おばさんの独り言

2018年8月29日 (水)

ドキドキQRコード

 
 6月に「あくたれ五人組」が久しぶりに集合した時 Sが「私 一度 サッカー観戦してみたいんだ~」とつぶやいた。
 「じゃあ、ファンクラブ会員特典で1割引きでチケット買うから、行きたい試合を考えておいてと」私。
 するとMが「私も行きたい」
 こうして二人がいつか観戦する事は決まった。
 
 それから間もなく、グランパスの指定された試合を3つ観ると 集めたスタンプで無料招待できるというイベントが開催された。
 スタンプ2つなら自由席・3つなら指定席。
 初めて観るには、指定席の方が落ち着くよね。
 って事でスタンプを夫と三試合で3つずつ集めた。
 
 
 さて、その招待チケットで指定席を申し込むのが難関。
私は シーズンチケットを購入する以前は いつもPCで指定席を申し込んでいた。
 
 スタンプを3つ貰って帰宅後、PCでやってたのでは、狙う指定席は絶対に残ってない。
現地でスマホで申し込むしかない。
アドレスの入力があるかも、夫の分も使うから夫の分も すぐに入力できるように 単語登録しておこう、スタンプ2個の状態で試してみたかったけど、シリアルキーと一緒に入手できるURLでしかアクセスできなさそう。
 前もっての練習は不可能っぽい。
 夫の分のシリアルキーも 私のスマホで申し込んでいいのかなぁ。
 私にできるかなぁ…ドキドキ。
 こういう時 子供が居れば「お母さん ドンくさいなぁ」と言われながらも手取り足取り教えてもらえるんだろうけど、熟年二人だけの家では 私が想像して途方に暮れるばかり。
 
 いつもより早めにスタジアムに着いて、3つ目のスタンプ押印と同時に シリアルキーの印刷された紙を貰う。
 人混みの邪魔にならない日陰で眼鏡を取り出し 格闘開始。
 あ?なんか違う!
 え? なんで?
 いい所まで行けるのに、何か間違うらしい。 ドキドキしてるから手も震えてる。
 何度目かの挑戦で、やっと PCから座席指定するのと似たような画面までたどり着く。
Sからは「できれば ゆうの近くがいい」と言われている。
私もその方が安心だし楽しい。
でも…さすがに もうそのエリアは完売してた。
 諦めて別のエリアを選択。座席も少し残ってる。この時間さえも余分で ドキドキが増す。
でも こんな小さな丸 指で押せるの~? 早くしないと こうしてる間にもどんどん押さえられちゃうし。
 何とか確保!
『FC会員番号の入力』 え~~~そんなの想定してなかったぁ~。
運よく暗記してて助かった。
 
 まず一つシートが取れた…ような感じ…PCで申し込む時みたいに「はい、取れた!」って手応えが無い。
そして、私のスマホに どうやらチケットと指定席のQRコードが配信されたらしい。
ご丁寧に それをどうするのかの案内画面が出る。
 LINEやメールのアイコンが確認できた。
 え~~~紙発券は無いの? 私 紙発券が良かったよ~~~。
SとMも「コンビニで発券なんかした事ない」ので 私が発券して郵送する事にしてあるし。
何というアナログスタイル。これが アラ還。
 ドキドキのまま、とにかくLINEでMに送る。
 本当にこれで良いのか…でも そこでまごついてると 二つ並んだ席が取れない!
 急いで、今やった通りに入力して2回目の座席指定の画面まで進む。 もうドキドキ。
 またまた小さな丸で、眼鏡かけても席の番号が読めず「さっき この辺りだったよね…え~い!」と確保。
 同様にSにも送る。
 これで この日 私がするべき事はできた…はず。
できた…んだよね?
 二人からは「こんな良い席が取れたの~?」と喜びの返信が来たけど、本当にとれてるんだろうか?
 後でじっくり眼鏡で確認したら ちゃんと二人並んだ席が確保できてた!
 26日の浦和戦が近づき、二人には入場待機列などの説明や注意点を スキャンしたスタジアムの図に書き入れて郵送した(結局 郵送だよ~)
 
 でも 本当にあれで入場できるの?
 SとMも それぞれ「こんなの使った事ないよ」「Mが頼り」と お互いに言い合ってる。
 私は何年か前に PCからいつもと違う買い方をしてしまって、一度だけQRコードで入場した事がある。
 ガラケーの画面にそれを出して 本当にこれでピッと通してもらえるんだろうか…との不安は「へぇ~こんなに簡単に入場できるんだ~」で終わった。
 チケット切り離してもらうよりスムーズ。
  でも…QRコードがまだ信用できず、以後は間違えないように紙発券で買ってた。
  だって…これ転送できるじゃん。
複数の人が同じ画面持つ事可能じゃん。
 はい、普通の人は ここで失笑ですね。
 
