上は聞けなかった。
 
 寿人の居ない試合・・・グランパスに移籍後も 怪我で居ない試合はあった。
でも ここんとこいい感じだったから、あらためて『寿人が居ないグランパス』を痛感させられた。
 
 普段は『無知のくせに寿人にだけは厳しい目』のヒサ婆なのに、居ないとなると『あ~~!今のとこ、寿人が居たらごっつぁんで決めてたよね』 『寿人だったら ここに走りこんでたよね』 『寿人が居れば…』
 
 ヒサ婆の『脳内寿人ゴール』は2本決まったけれど、実際の試合は負けてしまった。
 
 グランパスから退場者を出した試合後、ネットでは「寿人が居れば、落ち着かせてくれた」
「寿人が居れば もっと冷静になれた」と
『寿人が居れば』が並び、そこはちょっと嬉しかった。
 
 
 すぐに公式でハムストリング筋損傷 全治3週間と発表された。
 
 寿人が怪我しませんようにと祈るのがヒサ婆にできる唯一の応援だったのに、移籍後2回も怪我をさせてしまった・・・。
 はぁ・・・無力だ。
 
 移籍直後『名古屋で怪我や病気や事故させない!』と それはもう必死で祈ってた頃と比べると、ご家族が引っ越して来たから 病気の心配はしなくてもいいかなぁ~と 気が緩んでいた。
 
  近頃は寿人らしいプレーもできるようになってきて この数週間は『怪我するな!』よりも『ハットトリック決めてくれ♪』に気持ちが大きく傾いてた。
 サッカーの事なんて何も分からないヒサ婆が 簡単に「ハットトリック決めて」なんて思ってちゃいけなかった。
 
 
 有料サイトでは「3週間もかからなさそう、痛みも無いので」とコメントしてた。
 
 でも 痛みが無くてもダメだよね。
 大好きなサッカーができないの辛いだろうな。
チーム内の連携もうまくいき始めて 寿人らしいプレーができるようになってきた所での離脱 残念でたまらないだろうな。
 
 今のグランパスは怪我で離脱すると、怪我から復帰した時、元のポジションに戻るのが難しいらしい。
 離脱して落ちた体力や試合勘を取り戻すのに ある程度の時間がかかるのは当然。
でも「戻った時、チームのスピードが 怪我前よりも すごく速くなっていて、そこについて行けない」と、有望な若手選手が みんな苦労している。
 
 ベテラン寿人は、頭も使って、離脱中から心身ともにできる準備をしてるでしょうけれど、焦らないで…でも悠長にはしてられない…ヒサ婆 悶々です。
 
 
 

|

2017年8月14日 (月)

泣かなかったーーー(笑)

 
 2試合連続の寿人ゴール。
 寿人にとっては2年ぶりの1試合2ゴール。
 
 今回は一度も泣かなかった~^^
 そしてやっぱり2ゴールとも、私の「それっ!」「ほれっ!!」のタイミングじゃ無かったーーー笑。
 
 
 中心性漿液性脈絡網膜症により、右目の見え方が変なままなので、距離感はおかしいし方向が実際と真逆に見えたりしている。
 
 亮太くんが折り返すようにクロスを上げた時も シュートを狙ったように見えてた。
と、そこに「あ、寿人いる!」
 そして不思議な事に寿人が押し込んだのだけは しっかり見えた。
 
 次の瞬間、メインスタンドは喜びが爆発。
 この試合のファーストゴール シャビエル選手(直後にオウンゴールと訂正)の時とは比べ物にならない歓喜。
 今回は泣いてないけど、豊田スタジアムの車椅子席は最後列なので、ゴール直後の寿人の姿は、私の寿人ピンポイント視線を遮る位置に人が立ち上がってて 結局見えなかった。
 でも♪ひーさーとぉ らららら~ら~♪を 歌えた。嬉しい!
 
 ハーフタイムに夫が「もう1点行きますよ」と。
 チームは躍動して見えた。
 ボールを奪われても、抜かれても「通さないぞ!」とばかりに次々に味方が現れて立ちふさがる。
 楢さんのセーブも光る。
 シャビエル選手が亮太君がロビンがボールを持てば、スタンドがうわぁ~と湧き上がる。
 寿人も果敢にボール奪取に走りまわっている。
 選手の好プレーにスタンドが呼応する。
 
 ゴールにロビンがボールを持って向かい、寿人はこっち側を走って上がる。
寿人 頑張って走れーーー間に合え~間に合えーーーっ!
 ロビンのパスを これまた中央をすごい勢いで駆け上がって来たシャビエルがワンタッチで左へ流し、フリーの寿人が受ける。
 この時 ヒサ婆 実は「あぁ・・・こういう時 寿人 けっこう外すんだよね…」なんて思っててごめんなさい!!
 「外すんだよね…」の心のつぶやきが終わるか終わらないかのタイミングでゴール!
 やったーーーーーーーーっ!!
 
 コーナーに控えの選手たちが集まって寿人を中心に団子になってる^^ 嬉しい嬉しい光景♪
 このまま勝てばヒーローインタビューかなぁと ヒサ婆の下心もうごめく。
 2失点は残念だったけれど、見てて楽しい試合でした。
(寿人ゴールが無かったら ヒサ婆がここまで楽しかったかどうかは不明)
 
 初めて観戦した人達は また見たいと思ってくれたんじゃないかなぁ。
 
 怪我から復帰する選手やベンチに控える有能な選手も目白押し。
これで寿人のスタメンが確定したわけでもない。
 
 どうかどうか、8月の連戦、次も寿人ゴールで勝ちますように。
 
 
 広島初優勝と寿人の得点王・MVPの2012年 次は寿人がどんなゴール魅せてくれるのかと 毎回 楽しみでワクワクしたっけ。
 あの時の気持ちに近い期待感がある。
 
 『まぐれや運よく』じゃないんだって『これが佐藤寿人なんだ』って『まだまだやれるでしょ』って 証明できますように!

|

2017年8月 7日 (月)

リーグ戦 2ゴール目☆

 
 キックオフの前に Jリーグ開幕25周年の記念映像が流れた。
 
 それを見ただけで涙が出て来た。
「いい映像だね・・・」と夫に言う口がゆがんだ。
 
 グランパスの歴史の中に 寿人が居るんだなぁ・・・とも思い また別の感慨がこみあげる。
 
 復刻ユニフォームも グランパスファン1年生の私には特別な想いは無いけれど 寿人が着ると・・・いいじゃ~ん♪
 
 ここ数日、公式サイトや有料サイトで 寿人の好調ぶりや、シャビエル選手との連係が深まっているなど良い情報を見ていた。
 本人も「ものすごく点が取りたい」と言ってるらしい。それはきっと『とれる!』自信なんだろうな。
 
  今日こそ決めてほしい! でも それでも決められなかったら・・・。
 いろんな事を思って、入場の時も私は半べそ。
 
 そして試合開始2分で、寿人の4か月ぶりのゴールが生まれた。
 
 私の席からは遠い方のゴールで、私の目では寿人以外の選手の顔も判別しにくいのに、寿人のゴールだけはなぜか「寿人が決めた!」ってわかるんだよねぇ~、
 おまけに・・・やっぱり私が「それっ!」って言えないタイミングだった。
 
 夫は普段、誰のゴールでも拳を突き上げて喜ぶけれど、昨日はお互いに顔を見て目を見開いてた。
 突き上げた夫の拳には届かないので、その腕を掴むようにして喜びを分かち合う。
 
 そして私は「ふぇーーーん、えんえんえーん」と泣いた。
 だから寿人がコーナーフラッグを掴んだのさえ 帰宅後ネット動画で知った。
スタジアムでのリプレイ映像すら泣いていて見てなかった。
 
 寿人らしい良いゴールだった。
 チームメイトの連携も素晴らしかった。
 
 土曜日のサンフレッチェ広島の試合では、アオちゃんから絶妙なパスが出て、相手DFの裏に抜けたパトリックが決めた。
 そう! 昔、アオちゃんと寿人が こうやってゴールたくさん決めたよね。
 
 アオちゃんもサンフレッチェ広島も「らしさ」が戻って来た。
 
 グランパスの寿人も!
 
  シャビエル選手の加入は、寿人にとって大きなプラス。
グランパスで半年間 共にトレーニングしてきたチームメイト達とのコミュニケーションも深まりつつあるように見える。
 
 どうかどうか・・・どうか、これから寿人らしいプレーをもっと重ねてゴールも増やし、J1復帰の救世主としての役割を果たして輝けますように。
 
 怪我するな~! サッカーの事は どうすればよいのか よくわからないので、ヒサ婆は それだけを毎日 祈ります。
 

|

2017年8月 5日 (土)

勇人お兄ちゃん ありがとう! 2回目

 
 一部エリア(笑)で話題の本「あきらめない勇気 佐藤勇人・佐藤寿人」を一気に読み終えました。

Img_3708 今までに寿人の記事として見聞きした事のあるエピソードも多かったけれど、勇人さんの視点で語られると また違う側面が見えて新鮮だった。

 何度も涙ぐんだり、くすっと笑ったり、またこみあげたり、鼻をすすったり。

 双子ならではの思春期における葛藤は興味深いところでした。

 そんな頃、私は30代後半、ステロイドホルモン剤の副作用で骨頭壊死を発症してたのでした・・・いやぁ~~~ん。

 すでに私は年齢だけは しっかり大人だったけれど、ご両親のような子育ては きっと無理だ。(産めなかったので あくまでも想像)

 

 ギラン・バレー症候群の件では『日常生活すら困難で・・・もう二度とサッカーボールを蹴る事ができないのではないかとの不安』

そして『家族や友人を心配させまいと、奈央だけに頼り、誰にもこのことを告げずにいたのだ』

 あぁ…まだ若かった二人(入籍前かな?)が どんな想いで日々を過ごしていたのか…涙。

 

 グランパスへの移籍の際も 奥さんである奈央さんは内助の功を発揮していて 私は何度も感動させられたけれど、二十歳そこそこの二人が故郷を離れた土地で不安と闘い頑張ってたのを想像すると胸がつまった。

 …その頃 私は鬱病のトンネルの出口が見え始めてたな…もぉ~(苦笑)

 

 二人は本の中でお互いを「良きライバル」と書いているけれど、寿人にとって勇人さんは それだけじゃなく「一番の理解者で、サポーターでブレーン」でもあると思う。

 今季、ジェフとの初対戦の後、勇人さんが

「今日の名古屋は、いつかの自分たちを見ているようでしたね。自分たちはその難しさを知っているから、決して嫌味じゃなく『寿人も大変だな』と思いました」
 
「確か、1本ありましたよね。寿人がほぼ完璧な動き出しで裏を狙った瞬間。でも、出し手は足下につけようとした。広島だったら間違いなく裏。あれを合わせるのに、寿人は少し苦労するかも」
とコメントしてた。
 これを読んだ時、私はすごく嬉しかったんだ。
勇人さん よくわかってる! よく言ってくれた!って。

 

 年齢を重ね、チーム内で「ベテラン枠」に入る寿人には きっともう「ああした方がいい・これは止めた方がいい」と言える人は 監督以外は居ないだろうと想像する。

 だから…勇人さん 他の人では言えない忠告やアドバイスを 寿人にしてあげてください。

 