 でもアラ還の私の未解決な謎ですの。
 
 26日 浦和戦、二人が入場する予定の入り口付近まで迎えに行って『もし入場できなかったら…二人が これなんですか?と係の人に止められてたら…』またドキドキ。
 
 結局、私より一足先に入場できた二人とめでたく合流できました。
 レミちゃん(あくたれ五人組では無かったけど、2年の時は全員が同じクラス)も 私が迎えに行くのを知ってて、通りそうな所で待っててくれたので、4人が集合。
 
 そこでQRコードへの不信感を吐き出す私。
私のスマホにも まだ二つの席のQRコードが残ってるんだよ。
重複しないの?
 【4人で出した結論】
「ゆうが最初に使ってしまったらダメなんじゃない?」
 うん、私もそのように想像して じっくり開いて見ないようにしてた。
 …きっと ここでも 普通の人は失笑してるね。
 しかしながら、あのやり方で 席が取れて QRコードを誰かに送れて ちゃんと使える事がわかったので、こんど こういう機会があったら、紙発券で郵送なんてしないで、QRコードにしよう!
 
 健気に体験して学んでいくアラ還なのでした。

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2018年7月26日 (木)

「こっそり花咲かばあさん」その後

 マンション駐車場の入り口にある植え込みのサツキが枯れて、ぽっかり空いたスペースに私がこっそりアイビーを植えたのを ちょっと前にブログに書いた。
 『いかにもこっそり』自信無さげに なんとか根付いたのが5月。
 あれよあれよという間に 蔓を伸ばし葉を茂らせた。

Ivy

 6月のマンション住民による植木の手入れの日、もしかしたら雑草扱いで引っこ抜かれちゃうかも…と懸念。
 その日、件の植え込みの前で様子をうかがう私に Yさんが「花桃さんのアイビー 立派になりましたよねぇ~」
「え? 私が植えたって知ってた?」
「ちょっと前に、ここで花桃さんが『うちのアイビー植えようかな』って言ってたでしょう。あれからしばらくしてこれがあったから、花桃さんが植えたんだなと思ってた」と。
 ひぃ~私ったら、機械式駐車場を操作して待つ間に立ち話したYさんに つい漏らしてたんだ。
 という事で、そこに居た人たちには『花桃さんが植えたアイビー』を 強制的に認知させました~。
 こちらが我が家のベランダにある本家アイビー。

Ivy2

 今年は、夏になっても葉が黄緑色で柔らかそう。

わっさわさに茂ってます。

 駐車場横のアイビーも、実は 今回の写真は ちょっと前に撮ったもので 今はもっと前面を覆いつくしている。

 ただ、この猛暑…茶色に変色した葉も出て来た。

 水やりしてないもんねぇ。

慌ててペットボトルで水やりに。 枯れないでよ~。

 当分、こっそり水やりばあさんをやらなければ。

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2018年7月21日 (土)

涼風(すずかぜ)の乙女

 母の居る特養へ向かう道すがら『涼風の乙女』との遭遇。
 
 交差点で信号が赤になり停車。
同時に、道路に面した私の左側の店舗駐車場に自転車に乗った女性が降り立った。
…そうだった!
跨いで待つんじゃなくて、ちゃんと降りて自転車を支えて立ってたわ。
 
 水色のブラウス・白いレースのミニタイトスカート。
うん、流行ってるよね。 スラリとした若い女性が着ると 更に素敵よね~。
 
 おばちゃん サングラス越しなので遠慮なく見つめます。
 この服装で白い自転車なんて すごいコーディネイト! 素敵~heart
 
 さらに凝視。
 
 足元はアイボリーのサンダル。 涼しげで品良くて素敵よ~。
 あら! よく見るとストッキングはいてるじゃん。
若い女性が素足で(おばちゃんは「生足」という表現が好きじゃない)サンダルやスニーカーはいてるのも健康的で素敵だなって思うけど、夏にストッキングはいてる若い女性は新鮮だし、好感度が上がる。
 正直言うと おばちゃんは『素足よりも ストッキングはいてる方が きちんと感があって好き』なのです。
 一般的な若い女性なら、この服装だったら素足にサンダルでしょうね。
 
 深窓の令嬢かと セミロングの黒髪の後姿を まじまじと見つめる。
 
 信号が青になり、私は正面を向きなおして発進。
彼女も同時に自転車にまたがった。
 
 私は信号を過ぎたら5メートルほどで左の細い脇道へ曲がる。
減速したら 彼女とちょうど合っちゃうなぁ。
 
 片側一車線の道の先 左側に駐車車両があり、対向車が来てるのが見える時、私は『どうやったらうまくすれ違えるか』を考える。
 スピード上げて、対向車よりも先に駐車車両の横をすり抜けるか、逆に対向車を先に行かせるか…と考えているうちに みるみる距離が縮まり…結局、駐車車両・私・対向車が見事に三台並んですれ違う事になる。
 100%これ。 
 
 今回も どうしようかなぁと考えているうちに最接近になっちゃうよ~。
 
 ウインカーを出す。 減速する。 左側を確認する。
はい、彼女来ました~~~。
 幸い 後続車が無かったので、ここはもう『停止』よね。
 
 すると…すると!!
自転車の彼女、停止してる私の車の鼻先を自転車で走り抜ける間際に、軽く片手を上げるではないか!
 
 私もサングラス越しではあるけれど、精一杯の笑顔を作って『どうしたしまして』の会釈した。
 涼しい風が吹いたわよ。(窓閉めてたけど わかるんだもん)
 道を譲って軽く会釈してくれれば『ちゃんとした人だな』
無反応で当たり前のように過ぎる人も車も多い。(私の目が悪くて 運転席の人の顔が見えないって事もあり)
 
 ああ、件の女性は、会釈だけでなく手を上げて気持ちを表してくれたんだなぁ。
好感度メーターがてっぺんを突き破ったわよ。
 
 それも優雅な所作だったよねぇ。
 本当のお嬢様なのかしらん。
 育ちの良さ・心の余裕が感じられた瞬間だった。
 
 

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2018年6月26日 (火)

「あばずれ」じゃないの

 高校時代の仲良しグループ5人全員が久しぶりに集合できた。
 
クラス会(という名の飲み会・もうクラスを越えて高校の同級生は誰でも参加できる)や 個別に会う事はあっても5人全員揃うのは なかなか難しい。
 私が以前より動けなくなった事もあって危機感を抱き、急きょ、私の住まいのごくごく近くでランチ会。
 思えば、5人で集まるのは いつも私が行きやすい近所。 クラス会よりも 我儘をきいてもらえる仲間。
 
高校時代、私鉄・単線・無人駅・30分に1本の名古屋市外から通学する私は『僻地』と言われ『ゆうんちへ遊びに行くのは小旅行』とも
 結婚してJRで名古屋から来られる場所に引っ越したので、ちょっぴり昇格。
 
今回集まる打ち合わせをする為に グループLINEを作った。
名前を決める時
私「ほら、あったじゃん。私達5人 そう呼ばれてた…えっとぉ…」 これは度忘れ。
私「あばずれ…じゃなくてぇ…」
Yと私「あくたれ!」
 5人揃ってのランチで「あくたれ5人組」の由来を語り合った。
 私は、3年の時のクラスの男子につけられたと思ってたけど、どうやら2年の時の担任だったらしい。
 そして
私「NとSとMは、全然 あくたれじゃなかったんだよねぇ」 誰も否定せず。
私「私とYは、授業は聞いてない・提出物は出さない・赤点常習・グループでやる作業は人任せで、あくたれだったけど。他の3人は そこそこ真面目にやってたもんねぇ」
Y「いや、私も ちゃんとやってたつもりです」
私「えぇ~? じゃあ あくたれは私だけって事?」
誰も否定せず。
…そうだったの?
 ずっと『美人』と言われ続けているN。
 癒し系で、聞き上手なM。
 おっとり静かなS。
 
 Yはと言えば、毒舌がウリ。 とりわけ男子に対して容赦なし。
誰もが認める「ハンサム」なA君の髪が細いのにいち早く目をつけて
「A君は 将来 絶対禿げる!」からの「禿げ!」呼ばわり。(3年前のクラス会では禿げてませんでした。その後は海外赴任で髪の状態は不明)
学校きってのお洒落で大人っぽいS君を「おじん!」
 それなのに 男女問わず誰からも可愛がられる稀有なキャラクター。
 
 Yと私は、毎日「ひぇ~~~~!」「うぎゃあ~~~!」と 箸が転んでも…鉛筆が落ちても大騒ぎして バタバタ走り回ってた。
 耳年増で羞恥心も無いので 聞きかじった『下ネタ』を二人して男子に振りかざした。
「ねえねえ、ホーケーってなに?」(イメージとしても カタカナの『ホーケー』笑)
「家で親父さんに聞け」
「ねえねえ 〇君って カセーホーケーなの?」(実は全然わかってない)
「あほか!」
 