 でも~『頑固でワガママ』(勇人さん談)な寿人は 言っても聞かなさそう・・・笑。

 

 裏表紙は 幼い頃の二人の姿。

Img_3706

 ただただサッカーが楽しくて、一緒に居るのが当たり前で、屈託なくボールを蹴りあっていた鏡合わせのような二人。

 それぞれが何度かの挫折や喜びを味わい、キャリアの終盤を迎えた今・・・。

勇人さんは『愛するジェフ千葉の為に』

寿人は『選手としてピッチでまだまだ戦いたい』

 違う方向を見据えながら お互いを認め尊敬し、支え合い刺激し合う…表紙の二人は それぞれの誇りと互いへの思いやりを胸に歩き続ける今の姿なんだと私は理解しました。

 

 

|

2017年7月18日 (火)

良かった☆

 イソ君の移籍が発表され 彼のグランパス最後の試合となった山形戦。
 
 グランパスファン1年生の私は、正直 古くからの選手への思い入れは 楢さんくらいで他はほとんど無い。
 それでもファン・サポーターさん達のツイッターなどを見ていると『勝って送り出したい』と思う。
 
 蒸し暑く雨もパラパラのパロマ瑞穂スタジアム。(数日前に来たばかり)
 
 寿人スタメンじゃ~ん♪
 寿人が出てると どうしても寿人しか見なくなっちゃう。
寿人の良いプレーには「やっぱり寿人 すごいじゃん!」だし、ちょっとしたミスには「あ~~寿人ぉ~~~」
 
 全体を見てないけど『なんか良いじゃん』とは思う。
 多分、寿人がいい感じだからだね(苦笑)
 
 向こう側のコーナーの方へ飛んでいくボールを寿人が全力で追いかけてる!
(これ、見逃し配信で見たら、寿人が引き出したボールだったのね)
 そうとも知らず、私は「寿人 必死で追いかけろーーー!」と両手を握りしめてた。
 
 追いついたーーー!(これだけで嬉しい)
 その上 クロス上げたーーー! (素晴らしい☆)
 オッシーがヘディングでゴールしたーーーーーーーー☆
 夫が拳を突き上げる。
 私は『寿人アシストだ!』とほくそ笑む。
 
 試合後のヒーローインタビューでは「寿人さんなら、こちらに出してくれると思った」とオッシー。
 ハイライト映像では、ゴールに向かって走ってたオッシーが一瞬 タイミングをずらすように見えた(サッカー無知なので正確な見え方じゃないし、表現も自信ない)
 
 そして寿人からのボールを頭でズドン。
 
 ああ、こういうのだよねぇ~~~!
私が見慣れたサンフレッチェ広島での寿人のプレーを 久々に見た気がする。
 
 終了間近になると寿人が疲れてるように見えて来た。
もう交代させたって~~(名古屋弁)
それでも、チャンスになると「寿人頑張れ 寿人がんばれ 頑張れ 頑張れ!」と無責任に「頑張れ」を心で連呼する。
 
 よく「疲れて足が止まりそうになった時、応援の声があと一歩を踏み出させてくれる」って選手がコメントするよね。
 心の声じゃ背中を押せないだろうけど、それでも必死で「寿人頑張れガンバレ頑張れ!」
あと一歩、あと10メートル、あと30秒 必死で走れ!
 
 やっと交代したら、ベンチで両足首をアイシングしてた。
無責任に頑張れとは言ってしまうけど、体に無理させて故障の原因になったら困る。
 
 オッシーのゴールを守り切り勝利。
 
 イソ君の花道を飾ることもできた。
私の後方からも「磯村 頑張ってこいよ!」と大きな声が何度も聴こえた。
 
 珍しく見逃し配信を全部 見てしまった。
 
 「〇〇いいじゃん!」
 「おぉーー〇〇 素晴らしい!」
 「お、〇〇 よく頑張った!!」
 ダゾーンの解説付きの映像を見ると あの選手もこの選手も すごく良いプレーしてるじゃん!
 
 寿人しか見てなくてごめんなさい。
 寿人のヘディングシュートもあったの忘れてた(汗)
キーパー正面だったなぁ…惜しかったなぁ・・・あれ決めてればなぁ・・・。
 
 でも…良かった。
 寿人を尊敬してるオッシーのゴールをアシストできて☆
 
 同じFWでも 寿人を尊敬してる選手の事は 私はチーム内でポジションを争うライバルと認識しない。
 オッシー…寿人に恩返ししてね♡

|

2017年7月13日 (木)

これも神様のポイントシール還元?

 
  左太ももの軽い痛みと違和感は続いている。
 
でも8日に発症した時のように『松葉杖を頼りにしてもへっぴり腰』ではなくなって、室内はステッキで移動できる程度にはなった。
 
 じっと座っていれば痛みも違和感も無いけれど、動くと『ダメな肢位』がある。
 
  左脚をちょっとねじる(椅子に左側から座るとか、ちょっと腰を前かがみにするとか)と、股関節に痛みが走る。
 
 左股関節を人工関節に置換する前と似てるなぁ…。
 
 レントゲンでは異常は見つからなかったけれど、CT撮れば何かわかるかも…。
 でもわかったところで、治療は人工関節再置換しかないよね。
 
 ふぅ・・・。
 買い物するにも 日常的な家事をするにも 片手が使えないのが不便。
 ちょっとした動きの度に痛みが走るのも不快。
 
 「こんな足ーーー!」と 声に出してあたる。
 
 でも・・・先週末の座っててもどうやってても太腿に太くてかたい棒が入ってるみたいな違和感や 仰向けで足を真っ直ぐ伸ばして寝られない状況を思い出せば「この程度まで回復できてよかった~」なんだよね。
 