 当時、流行っていた『シャインリップ(つやの出るリップクリーム)・マウスなんとか(口内にスプレーする口臭防止剤・柑橘系の香りのするスプレー』 (あぁ…名前が出てこない)
 私も愛用していて、なぜか私が使うと「出た! ゆうのインランセット!」と言われた。
『インラン』→『淫乱』なんだけど、それもカタカナのイメージ。
 この話題も出て
「全然 淫乱じゃなかったのにねぇ」
「私達の高校時代って、今の中学1年生くらいのレベルだよねぇ」
 ほんとほんと。
 
 ランチから スイーツまで5時間。
 『あくたれJK』だった5人の話題は、自身の健康・親の状況・子供の結婚・葬儀や法事の情報・介護施設の情報・・・苦笑。
 
 名古屋市内に住む三人と、名古屋を縦断してきた一人、私は車で10分。
 帰宅後は軽い疲労よりも、心地よい高揚感。
 それまで ずっと残っていた『眩暈が起きそうな感じ』が 消失しておりました。

Akuta

 誰かを「ひたすら指さす」遊びも やったなぁ…。何がそんなに面白かったのか。

「やめてぇ~~~」と 身をよじるのが する方もされる方も楽しかったんだよね。

何をしても面白かった時代。

「遠くまで来させてごめんね、ありがとう」

「楽しかったよ。また集まろうね」

 また集まれるといいな。 今の状況よりも悪くならないといいな。

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2018年5月14日 (月)

「名古屋弁」考

 NHK朝ドラ「半分、青い。」が 毎日の楽しみの一つになっています。
 出演者さん達の岐阜弁(名古屋弁と同じイントネーション)が どんどん上達している(上から言ってますぞ)のが楽しい^^ 
 
相変わらず「ん~ そこ違うんだよ~」と テレビの前でダメ出しもしていますが。
 何を隠そう、私が朗読や音訳ボランティアで 長年注意されていることの逆ですからね~。
 
 さて、そんな中、スカパーで、寿人と岩政さんの対談が前後編放送されまして、後編の寿人の発言の中に 名古屋弁のイントネーションを聞いてしまった!
 いや ここはあえて言いましょう。
「聞いてまった!」
 
「え? 今『何できるか』って言った?」と 思考がそちらに行ってしまってる間に、次の『名古屋弁イントネーションと思われる』フレーズが来てしまい、後で録画を見直したわよ。
 
 何ができるか
 
 標準語(近頃は共通語と言うのかしら)では 「なに」が高くて「が」で下がる…はず(ちょっと自信ない)
 でも名古屋弁だと「なに」よりも「が」が高い。・・・これは自信ある!
 
 寿人 確かに「なにできるか」って言ったよねぇ。
その直後も「楽しかった」と言ったよねぇ。
標準語では「たしかった」(のはず…自信ない)
 
 先日も 市の広報の音訳ボランティアで、標準語を綺麗に話せる(普段は名古屋弁も使う)お姉さまから「花桃さんは、なんでそんなところでって所で名古屋弁が出ちゃうよね」と笑われたばかり。
 そう! 長年 指摘されて気をつけるようになった部分は無事に読めたのに、変に意識し過ぎて『これは名古屋弁かもしれない』と思って回避したのが かえっておかしなアクセントになってしまう事があるらしい。
 
 なので「たのしかった」も 私の意識過剰かも。
 
 グランパスには、名古屋(近郊も含む)生まれ名古屋育ちの選手は多くないので、日々の練習などで名古屋弁が飛び交う事は無いと想像する。
 
 となると『正しい名古屋弁を話せるグランパス君』から伝授されたのかなぁ。
まさか、イベントなどで一緒になるK市長さんから伝染した?
飲食店などの店員さんとの会話で 自然に染まってるとしたら それは嬉しいなぁ。
 
『やってまった』続きのグランパス。
『まぁ~かん』である。
 
 寿人が『みんなも僕も でぇら頑張ったで、V字回復できて良かったがね』と 言える日が来ますように!