 そんな状況ながら、昨日はパロマ瑞穂スタジアムまで行って来たのでした。
 
 最寄りのJR駅まで車を運転し、車椅子でJRに乗車、金山でタクシー。
身障者駐車場も使わせてもらえるので、スタジアムまで運転すれば一番楽なんだけど、名古屋市内を運転するのが怖いのよ~~~。
 
 車椅子でJRに乗ると、皆さん親切にしてくれるの。
 
  以前は列車が到着する直前に杖で立って、荷物を車椅子に積んで自分で車椅子を列車に乗せてたのを 久しぶりの乗車ですっかり忘れてて、列車が到着した時もぼんやりと待ってた。
 慌てて立ち上がったら、近くにいたサラリーマン風の男性が車椅子を持ち上げてくれて助かった~。
 
 長い足の席の前に大きなバッグを置き、その上に90度に渡した傘が飛び出してて通れないのよ~坊や~! と 顔を見るもスマホのゲームに夢中で気づかず。
 仕方なくそちらを諦めて反対側の手すりにつかまってたら(車椅子のストッパーをかけても念のために摑まる)近くに居たおば様が自分の安心スペースを空けてくれた。
 
 件の坊やには「私が車椅子だからというだけじゃなく、傘を立てておけば他の人の邪魔にならないのよ」と教えてあげるべきだろうなぁ…と考えていたら、心の声が聞こえたのか、数分後に立ててました(笑
 
 通勤通学ラッシュを避けて早めに出たけれど、金山駅では結局 人混みをかき分けて走る事に…端っこを走っていると、対向してくる同じように端っこ狙いのお年寄りまでが道を譲ってくれる。
 
 「ありがとうございます」いっぱいの往路でした。
 
 
 レミちゃんは、悪天候予報に行くのを迷っていたけれど、私が「寿人 1トップか2トップでスタメンらしい。車いす席は豪雨でコンコースに避難する時もスムーズだよ」とそそのかして「もう迷わない!」と言わせた。
 
 『天皇杯をレミちゃんと二人で観戦すると寿人ゴールあって勝つ』を成立させたい。
 
 
 レミちゃんと観戦した2試合(天皇杯・リーグ戦)とも、雨予報ながら本降りにはならなかった。
今回も、試合前はポツリとも降らず。
 土砂降りの中、レインポンチョ車椅子でスタジアム入り口で待ち合わせる予定が余裕余裕~♪
 
 しかしながら・・・寿人はスタメンでは無くて。
二人ともスタメンのつもりだったので、試合前にメインスタンド側で練習しているメンバーを見て「龍くん いるねぇ」「竜士くんもだ」
・・・「あれ? こっち側がスタメンじゃん。 じゃあ 寿人は…」と やっと気づく。
 
 試合が始まり、二人で手拍子し、プレーに声を上げながら、目の前でアップしている寿人を見ては 時々「うふっ」と顔を見合わせて笑ってしまう。
 
 後半開始。
 
 寿人が呼ばれてビプスを脱ぎ、監督に指示を受けてるのを見て、レミちゃんとパッと顔を見合わせて目を見開いた。
 その時、何度目かの雷鳴と稲光が・・・。
 
「雷雲が接近しているので試合を中断します。選手や観客の皆さんは 屋根のある席やコンコースに移動してください」とアナウンス。
 え~~~せっかく寿人が呼ばれたのに~。
 
 でも 試合中断で避難というソフト異常事態は初めての経験でちょっとワクワク。
「25分から再開します」のアナウンスが流れ、コンコースに居た人たちから歓声があがる。
 
 スタンドに戻ると すでにピッチでは選手たちがボールを蹴ってた。
 
 中断して再開するのって、体も冷えるし気持ちの勢いも削がれるし、いろいろ大変かもしれないなぁ…でも寿人投入から見られるから嬉しいなぁ~。
 
 そしたら再開のホイッスルより先に再びの雷鳴。
間髪入れずに「コンコースなどに避難してください」のアナウンス。
 選手たちもアナウンスと同時に 駆け戻って来る。
 寿人、なぜかベンチに戻る。
 スタンドから「観客よりも選手を早く避難させろ!」と男性の声。続いて「寿人 早く戻れ」
私達も 出入り口に向かいながら「寿人ぉ~早く来やあ~」
 
 寿人と他に2人がスタンド下に戻って来るのを目の端で確認しながら 私達も退避。
 そして間もなく「中止」がアナウンスされた。
 
 
 さて、そこから私の長い旅が始まる事になるとは・・・。
 
 タクシーに乗るまで一緒に待つと言ってくれるレミちゃんを「皆と一緒に帰れるうちに帰って。一人で地下鉄駅まで歩くの危ないから」と強引に帰らせる。
 後で思えば正解だった。 お家でご主人は市内の豪雨のニュースで心配されてたと思うし。
 
 警備員さんが「待機タクシーを流しましょう」と言ってくれるも、いつもなら待機してるタクシーがおらず(この時 すでに名古屋市内では大混乱だったらしい)
「すみません、ご自分で呼んでください」と。
 
 家を出る前に登録しておいたタクシー会社に2社目で繋がり配車をお願いした。
が、駐車場の位置がわからないらしく(パロマ瑞穂スタジアムは 複数の競技場があって紛らわしい)何度も電話でやり取りし、警備員さん達も無線で連係して誘導してくれて、やっと
 