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2018年2月17日 (土)

未練

Img_3992

 大好きだった「赤い靴」捨てましたーーー涙。

 イブサンローランの赤い靴は これが二代目。

 これを買ったのは、まだ股関節が悪くなる前だから もう20年以上前になる。

 股関節が悪くなってからも、踵が低いのでけっこう履いた。

 普通の人よりも歩く距離が短いから、靴はあまり傷まないんだけど、さすがに何年も履けば あちこちが傷だらけになる。

 この写真だけ見ると「まだ十分履けるじゃん」だけど、つま先の底よりの皮がめくれてるのがわかるはず。

 踵も同様にぼろぼろに剥げてる。

 道端に落ちてても誰も拾わないくらいぼっちゃくなってる。

 

 それでもずっと捨てられなかった。

 同じタイプの靴を買わない限りは捨てられない。 

初代から二代目は簡単に見つかったのに、こういうデザインは もう古いのか、なかなか巡り合えず。

…でも下駄箱に入れてあっても 傷だらけの靴は やっぱり履かない。

 数年間履かないまま、新しい靴が増えて 下駄箱に入りきらなくなってきた。

 だから意を決して捨てたよ…。

 燃えるゴミ(我が市では、革靴は燃えるゴミ)の袋に入れた時 『あぁ、この中に入れても違和感がないくらいぼろっちいわ』と思った。

 でも…でも…大好きだったんだよ~。

 この靴に一番合う花柄のワンピース(7号サイズをさらにウエスト詰めてもらった)は はるか昔に着られなくなって友達に押し付けた。

 どっちも大好きだった。

 日傘をさしてお出かけした日が鮮やかによみがえる。

 妥協して買った新しい赤い靴は、やっぱり全くの別物。

 あのデザインが欲しかったんだ・・・。 未練、未練、未練。

 だからと言って ゴミ袋から救出はしないよ。

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2018年1月31日 (水)

真心に守られて

 
 日曜日、信仰している宗教の総本山へ 末寺から貸し切りバスでお参りに行って来た。
 
 その前の水曜日、うっすら粉雪が積もったベランダにゴミを出そうとして 右足が滑った。
左足が室内に残っていたので転倒は免れたけれど、右足付け根の後ろ側に変な痛みが。
あ~~右の人工関節にダメージ与えてしまった!
 
 左股関節の痛みを『日常の痛み』として健気に受け入れつつあったのに…。
それまで『右が痛くなくてありがたい』だったのが『右までダメじゃん…』となり、すっかり落ち込んでしまった。
 
 木・金と時間が過ぎても 近所の道のあちこちが凍っている。
どこが凍ってるか分からないようなところへ行くのは不安だ。
足がすくむ。
 28日(日)の参詣、車椅子で行くかなぁ…その方が安全だけれど、車椅子は 積み下ろしやスロープ目指して遠回りや 色々 面倒なんだよなぁ…。
 
 そして『行くの やめようかな』と。
お金は払ってあるので、私が行かなくても 他の皆さんに迷惑かける事もないし。
 
 そこに現れたのが 病気友達のみぃさん。
ちょっと前に、彼女の得意な色鉛筆画の作品が表彰された件で、手紙を書いた。
お祝いのはずが、足の痛みの愚痴も…。
 その状況を心配してくれたみぃさんが 長文のメールをくれた。
アドバイスとか背中を押すとか そういうのとは別次元の言葉をたくさん貰った。
 
 そして彼女に返信メールを打ち始めた時は『参詣 やめる』つもりだったのが、打ち終わる頃には なぜか『車椅子で行こう!』に変わってた。
 
 不思議だったなぁ。
 
 さて、貸し切りバスでの参詣は、いつものように老若男女和気あいあいで出発。
 
 私よりもうんと年上の方たちはお元気で 私のお世話をしてくださる。
ありがたく甘えさせてもらう。
 
  総本山の広大な境内では、気圧の変化でふらっとした年配男性と私の二人だけが 住職の車で移動させてもらえて、寒くも無く車椅子の長距離移動で疲れる事もなく。
 
 短距離の車椅子移動では「押そうか?」「ここは自分で行った方が楽なんです」「じゃあ見てるね」と 自然体のサポート。
 
 いつも参詣の手続きから 当日の仕切りをしてくれる若い夫婦にも あれこれ気遣ってもらい「あぁ来て良かったなぁ…」と何度も思った。
 
 本尊にお目通りし、たくさんのご祈念と 最後は『春の参詣にも来られますように』
 
 無事に貸し切りバスに戻り、出発を待つ間に
「トイレ 行く人は 今のうちに行ってくださ~い」と、仕切り担当の若い夫君。
私は本堂からバスまで住職に車で送ってもらったので、トイレに寄れず。
発車待ちのバスからトイレはちょっと距離があるので、PAで行けばいいけど、念のため 次の休憩予定を尋ねると
「最初のSA休憩は1時間半後くらいです」
え~1時間半後かぁ…もつかなぁ…でも 今 私がよちよちと行く時間の余裕あるかなぁ…。
私の迷いを見越したように「出発までは まだ余裕ありますよ~」と若夫婦。
それでも、バスから見えないところにあるトイレだもんねぇ…と まだ迷っていると、小・中学生のお孫ちゃんと一緒に来ているMさんが「花桃さん行くの? 一緒に行こ!」と。
その一言で決心がつき、バスから降りると バスの運転手さんがわざわざ降りて「車椅子出しますよ」
長いスロープへ回るのが面倒だったし「ありがとうございます。杖で行きますから、大丈夫です」
 