 タクシーに乗れたのが10時10分。
 JR金山駅で降車し、JRの改札口へ行くと まさかの「運転休止のお知らせ」
復旧の目処もたってないとのこと。
 地下鉄の代替えが案内されてるけれど、結局それでもK市の駐車場までは行けない。
 
 意を決してタクシーを拾う…これがまた苦戦。
 やっと乗れたのは11時過ぎ。
 
「すごい雨でしたね」と運転手さん。
???
 スタジアムでも金山までのタクシーでも それほどの雨じゃなかったの。
JRが止まってるのも不思議だった。
 
「鶴舞は冠水してましたよ。この車もさっき水没しかけました」 ひぇ~~~。
 その鶴舞を通り過ぎる時、パトカーや警察官はたくさん居たけれど、水は無し。
 
 帰宅後、ニュースで その後、私がタクシーで通った所二か所が冠水してた時間帯があったのを知った。
 ずっと大渋滞だったけれど、冠水の恐怖を味わわずに済んだのは幸い。
 
  きっとタクシー帰宅する人がたくさん居たんでしょうね、夜遅いのに道路は反対車線も車びっしり、タクシーがいっぱい。
 
  私は、駐車場が閉まる12時までに着けるのか、お金が足りるのかが心配になって来た。
 12時過ぎてしまったら、翌朝、またタクシーで取りに行くしかないな…お金が足りなくなったら、家まで来てもらうか…と 段取りして気が重くなる。
 
 
 結局、11時45分に駐車場に到着。
 お金も スタジアムに行く時は いつも少額しか持って行かないのに、なぜか昨日はお札を2枚入れてて助かった。
 
 タクシーの乗り降りの時は、土砂降りでは無く、車椅子を出し入れしてくれる運転手さんも私も濡れずに済んだ。
 
 こんな大変な観戦になってしまったけれど、終わってみれば無事に帰宅もできたし、寿人が投入されるのも確認できたし、めでたしめでたしな感じ。
 
 タイミングが少しずれていれば、タクシーも足止めされ、車の乗り降りでずぶ濡れになり、翌日 車を取りに行かなければならなくなり、駐車料金もかさみ・・・だった。
 最初の試合中断も もう数分、雷鳴が早かったら寿人の交代を確認する事もなく「寿人出番なかった」となってたよね。
 
 神様のポイントシール 還元されたのかもしれないな。
 

|

2017年6月23日 (金)

旧乙女の祈り

 
 水曜日、JRと地下鉄を乗り継いで 一人でパロマ瑞穂スタジアムへ行って来た。
 
 直前まで特養の母の所に居て、足をちょっと傷め庇って歩いてたら、地下鉄乗り換えの辺りから左ひざ激痛で杖を頼りにしても歩けなくなってしまった。
 
 引き返すのも行くのも同じ苦痛なら行ってしまえ!
 ホームのベンチに座って膝を揉んで『何とかもって~』と 泣きそうな気持で願う。
 
 久々の地下鉄名城線、ちゃんと予習してきたのに 右回り左回りって何よ?
 過去の記憶の中の駅名から「こっちだな」と決断して乗る。
 
 どこかの駅でおやつを買う予定だったのに、膝の激痛でそれどころじゃなく、何とかスタジアムに到着。
 
 雨予報だったのがうっすら明るくなってるのがありがたかった。
 
 高校の友達レミちゃんとは、近頃 スタジアムで会う約束はしないけど会える(笑
 
 今回は天皇杯だから来ないかなぁ~ でも寿人はスタメンらしいので来るかなぁ~。
 トイレで「ゆうちゃ~ん」と声をかけられ・・・逢えました~~~。
 
 夫は居ないし、ゾーン指定なので、初めてレミちゃんと並んで観戦することに!
 
 旧乙女(私は騒々しい高校生だったけど、レミちゃんは本物の乙女だった)が二人、何度も肩を寄せ合って顔を見合わせて
「きゃぁ~」
「ひやぁ~~~~」
「あぁ~~~~ん」と橙色の声をあげる。
 
 交代枠を3つ使い終わった時(寿人のフル出場確定)は 思わず二人で顔を見合わせて「くっくっくっ」悪い魔女みたいに忍び笑いをしてしまった。
 
 寿人に活躍してほしいばっかりに、どうしても辛口になってしまう私が
「う~~ん、寿人ぉ・・・そこで突っ込めないかぁ・・・」と思わず口走ると
「サッカー全然わかってない私が言うのもなんだけど」と前置きして
「寿ちゃんは遠慮してるみたい。もっと俺が俺がってなってもいいのに。若手を活かそう、バランスとろうとしてるのよね」とレミちゃん。
 
ありがとう~~~涙。
 
①寿人ゴールで勝利
②寿人ゴール無くて勝利
③寿人ゴールあったけど敗戦
④寿人ゴール無くて敗戦
 
 私の個人的な願いの順位は②と③が入れ替わる。
「寿人のゴールさえあれば負けてもいい」が 広島時代からの本音。
でも さすがにこの試合だけは『普通の人並み』に 寿人ゴール無くてもいいから勝ってほしいと願った。
 
 押谷選手の公式インタビューで 彼の追いつめられた心情がわかるし、寿人も ここでチームが負けたら自分の責任・・・と 悲壮な想いをしてたと思う。
 
 月曜日の公式サイトにアップされた写真の寿人の頬がこけて見えて涙が滲んだ。
色んな事を考えて眠れてないんじゃないか…ご飯食べられてないんじゃないか・・・ヒサ婆     またも妄想が群青色になった。
 
 だから槍が降ろうが 足が痛かろうが這ってでも観戦に行こうと思ったの。
 
 試合は後半、亮太君が入って流れが変わりゴールが重なった。
若い選手の眼を見張る活躍は嬉しいけれど・・・寿人ぉ・・・。
 
 件の押谷選手もゴールを決めた。 ここは心からよかったね・・・と涙が出た。
 肩を抱いて喜び合う寿人・・・。
良かった・・・けど・・・。
 
 レミちゃんが「次は寿っちゃんの番よ」と力強く言う。
 
 そうだった!
 