 …階段を手すりと杖で行く方が楽かなぁ…スロープで遠回りして時間かかると 皆を待たせちゃうかなぁ…どうしようかなぁ…と 一瞬 迷ったら またもMさんが
「私 こっちから行くよ!」とスロープの方へ。
下の小学生のお孫ちゃんまで付き合わせてスロープを歩いてトイレへ。
 
 さり気ない真心に涙が出た。
 
 帰りはバス旅行みたいで いつも楽しいんだけれど、今の私は暗くなると足元が見えず、転倒回避の為にバスから降りられないので、明るいうちに寄った最初のSAでサンドイッチなどを購入。
 念の為にトイレも済ませて、もうここから2時間は降りない支度。
 そしたら2度目のSAで降りなかった私に、戻って来たMさんが「はい、花桃さん、これ食べて」とお菓子を膝に置いてくれた。
 
 無事に末寺に到着。
 
 暗くなると運転できないからタクシーを呼ぶつもりの私に またも「私が送っていくよ。車取ってくるから ここで待ってて」とMさん。
 お寺から駐車場まで ちょっと歩くんです…。
 
 ありがたく待って、車椅子を積み込んでもらった時、お寺の玄関から「あ、これ 誰の忘れ物かな!」と声が。
ぎゃぁ~~~私の手提げ袋(ひざ掛けや食べ物入り)
 
 若い人たちが最後まで残ってくれてて 忘れ物まで見つけてもらった。
 
  ああ、本当に来て良かった…。
色んな人に「ありがとう」を何度言っても足りないくらいの嬉しい気持ち。
 
 マンション前でMさんに車椅子を下してもらい、最後の難関。
 マンション正面玄関の3段の階段を上がる為には、車椅子の座面に載せた荷物を先に上げ、車椅子を畳んで私が持ち上げるしかない。
 
 かすかな期待を持って駐輪場を覗くと…なんて事! 扉の前に車椅子ぎりぎり通れるスペースが空いてるじゃん!
 
 この駐輪場はいつも満車で扉が開閉できない事が多い。
昼間、住民が外出してる時ならまだしも、夜間のこの時刻に ここが空いてるなんて奇跡。
 私の為に空けておいてくれたみたい。
 
 みぃさん(妖力持ち・私の事をまるでどこかから見てるかのような対応をしばしばしてくれる)が『無事に参詣してこられるように』祈ってくれてたんだろうなぁ。
 
  真心と不思議な力に守られた参詣。
 感謝の気持ちをエネルギーに換えて頑張るぞーーー!
 
 …となるべきなんだけど、帰宅して3日たつと …やっぱり左股関節が痛いよ、なんか色々 面倒だよ~(苦笑
 
 

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2018年1月 8日 (月)

振袖

 成人席のニュースがテレビに流れ、朝刊には、地域の成人式の記事と写真が掲載されている。
 私は、目を凝らしてそれらを見つめる。
 テレビの前に移動して画面にかぶりつく。
 知ってる子がいるわけでもないのに。
 ・・・そう、振袖をよーく見たいんです。
 もっと言えば、新聞に入って来る呉服屋さんの広告も 毎回 しっかり見てるし、地元のショッピングセンター清〇屋さんへ食品を買いに行っても、時間があれば上の階の呉服屋さんを見る。
 呉服屋さんの店先は さすがに直に見られるので『これ好きだなぁ~!』というのに出会うと 見惚れてしまう。
 
 そっかぁ・・・こういう色には この帯が合うんだなぁ・・・自分では思いつかないわ。
 この呉服屋さんは、毎年、お客さんのお正月や成人式の写真をずらりと並べて展示していて、それも 長時間 眺めてしまう。
 お店の人は 少し前までは「自分の娘の参考にしてるんだろうな」と思ってただろうな。
 振袖が好きなんです。 
 ・・・どんなのでも好きなわけじゃなくて、好きな柄や色合いがあるの。品のある古典的なのがいい。
 私の振袖(うわぁ~もう40年も前の話になるの)は、懇意にしてる呉服屋さんが出る展示会がホテルであり、そこへ行って選んだ。
 白地に朱色・山吹色・濃紺の雲が絞りで染め出されてる。
花柄じゃなくて個性的なのを選んだ。
「成人式が終わったら袖を切ってもいいし、将来 自分の娘に着せてもいいし」なんて言ってたなぁ。
 友達の結婚式に何度も着たから堪能できたけど、娘に着せる夢だけは叶わなかったな・・・。
 母と選んだ私の振袖、大好きだった。
 