チーム勝利は確実だし、もう怪我さえ無く終わってくれればいいわ・・・と 少し諦め気分だったのが レミちゃんの言葉でハッとする。
 
 旧乙女達は、両手を胸の前で組んで祈るように観る。
 
♪ひ~さ~と~ らららら~ら~・・・み~ちび~け ゴールへ♪ を何度も歌ってくれるサポーターさん達。
 
寿人が決定機を逃しても「ひ・さっ・とっ! チャンチャチャッチャ!」の手拍子。
 
 寿人の応援はメインスタンドも一体になって大きくなる。 
 これはヒサ婆の思い込みだけじゃないと確信してる。
 寿人がボールを持つと スタンドがうわぁ~っとなる。
 
 この日は 開幕当初の「寿人が何とかしてくれる~~~☆」の期待ではなく「寿人に決めさせてやりたい」親心のような気がした。
 
 旧乙女達の祈りとスタンドの大きな愛が届き、待望の寿人ゴール。
 
 もうレミちゃんと私は手を取り合って上体をぶつけあう勢いで「良かったね~!」「良かったねぇ~~~!!」と泣き笑い。
 
 6-0の快勝での帰り道。
 
 レミちゃんと歩きながら 何度も何度も「ほんと良かったね」
別の話をしては また「あ~良かった~」
 「私達 今日は『良かったね』が接続詞だね」と レミちゃんが笑う。
 
  旧乙女達 初の並んでの観戦は楽しく幸せな記憶になりました。
 
 でもね・・・寿人はこれで満足なんかしてないよね。
ヒサ婆ももちろんそう。
 
  5-0でのアディショナルタイム。 相手も疲れてるし、もう敗戦は確定で 勢いも失せてるところでのゴール。
 
 寿人に求められてるのは チームを勝利に導く意義あるゴールなんだもの。
 
 覚悟を持っての移籍、期待や予想に応えられない試合が続き、心が折れそうになる事もあるでしょう。
 それでも日々 努力を怠らずに頑張ってるに違いない。
 神様 絶対にポイントシールつけてくれてるよね!
 
 試合でゴールという形は見せられなくても、見えないところでチームの向上や 若い選手の意識の改革などに 良い影響を与えているのは間違いない。
 
 でも・・・でも!
 寿人ファンは・・・そして寿人自身も『見えないところでの貢献』で満足なんてできない。
 
 グランパスサポーターさん達が
「寿人 本当によく来てくれた! よくやってくれた! ありがとう!!」って シーズン終わった時 心から言ってくれるようなプレーを これからたくさん魅せてくれるよね!
 
 

|

2017年6月 5日 (月)

ヒサ婆は嬉しかった☆

 
 3日の金沢戦、きっと出る! と ネガティブヒサ婆にしては 試合前 珍しく前向きだった。
 
 後半、竜士君がまず入った。
 
 我が家では 彼の事を親愛を込めて「小僧」と呼んでいる。
 
前のめりに走る姿、転ぶと ばね仕掛けのおもちゃみたいに跳ね起きて すぐ走り出すのも魅力的。
 普段はチャーミングなハンサム顔なのに、プレー中は まるでちびゴリラ(失礼)
多くのグランパスサポーターが 彼が出ると「何かしてくれる」と期待するように、我が家でも「小僧」は大好き。
 
 そういう「小僧」の起用は まあまあ・・・そうよね。
 
 それでも「今日も寿人 出ないかも」とは思わなかった。
 試合前のアップで、右足を気にするそぶりを見せてたのが ちょっと心配ではあったけれど。
 
 
 先日の有料サイトの記事だけで、これだけ前向きになれる単純な私(苦笑)
 
 そして!
 
 ベンチの裏でアップしていたメンバーの中で 寿人がビプスを脱いだ瞬間、夫と私は『きっ!』と顔を見合わせた。
「寿人呼ばれた」と夫。 うんうんうん!と声を出さず頷く私。
 
 いよいよ寿人がピッチに。
 
 ♪ひーさーとー ららららーらー・・・みーちびーけ ゴールへ♪を何度も歌ってくれるサポーター。
 私もそれまでの手拍子&鼻歌レベルから 本気で歌う。
 メインスタンドでも手拍子が大きくなる。
 これは広島時代と同じ。
 ありがとう! ヒサ婆は 嬉しいです!
 
 そこからは もうヒサ婆の眼は寿人しか見えない。
 泣き顔で笑う口を手でおおいながら。
 
 寿人ファンの私は、ダゾーン(以前はスカパー)で観戦してる時は けっこう寿人に厳しい。
サッカー無知で運動音痴だから きっと的外れな指摘なんでしょうけれど。
 
「寿人~ そこで待っとってかんわー」
「これは決めんとー!」
(ダメ出しする時は たいてい名古屋弁)
 
それを聞いている夫は ほとんどの場合
「ちゃんと裏抜けしてるんですよ」
「あれは誰だって無理。あの体勢では打てないです」と擁護する。
私よりは見る目がある夫の言う事の方が正しいんだとは思うけど。
寿人に活躍してほしいばかりに、私は むちゃくちゃな要求やダメ出しをしてる。
 
 
 そんな『実は寿人には辛口』のヒサ婆だけど、この日は違った。
 寿人 すごくいいじゃん!
 