 でも・・・今 広告や実物を見ると「ああ、こういう柄の方が似合ってたかも~。こういうの着てみたかった~」と思ってしまうのでした。
 そして「娘が居たら、今 流行のどうこう・・・と主張しても認めず、私の好みで上品で可憐なお嬢様風の振袖を着せて、髪はオーソドックスに結い、ちりめん細工の花かんざしをつけて、草履とバッグは こうで・・・」と あれこれ夢想する。
 ・・・と ハタと気づく。
 もし娘が居たら もうとっくに成人してて、そろそろ孫の着物を算段する歳だったわ。

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2017年12月23日 (土)

「蓮根の恐怖」再び

 
以前 私は「集合体恐怖症」だとブログに書いた。
 
蓮根のきんぴらの画像も載せた。
http://hanamomodiary.cocolog-nifty.com/hanamomodiary/2017/02/index.html#entry-111596657
 
 ちょっと前に、蓮根が太かったので、縦半分に切ってから輪切りにして(かまぼこみたいな形になる)きんぴらを作った。
 集合体恐怖症で ぞ~っとするくせに、実は そのぞ~~~っが ちょっぴり快感でもあるので、黒い中華鍋にひろげて じ~っと見つめてみた。
 ところが・・・あれ? ぞ~っとしないぞ。
 変だなぁ…さらにひろげ直して凝視するも なんともない。 ただの蓮根じゃん。
 ふ~ん、私の集合体恐怖症 蓮根に関しては不感症になってしまったのか…。
 
 それが先日、細い蓮根できんぴらを作った際、もう平気だから~と 期待もせずに(ぞ~っとする期待)鍋を眺めたら
 
 うぅぅぅわ!!

Image618

 これは だめだぁーーーーーーっ!!

 ぞぞぞぞぞーーーーーーっ!

 そして また じっと見る(笑)

 そうか…私の集合体恐怖症は、丸の中の丸がダメなのね。

 ちょっぴりの快感も味わいつつ調理を終えて 夕食時、テレビでハチの巣が映り、そこでも「うぅぅあ・・・」とのけぞる私。

 夫がすかさずチャンネルを替える。

「え、替えるの?」

「うるさいですから」

 うぅぅわ! と 叫ぶ事も 実は楽しかったりするんだけどなぁ。

 でも集合体恐怖症で検索すると必ず出て来るハスの実の画像を あえて見たいとは思わない。

 あれはしばらく脳裏に焼き付き、目を閉じると現れて 背筋が凍る。

 …と打ってる間に もう過去に見た画像がよみがえり鳥肌が立っております。

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2017年4月25日 (火)

復活と『自身の乗り遅れ度』を知る

 
 ご心配をおかけしていますが 体調は ほぼ復活したような気がします。
 
  22(土)のグランパスの試合、行けるかなぁ~無理かなぁ~寿人出ないから無理して行かなくてもいいかなぁ~でもチケットもったいないしなぁ~と逡巡してたけれど、当日 外気がすっきりしてたら どんどん行ける気がしてきて出かけた。
 まさに「気圧病」って感じ? 詳しい事は知りませんが…汗。
 
 久しぶりの一人観戦だったので、タクシーを多用しましたが…。
 
 
 
 スタジアムでは レミちゃんが「一人だから心配してた。荷物持つわ」と 入口で待っててくれた^^
 握手会に寿人が出てたら並ぼうかなと思ってた私。 レミちゃんも同じだったもよう。
 
 そして二人が同時刻に
『握手会 ○君と○君と○君だったのでスタジアム内に入ってきちゃった』
『握手会 寿人出ないわ。コンコースの日陰に向かいます』とメール送信しあってた(笑)
 
  握手会に出てくれた選手の皆さん、ごめんなさい!
 
 狙って購入する席も 試合中はほぼ日陰である事を確認して安心した。(前回は曇天時々雨でわからなかった)
 
 寿人が出ていない試合は、シンプルに楽しめる。
応援チャントに合わせて手拍子するのも 鼻歌レベルで唱和するのも 選手のプレーに思わず拍手したり息をのんだり「きゃぁーーー」と叫んでしまったりするのも楽しい。
 
 寿人の出る試合は、寿人を見るのに必死で 寿人が良いプレーしてるか・寿人にいいパスが行くか・寿人が危ない事になってないか・寿人がゴールできるか・・・そんなことばかり気にしちゃって。
 変な力が入ってしまい「試合観戦を楽しむ」とは違う緊張をしてしまう。
 
 寿人の居ない試合が ずっとじゃ困るけれど、ライトなグランパスファンとして 一生懸命 でも楽しく観戦するのもいいなと思ったことでした。
 
 
 そして試合終了後、おもむろに取り出すガラケー。
 
 実は高校のクラス会(先月の同窓会から派生したクラスを越えた飲み会)があるのでした。
 
 いつものように「一応 欠席。 行けそうになったら行く」という特別待遇。
 
 同窓会の日「22日どう?」と聞かれて「試合なんだよねぇ~(ふふふ、いっちょ前にサポーター気取り)でも せっかく名古屋まで来てるしねぇ…けど体がもつかなぁ…」
「迎えに行ったるわ!」と やり取りしてたものの、飲み会だから車で迎えに来て貰うのは申し訳ないし、地下鉄を乗り継いで迎えに来てもらうより、一人でタクシーで行っちゃった方がいいしなぁ…そもそも観戦だけで疲れて帰る可能性が高いわ…って事で、誰にもお迎えをお願いしてなかったのでした。
 
 仲良しのメンバーに「試合終わったから もう店へ行く。まだ2時間あるから付き合って」と電話。
 
  いつものクラス会(という名の 中年の健全な集い)に 今回は 2年の時のクラスメイトが新メンバーに加わってたので、その子達に逢いたかった。
 
 だから顔だけ見て ちょっとしゃべって、ちょっとお腹に入れたら 早々に帰って来るつもりだった。
 
 「ゆうんちへ 皆で遊びに行ったよねぇ」
うんうん あの頃、みんな名古屋市内に住んでて『僻地のゆうんちへ行くのは遠足・小旅行』と言われてたからねぇ。
 
 僻地扱いの事は覚えてなくて「ゆうの お手製プリンを食べたわ~」
あ~~そうそう!! 私が作ったんじゃなくて母だけどね。
 
 当時、近所で流行ってた『ゼラチンを使うプリン』レモン汁にお砂糖を入れたシロップをかけたもの。
 プリンじゃなく 今なら『ババロア』『ムース』とでもいうのだろうか? (注;42年前でもババロアやムースはあった)
 
  そこから「お母さん 元気?」となり アルツハイマーで特養にいる話。
 
 当時お付き合いしてたF君が酔っぱらって「苦労してない人はボケやすいんだぞ」とのたまう。
「苦労してるじゃん。病気の父と娘を抱えて頑張ったじゃん」と反論すると
「そうだけど、ゆうのお袋さん 性格的に なんかこう ほわ~んとしとるだろう」
 
 ほわ~んと…ね。
 
 「ほわ~んと」は ちょっと違うけど、そういう風にみんなの記憶に残ってる母が嬉しかった。
 
 同窓会では挨拶だけで ゆっくり話せなかった子達と た~くさん話せて楽しい時間はアッという間。
 
 
 私が呼んだメンバー4人は5時半からのスタートだったのに、結局 最後まで(お店の都合で9時半解散)居てしまった…。
 
 もちろんそこから二次会に行くメンバーには加わりませんでしたよ。
 
 さて、二次会行かないメンバーで地下鉄駅に降りた時…。
 
 どこで乗り換えるんだったかなぁ…切符どこで買うんだっけなぁ…と きょろきょろする私。
ところが皆は談笑しながら、躊躇なく改札口に向かうではないか!
 
 あれ?切符買わないの?
 戸惑う私に気づいて足を止めるみんな。
 
 Mちゃんが戻って来て 私の切符購入に付き合ってくれた。
切符を買ったのは、どこでも車で行っちゃうNと『僻地』の私だけ。
 
 切符を買わなかった子達は、ピピッだか何だか音をさせて(どういう音だったかも覚えてない)ささ~っと改札口を抜けたのでした。
 
 付き合ってくれたMちゃんも同じように何か(何かって…笑)をかざして改札口を通り抜けました。
 
 えええ~みんな名古屋に通勤してないよ。 
 市内住まいじゃない子もいるよ。
 なのに、みんな『ピピっ』の『ささ~』なんだね!  驚き~。
 
 それが何なのか、どうやって課金してるのか(チャージってやつ?)ぜ~んぜんわかりません。
 
 私 ほんとに遅れてるなぁ…と 実感したのでした。
 
ガラケーだけど ピピっでささ~も知らないけれど、困らないしなぁ…。
 
はい、まぎれもなく「僻地のおばあちゃん」道まっしぐら。
 
 

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