 あちこちに顔を出し、インターセプトもし、ゴールをアシストもした。
 
 シュートチャンスは・・・私が「それっ!」って言えるタイミングだったので ジャストミートせずでした。
 
  「ああ、寿人のシュートチャンスは見ないようにするわ!」と 夫に告げて 意識して力を抜いたけれど、数分ももたなかった。
 気づけば体中に力を入れて寿人に注目して「ほれっ!」と言ってしまう。
 
 5月の試合のあった日の朝 普段 ほとんど夢をみない夫が
「寿人くんがゴールする夢をみましたよ。 CKからゴール前のごちゃごちゃの中で えいっ!えいっ!って何度も蹴りこんで最後決めました。 僕も一緒に出てて、僕はオグちゃんに体を抑えられてました」と言った。
 
 その日は出場無しで正夢とはならなかったので、この日はCKやFKの度に 二人で顔を見合わせて
「これか!?」
「ここで来るか!?」と ニヤニヤしてました。
・・・来なかったけどね。
 
 竜士君のゴール直後は
「小僧~ 寿人にお礼言わんと~」
「ああいう風に寿人にも出してよねー」と 笑顔で文句言ってました。
 
 
  夫は「寿人は 〇にボール預けて 裏で貰おうとしたんだけど 〇は他へ出しちゃったんだよね」
「寿人がこっちで開いて待ってるんだけど、△には見えてないんですよねぇ」と解説する。
 
 
  昔、代表合宿で 中村俊輔選手に「寿人は 俺を信じて走り出せ」とアドバイスを貰った事があったと記憶している。(無知の曖昧な記憶)
 
 俊輔選手がボールを持ったら、寿人は自分が欲しい場所へ向かって走れば、そこへパスしてくれるって事。
 
 また、私が寿人ファンになる前の代表戦で、サントス選手のパスをゴール前で受け『もう少し前に(後ろにかも)ほしい』と注文したら、数分後に同じ状況でサントス選手から絶好のパスが来て寿人がゴールを決めたって話も聞いた事がある。
 
 出し手の技術と信頼関係があるから、寿人は自分の事だけを考えてプレーしていれば良かったんだろうね。 若かったし。
 
 今はきっと「僕がシュートしやすいように」という要求や選択はできないんでしょうね。
 
 グランパスの若手選手たちは 今 どんどん進化している。
 寿人が欲しい所にパスを出せる選手が増えた時「寿人さんに出せば何とかしてくれる」という信頼を得ておかないとね。
 
 それには寿人も 若い選手たちに負けないトレーニングを重ねて、もっともっと上手くなっておかないと。
 
 体重激増なのに おやつの我慢さえできないヒサ婆が偉そうに言いました。
 
 寿人ならやってくれる!と 思えるから。
 
 

|

2017年6月 1日 (木)

ヒサ婆の妄想 あっち行ったり こっち行ったり

 
「1年だけですからね!」と 去年の11月 移籍が決まった時 広島の友達からメールを貰った。
 
私もそのつもりだった。
「寿人の移籍①~④」で語ったように、グランパスをJ1復帰させて、寿人の大好きな広島へ、寿人の事を大好きな広島へ 1年で帰さ(返さ)なくてはいけないと 私は悲壮な決意をしてた。
 
 移籍が決まった時は近くで応援できる嬉しさよりも『名古屋で活躍できるのか?』『広島のファンサポーターさん達が どれだけ寂しいか』ばかりが大きくて、メソメソシクシクしていた私。
 
 それがねぇ…いざ移籍してしまうと、無責任なミーハーヒサ婆は やっぱり近くで応援できる事が嬉しくて幸せで。
 グランパスのファンサポーターさん達も 熱烈歓迎してくれてたし、移籍加入していきなりキャプテンだし、開幕前からテレビなどのマスコミでも引っ張りだこだし。
 
 これだけでも移籍した甲斐があったと本当に嬉しかった。
 
 あのまま広島に居たら開幕後は 去年からの流れが更に『引退』に向かっていたと想像する。
 ピッチ外での役目も見込まれての契約更新、どんな役回りでも全力でやると覚悟はしていても、アスリートの本音としては面白くないはず。
 
 私は もう去年の時点で「途中出場でも試合に出られれば満足」ってところまで受容できてた。
 
 グランパスの開幕戦、キャプテンマークをつけたスタメンの寿人を見て「ああ、久しぶりのシーン。もう見られないと思ってた。やっぱりこれが似合うよね!」と心が躍った。
 移籍して良かったね! と 広島の友達には申し訳ないけれど 心からそう思った。
 
 そして「1年で帰す」覚悟があっさりと消えた。
 充実のグランパス…ずっと居て サンフレッチェ時代に劣らない『グランパスの顔』になってくれるといいな♪
 
 ところが…。
 グランパス初ゴールまでも時間かかり、ヒサ婆は『近くで応援できて嬉しい』よりも『心配』の方が大きくなってきた。
 
 『得点王・J1ゴールランキング歴代2位』の寿人は、グランパスサポーターには『嫌なFW』だったでしょうし、それが加入すれば『頼れるエース』となる。
じゃんじゃんゴールして J1復帰に導いてくれると期待していたはず。
 
 それが初ゴールがなかなか決まらず グランパスサポーターは「あれ~?」となったでしょうし、私は「あちゃぁ…」だった。
 
 個の力で突破してゴールするのではなく、周りとの連係からゴールする寿人は、チームメイトの能力にも左右されるだろうと予測はしてたけど、華やかな開幕前後の日々から一転、ヒサ婆は苦悩の時間。
 
 やっと初ゴールを決めたものの怪我をして1ヶ月 戦列から離れた。
 
 近くで応援できる者の最低限の義務として『怪我しないように』と毎日祈っていたのに『地元チームを応援できる幸せ』に酔っていて集中が欠け 怪我させてしまった…。
広島の友達に申し訳なくて自責の日々。
 
 復帰に向けてのリハビリが順調に進んでいたある日、突然に「寿人、広島に帰ってしまうんじゃないか」と妄想してしまった。
 サンフレッチェ広島がリーグ戦でなかなか勝てず 自動降格ラインまで落ちてしまった時、広島の友達からは「寿人に帰って来てほしい」と切実な声が届いた。
 
 共に寿人ファンだった小春ちゃんだけでなく、多くのサンフレッチェサポーターが「こんな時に寿人が居てくれれば」と言ってるらしい。
 
 サンフレッチェが このまま降格圏から脱出できなければ、夏には寿人を呼び戻すんじゃないか。
 サンフレッチェの苦境と 寿人が居なくても大丈夫そうなグランパス…求められれば きっとサンフレッチェを選ぶよね。
 
「寿人が広島に帰ってしまったら…」と想像して、たまらなく悲しくなった。
輝きだした新緑が目に入ってこない。
寿人が居なくなった名古屋を想像したらモノトーン。
 
 昨秋、移籍が決まった時の広島の人達の寂しさ、想像もできたし、私も同化して一緒に辛く悲しかった。
 
 でも…今度は名古屋から居なくなるんだと 本当に自分の事として想像したら、昨秋の苦しさなんて所詮は他人事だったな。
 
 広島の友達と交わした数々の真心を裏切る事になるけれど『このままグランパスに居てほしい』『グランパスで引退して グランパスで次の仕事をしてほしい』と思った。
 『寿人が移籍したら、私も移籍。引退したら私も引退』と公言してきて、1年で広島に帰る時は私も一緒に帰ればいいと考えていたのに、グランパスの寿人を味わってしまったら、もうグランパス以外では嫌だ。
 
 なんとも自分勝手なヒサ婆でありました。
 
 だがしかし。
 怪我から復帰後、一度スタメンで出たきり、ベンチで出番なく終える試合が続いた。
これじゃ、去年と同じじゃん。
 
 どうせ出られないのなら、広島の至宝として大事にされながら1年を過ごした方が良かったんじゃないか…。
 
 いくらグランパスサポーターが厚意的に受け入れてくれていても、サンフレッチェでの歴史は ここには無い。
 
 12年という長い年月。
 毎年、二桁ゴールを積み重ね、降格が決定した試合後は、スタンドに向けて「すみませんでした!このメンバーで必ず1年で戻ろう!」とJ2の広島で戦う事を表明した。
 代表定着に向けて大事な時期をJ2の広島に捧げる決意を即断し、降格の衝撃で騒然とするサポーターに勇気と感動を与えた。
 そんな苦しい出来事を越えての優勝・得点王・MVPという輝かしい実績が グランパスの寿人には無い。
 歴史の分だけ、寿人を想う気持ちは グランパスサポーターよりも 広島のファンサポーターの方が重く篤い。
 
 ベンチで終わった試合でも出場選手と一緒に笑顔でスタンドに挨拶に行き、サポーターを煽って勝利の喜びを分かち合う。
 キャプテンとして曇りのない振る舞いを見ていると、本心は辛いんじゃないかと想像して痛々しく感じてしまい 私が辛くなる。
 そういう寿人の人柄をグランパスサポーターは高く評価してくれてはいるんだけどね。
プレーだけじゃなく、外には見えないけど チーム内に良い影響を与えてくれてるんだろうと思える。
 
 でも それだったらグランパスじゃなくても良かったよね。
 
 グランパスで試合に出られない寿人…サンフレッチェから渇望される寿人…寿人はどっちが幸せなんだろう?
 
 心配し過ぎたヒサ婆は とうとう『この夏に広島へ帰ってほしい』とまで思うように。
 
 グランパスよりも年俸は下がるかもしれない(多分 下がる)それでも寿人は自分を求めるサンフレッチェを選ぶでしょう。
寿人の選択基準で年俸の優先順位は下の方だと思うから。
 
 グランパスに移籍金を払って、サンフレッチェに呼び戻してほしい。
 
 ほんの数日前まで「ずっとグランパスに居てほしい」「寿人の居ない名古屋なんて…」と思っていたのが嘘みたい。
 
 寿人を広島に帰してヒサ婆が悲しいくらいは我慢できる! また広島まで通うだけだもん! 寿人が幸せでいてくれるのが一番!
 
 と、勝手に『帰す』覚悟をしてたら グランパス公認(?)有料サイトの練習レポートで、寿人らしいゴールを複数決めたという記事を見た。
 周囲が寿人の要求に応えられるようになってきて良いパスも出るようになったらしい。
 
 うきゃぁーーーーーー!!
 
 またまたヒサ婆 大どんでん返しーーーーー!
 
 きっと寿人も手ごたえを感じて 負けん気がムラムラと湧き上がって来てるだろうな。
 
 私が妄想大暴走で あっち行ったりこっち行ったりしてる間、夫は隣で「寿人は覚悟を持って来たんです。ブレてませんよ」と涼しい顔をしていました。
 
 ミーハーヒサ婆が余計な心配をするよりも「寿人は絶対にやってくれる!」って信じ続ける方が『応援の微粒子』になるよね。
 
 分ってるけど、ついつい心配し過ぎてしまうのよね…。
 きっと この先も 何度も行ったり来たりするでしょうけど、まずは怪我しないように祈る任務を果たします!

|

より以前の記事一覧